異なる床で同じ夢をみる~月城かなとと海乃美月
『Eternal Voice 消え残る想い』の初見の感想で、海乃美月について「かつて読まれ、いま読まれつつある、読まれうるもの」という思いを込めて"テクスト"と半ば発作的に記述してしまったのは、まず第一に月城かなとのスター特性を「読む者」と措定した上で「(自らの短くはないであろう宝塚観劇史にあってこれまで雪組から月組にいたる様々な月城かなとを見てきたけど)やっぱりうみちゃんを読む月城さんがなにより好きだなあ……」という思いがあったからで、それは海乃美月ありきの月城かなと……と