鎮痛剤
こんにちは🐥
実家にマリー・ローランサンの複製画がありました。と……今はきっとホコリだらけになっているだろう、姉妹の絵……ごめんね(;ŏ﹏ŏ)と思いながら、マリー・ローランサン自身については全くといっていいほど知らない。
そんな中「鼻がない?」のタイトルが気になり、もちもちさまの記事を読ませていただきました。
ありがとうございます😊
中学生の頃『若き日の詩集』(新川和江編)が好きで4でいました。そこにマリー・ローランサンの「鎮痛剤」という詩があって、なんとなく気だるい、お子さまのワタシの脳内には娼婦に近い雰囲気の女性が浮かんでいました。
いろんな方が訳していて、タイトルも「鎮痛剤」「鎮静剤」とあるようですね。今まで知らなかったです。
私が読んだのは石邨幹子さん訳でした。
鎮痛剤
マリー・ローランサン
石邨幹子 訳
わびしいというより悲しい
悲しいというより
ふしあわせ
ふしあわせというより
苦しい
苦しいというより
見すてられて
見すてられたというより
ひとりぼっち
ひとりぼっちというより
追放されて
追放されたというより
死んでいる
死んでいるよりも
忘れられた女(もの)。
訳者の石邨さんは多分この方 ⇩
コチラは初めて聴いた高田渡さんの歌!
最初の会話もお楽しみ下さい🍊