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推し活!推しが変わってしまったら。

ちっちです。

11月15日(金)はLUNA SEA35周年ライブツアーのファイナルです。
このライブには参戦しませんが、私もお金と時間の許す限り今回のツアーを追いかけてきました。
今回は35周年ライブを通して感じたことを書いていこうと思います。


推しが変わってしまったら。

LUNA SEAのボーカル、RYUICHI(以下隆一)さんがステージに立つことについて、今様々な意見が飛び交っています。
隆一さんは喉の病気を患い2022年に手術してから、かつてとは全く違う声になってしまいました。手術から2年経ち少しずつ回復していると感じていますが(もちろん治療だけでなく相当な努力があると思います)、正直なところ個人的には「ああ、もう前の声には戻らないんだな」と思います。
今の声にはこれまでにない力強さが宿っていると感じてはますが、正直辛そうだなと思うこともありますし、調子がとても悪い時は元の音程を知らないとどんな曲かわからないこともあります。

そんな中、ライブの歌の一部が録音(口パク)ではないかという話が持ち上がっています。
演奏を聴いた人の中には、「ライブにわざわざ足を運んだのに、口パクとはどういうことだ」、「口パクに金を払うなんてバカバカしい」と言う方もいらっしゃいます。
そもそも、生歌の声についても批判する方が少なくありません。
「ひどい声だ」、「ステージから下りるべきでは」、「盲目的に賛同することが愛じゃない」、「LUNA SEAは終わった」、いろいろな意見があります。


ステージに立つ重み。

私はLUNA SEAのファンなので、LUNA SEAに関してはかなり色眼鏡で見ているのは間違いありません。
一方で、もしファンではないアーティストだったらどう思うのだろうと考えました。

私はプロではありませんが、例えば私が絵のプロで、ある時事故に遭い、両手を失ったとします。
足を使って筆を持つ方もいらっしゃいますが、その技を習得するのはかなり険しい道のりになると思います。
仮に足で絵をかけるようになったとしても、おそらく手で描いていた作品とは全くの別物になることでしょう。
そうなったとき、かつて私の絵を見てくれていた方々はどう思うのでしょうか。
足で描いた絵の新しい魅力を見出してくれる方もいらっしゃると思いますが、恐らく離れていく人が多いと思います。
なぜならば、期待していたものとは全く別物しか作れなくなっているからです。
必死で足で絵を描いている姿や血のにじむ苦労をしている様子に胸を打たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、私はそれは絵の評価基準には当たらないと思います。

アーティストにとってのステージは、絵描きにとっては作品そのもの。
プロならば、純粋に絵で勝負しなければいけないと思うからです。

まあ私は絵のプロではないので、上記の話は全て当てはまるわけではありません。しかし、私の実際の仕事に当てはめるとしたら、一切の情けはかけないと思います。
なので、今のLUNA SEAに厳しい意見を持っていらっしゃる方の気持ちはわかります。八つ当たりのように文句を言っている人も少なからずいるとは思いますが、元々ファンだった方など、期待が大きいが故に厳しくなっている方も多くいらっしゃると思います。


言うても私ファン2年目だから。

ここからは私の考えを書こうと思います。

その前に一つお伝えしたいことがあります。
私はまだまだファン2年目で、隆一さんが喉を壊してからファンです。
もちろん以前のすてきな声はよく知っており、長年のファンのみなさまの想いは理解できていると思いますが、私の場合、隆一さんの今の喉の状況がデフォルトで、今のLUNA SEAがLUNA SEAだと思っているので(なんだそりゃ)、ずっとファンでいるみなさまとは判断基準が違うかもしれません。
(つまりこの記事のタイトルが「推しが変わってしまったら」ですが、私の中で推しは変わっていません。申し訳ありません。)

話を戻して、今回の件についての私の考えを書こうと思います。
私はLUNA SEAの楽曲が、メンバー5人の今の演奏、今の歌声が大好きです。また一人一人のメンバーの人柄もすてきですが、この5人というグループが大好きなので、5人が決めたことを全力で応援したいと思っています。どんな厳しい言葉をぶつけられても隆一さんが前を見続けるのも、それをほかの4人が支えている姿もとても胸が熱くなります。
たとえ歌声の一部が録音だろうが、声がかすれて聴き取れなかろうが、全然重要ではないのです。現在地のLUNA SEAを目に焼き付けたいと思っています。
先ほど、プロだったら純粋に作品で勝負すべきという趣旨を書きましたが、LUNA SEAに関しては例外、というのが正直な気持ちです。
筋道が通っていない結論になってしまい、大変恐縮です……
しかしそれがファンというものなのかもしれないと思います。


推し活ってなんだろう。

今のLUNA SEAを批判する人たち。
ファンとして目を背けたい存在ではありますが、理解はできます。
批判はアーティストに対する期待の大きさであり、叱咤激励であり、推し活のもう一つの形なのかもしれないですね。

ただ、これだけは言いたい。

「全盛期のLUNA SEAは神だけど、今のLUNA SEAは終わっている」という人の中に「自分こそ一番のLUNA SEAの理解者」と自称する方がいらっしゃいます。

それは絶対に違うと思います!
LUNA SEA
の一番の理解者は、現在地にいるLUNA SEA|応援している《推している》我々だ!
ムキー!


はい。
そんなことを思った今日この頃です。
今の私の思いをつらつらとしたためましたが、なにか掴みどころがなく、これが正解という確信はありません。
LUNA SEAを信じて追いかけることで、きちんと答えが見つけられたらよいなと思います。

今回の記事はこんなところで締めようと思います。

それでは来週。

ちっち。

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ちっち
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