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悲しみのワイヤレスイヤホンレビュー記事第2弾・SONY編

おはこんばんにちは、超能力戦士ドリアンのボーカルおーちくんです。オリンピック、開かれますか?



さてさて先日、ワイヤレスイヤホンの記事を書いて数日経ちました。

『ゼンハイザーのモメンタムトゥルーワイヤレス1と2の比較レビュー記事また書きます』って言って、実際に書いていたところだったんですが。

その前に1つ、まーた別の機種を購入したので先にそちらのレビューを書かせてください。




SONY「WF-1000XM3」

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総評…日本第2位のワイヤレスイヤホンの実力は伊達ではない!けど購入はちょっと待って話を聞いて。

音質:☆☆☆☆

コスト/コストパフォーマンス:☆☆/☆☆☆

操作性:☆☆

拡張性:☆☆☆

ノイズキャンセリング:☆☆☆

外音取込:☆☆

外観:☆☆☆

その他:☆☆


説明不要の大企業・SONYから2019年7月に発売後、売れに売れてAirPods・AirPods Proに次いで日本で3番目に売れているワイヤレスイヤホン。ぼくの中ではAirPods・AirPods Proは同じ括りなので、実質日本第2位のワイヤレスイヤホンでございます(ガバガバ理論だが販売メーカー的には実際にそうだし許して)


突然ですが、ぼく元々は生粋のSONYっ子だったんですよ。

iPodではなくてWALKMAN、64よりもPlayStation。そんな子どもでした。後者の情報は別にいらんか、デジモンワールドとパラッパラッパー最高。

明確な転換期もないまま、今となっては身の回りMac製品だらけのゴリゴリのApple信者に生まれ変わっていたんですが。

昔のぼくはまぁ尖っていて「iPodはゴミ!WALKMANの音質最高!iPod買った事ないけど!」みたいな、視野の狭い排他的で非常に偏った痛いクソガキでした。ちょっと言い過ぎかもしれませんが、まぁ自分の過去なんかちょっと脚色するくらいがちょうどいいでしょう。誰にも迷惑かけんし。へへっ。

そんな痛かったクソガキ時代ぶりにSONYの音響機器買ったんですが、やっぱりSONYは最高ですね。



●プラス面

音が想定の8.8倍くらい良かった。めっちゃ好みだわ。ほんまに2年前の機種かよWALKMAN最高ウォーズマン最強。流石SONYです。信者に戻りそう。

めちゃくちゃクッキリとしたわかりやすい音で、高音がだいぶたってますがそこまでシャリシャリ耳つくような嫌な感じもしない(エネルギッシュな音なので聴く人や曲によってはちとキツい可能性もあると思う)。momentum true wirelessとは音の種類がだいぶ違いますが、聴く音源や日によってはコッチ選ぶぜってくらい良い音です。momentum true wirelessの事をワイヤレスイヤホン界のガッキーだと思っているぼくがここまで言うんです。スゴさ、わかってもらえるでしょう。今推敲してるところですが、例えも文章も気持ち悪いなぁ自分。


とにかく音は良く、他の機能も必要十分取り揃えてるなって印象。


外音取り込み機能はあまり強くはないが音を自然に取り込んでくれるし、ノイキャンも「音が消えた!」とか言うほどではないですが効きが実感できる程度の力はあり、まずまずと言ったところ。(ただ試聴した時はもっとノイキャン効いてた気がするんやけどなぁ。ほんとまずまずです。)


操作性もまずまず。タッチセンサー操作だが、押しやすくて感度も良好。アプリでのカスタマイズも可能。


アプリでイコライザーも自由にいじれるし、SONY独自の360 Reality AudioやDSEE HXといった音質向上体験ができる。


また、販売開始からずっとSONYの完全ワイヤレスイヤホン最高峰の座についていただけあり、2年経った今でもアップデートが行われているなどアフターフォローも手厚い


外観は黒・白ともに、高級感あるデザインのバッテリーケース。


イヤーピースが2種類3サイズずつの計6種付属してきたり、接続端子がtypeCなのも嬉しいポイント。


『おいおい、めっちゃよさそうじゃねぇかコレおい!』みたいな褒め方してますが、そろそろマイナス面をあげます。




●マイナス面

・2年経っても全然値崩れせず、依然高い(多分今後値下がりします。後述)

・バッテリーケースがバカみたいにデカい。もちろんイヤホン本体もバカみたいにデカい。マジでデカい

・イヤホンがデカいので装着感もイマイチの可能性が高い。実際ぼくにはあまりあわない。あと形もめちゃくちゃ独特。

アプリが絶妙に使いづらい

・タッチ操作のカスタマイズは出来るが、自由に割り振り出来るのではなく、プリセットされた機能を左右に振るのみ。再生コントロール・音量コントロール・外音コントロールのどれか1つが必ず使えない点は痛い

接続性があまり良くない。外で使うと接続途切れることがしばしばあった(音質優先モードではなく接続優先モードに切り替える事で改善できるかもしれないが「音質優先しないんだったらこのイヤホン使う必要ある?」っていうのがぼくの感想)。地味にストレス

・ノイキャンや外音取り込みモードに切り替え時、一瞬音楽が止まる。地味にストレス

・タッチの感度はいいが、タッチ後のレスポンスはワンテンポ遅れる。これも地味にストレス

防水性能が全くない(他のワイヤレスイヤホンがだいたいIPX4くらいは防水性がある中、全く防水性ないのは雨や汗が少し不安)

・おそらく2021年中に後継機が発売される(この記事書いてる間に公式の発表があり、6/25に発売が決定した。この機種がマジで期待値高い。値段も高い。後述)


マイナス面を並べるとこんな感じ。なかなか致命的な欠点もあります。


まず個人的に1番気になる点が、イヤホン本体およびバッテリーケースの大きさ。流石にデカすぎる。特にバッテリーケース。持ち運びにちょっと邪魔に感じる程度にはデカい。色んなワイヤレスイヤホン買ってきたけどマジで1番デカいと思う。

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(シリコンケース込みで手持ち最小のJabra Elite active75tと比べるとこんな感じ。仲睦まじいイヤホンのお父さんと子どもみたいな絵面になる)


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(適当に手の届く範囲にあった手持ちの機種と比較。1つだけ存在感が突出している)


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(比較対象が三つ折り財布でこの通り。荷物嵩張るのが嫌で長財布から三つ折り財布に買い替えたのに、三つ折り財布を2つ持ち歩くみたいな感じになる)


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(『ケース込みなんて卑怯だ!ネガキャンだ!』って思われそうだったのでケース無しの本体純粋比較。いや、デカいよ)


そしてそれだけデカいわりにはバッテリー持ちは並程度(バッテリーケース込み最大24時間)。モバイルバッテリーにもなるAviotのTE-D01dみたいな性能があればまだ目をつむれたけど、そういった機能もない上でこの大きさは日常使い考えたら流石に微妙。


イヤホン本体の大きさ・形も言及せずにはいられない点。ノイキャン性能をそこまで感じられないのは、装着感の悪さも原因の1つだと思っています。

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(何故この形状でいこうと思ったのかだいぶ疑問なイヤホン本体。やはりデカい)


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(イヤホン本体もJabra Elite active75tと比較。今回はお兄ちゃんと弟といった感じの出で立ちだ。デカいよ)


そして人に勧めにくい点2つ目は値段。後継機出てない(2021年6月5日の時点)からか高い。定価27,500円、発売から2年経った現在でも新品2万円以上するコストをどう考えるか。個人的にはちと高いかなと。その価格だと2020年以降に出た最新モデルで良い機種かなり選べるからライバルが多過ぎる。


あとは接続性の面だったり、各種操作のタイムラグだったり、使っていて地味に気になる点がちょくちょくあります。

それでも総合していいイヤホンかなとは思います。思いますが…










だからこそ後継機「WF-1000XM4」に期待せずにいられない!!!



●後継機・WF-1000XM4の存在

リーク情報もあり『発売から2年経つしそろそろ出るか?2021年の年内中には出るか?』と言われていたんですが、まさかの2021年6月25日発売

WF-1000MX3の欠点を補ってくれたら、全ての完全ワイヤレスイヤホン中で最強の座を射止める可能性すら感じております!

カタログスペックと先行レビューみてる限り、欠点がほぼ解消された上で音質やノイキャン・外音取り込み辺りはキッチリ進化してそうでめちゃくちゃ良さげ!

ただ高いけどね!定価33,000円!高級嗜好品!!!



そんなわけで、2021年6月の今WF-1000XM3を買うのは『ちょっと待った!』と言いたいです。まぁ俺は買ったんだけど

後継機のWF-1000XM4が出るから、少なくともそっちと性能を比較してから買うのが吉かと。後継機の発売後は値段下がる可能性も高いと思うので、それ待っても良いかなって思いますね。



…と、ゆくゆくは出るって事はわかっていたんですが、まさか買って1週間も経たないうちに新作発表、しかも発売はわずか半月後すぐ出るっていうことでちょっと悲しかったんで取り急ぎnoteに書き記しました。いや、だいぶ悲しい。みんなは時代の流れ、しっかり見極めようね。



WF-1000XM4はマジで買うか真剣に悩み中です。値段がなぁ…俺iPhoneユーザーだからこの機種のスペックをフルで活かしきれないし…だいたいmomentum2もあるしなぁ…うーむ…まぁ買ったらレビューします(フラグ)

今回も最後までありがとうございました。次こそmomentum対決のレビューをあげます、アディオス。









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