桜花賞について考える

先週の大阪杯は
A→A→A
とA以上をつけた上位三頭で決まってくれた
展開予想としては三頭の逃げ候補を出したがどれでもなくダノンキングリーの逃げ
これは想定外だったがペースは結局スロー寄り、この時点で後半36秒台になる事は無くブラストワンピースは終了
ラッキーライラックもクロノジェネシスも位置取りはほぼベスト
内枠に入った分ラッキーライラックに軍配が上がったか
ダノンキングリーは輸送が苦手という程でも無く今回は前に目標を作れなかった事が敗因で基本的に瞬発力勝負には向いている
ジナンボーをいかせて番手で折り合いをつけていたら前哨戦の中山記念と同じ結果になったかもしれない

:;(∩´﹏`∩);:

桜花賞の予想と短評

母数の多い消去法データに該当する馬は基本的にスルー(過去10年
・前走10人気以下
0-0-0-23
・前走がエルフィンS以外のオープン以下
0-0-0-27
・キャリア7戦以上
0-0-0-27
・前走Fレビューで2人気以下
0-0-0-49
・前走阪神以外で2着以下
0-0-0-35

オッズ加味するパターン
関東馬で8人気以下
0-0-0-39
関東騎手で5番人気以下
0-0-0-37

また下の数字は鞍上の2016〜2020の今年含めた5年間の阪神、芝1600のコース成績
消し馬以外は記載


①ナイントゥファイブ→消
消去法該当馬
前走は舞台が合うと思って高評価だったが流石に桜花賞には向く脚質でもなく家賃も高そう

②チェーンオブラブ→D
オッズ的消去法該当馬
前走のチューリップ賞では左にちょっと寄ったところをシャンドフルールがフラつきそれを避けようとしたのか5頭分くらい内側に斜行
真っ直ぐ走っていたらもっと上の着順になれたかもしれない
末脚は確実なのでワンチャンあってもいいと思えるが内枠で包まれたところを石橋Jが上手く捌けるイメージもわかない
石橋騎手2-1-0-9

③スマイルカナ→D
オッズ的消去法該当馬
陣営が逃げる宣言しているのには注目
実際この馬が逃げるかどうかで展開=結果が変わると言っても過言では無いと思っている
スマイルカナが逃げた場合は例年通りの瞬発力戦、上がりが使える馬が上位台頭する結果になるのではないだろうか
この馬自体の評価としては逃げて残れる程の力があるとは思わないし控えてもキレ負けしそう
柴田騎手0-0-0-4

④サンクテュエール→B
ルメールがこの馬を選んだのだろうか?
負けたのはリアアメリアのみだがアルテミスSは先行有利だったので負け方は不満
シンザン記念ではゲートの出は遅れたものの好位につけて後のきさらぎ勝勝ち馬コルテジアに勝利している
ここで連帯した馬が桜花賞に出走した際はアーモンドアイ、ジュエラー、ジェンティルドンナと好走。
ただ上記3頭は上がり34秒台を出しており、サンクテュエールは上がりが35秒台。アーモンドアイに2着したツヅミモンも35秒台で桜花賞は9着。
例年の様に上がり勝負の桜花賞となった時は危険な人気馬かも知れないがレシステンシアの作るペースでの非瞬発力戦には逆に向いているとも考えられる
また勝った二戦と負けた一戦の差は坂の有無でもあるのでもしかしたら平坦コースの方が得意かも知れない
能力は高いとは思うけど正直まだわからない部分が多いのでルメール人気も含めて妙味も無く人気程の信頼が出来るかと言われたら疑問
ルメール騎手22-11-9-34

⑤マルターズディオサ→A
先行力も末脚もあり前からも後ろからも経験しつつの好走した経験を持ち抜群の安定感
非ノーザンと鞍上のせいか人気にならない
前走の疲れが無ければここでも好走可能な素質馬であり今回も馬券内となる確率は相当高いと見ているがノーザン系が目標としているG Iを勝ち切れるか?
キズナ産駒の重賞勝利はこの馬含めて三頭全て非社台となっており今回も風穴を開けることに期待する
田辺騎手3-1-4-25

⑥ウーマンズハート→C
新馬戦では逃げたと言えどマルターズディオサを圧倒
二戦目でも32秒台の上りと抜群の末脚を披露
阪神JFでは4着に惜敗も初の先行策をとったせいか?と思いチューリップ賞で本命を打ったが直線伸びず6着
シャンドフルールがフラついたせいでスピードに乗るのが遅れたのもあるが案外な結果
一度叩いての上積みに期待したいが前走マイナス10㎏ではどうだろうか?前走が調整失敗なら3度目の正直で狙っても面白い一頭
ただ走法的にも今のところ平坦コースになったら買ってみたい
あとは藤岡康太騎手は相当このコース相性悪いのも気になる
0-3-3-68

⑦ヒルノマリブ→消
消去法該当馬
過去のレースレベルも高いわけでもなく特筆すべき事も無し

⑧リアアメリア→B
阪神JFから桜花賞勝つのでは?と言われて1番人気を背負いながら位置取りが後方となり届かず惨敗
Sペースのレース経験しか無かったのが原因か
レシステンシアが似たようなペースを刻み、似たような位置取りになると今回も苦しいと思うが一度経験しているので何かしらの対策を期待
気性難の馬なので今回無観客で行われるのはプラスになるかもしれない
レシステンシアがチューリップ賞くらいの逃げ、もしくはスマイルカナが逃げる様な展開となれば末脚は確実なので突っ込んで来る可能性は高い
つまりは「前回のチューリップ賞に出てたら勝っていた馬」として考えてもいいかも知れない
川田騎手23-17-20-61

⑨デアリングタクト→B
エルフィンステークスで上がり最速を使っての勝利。相手もFレビュー勝利のエーポスとチューリップ賞5着のスマートリアンと今年はまぁまぁレベルが高く単純な物差しでは力は足りる
過去10年データとして
前走OP→1-0-0-28
前走OP&3人気以下→0-0-0-13
キャリア2戦以内→0-0-0-4
とデータ上はあまり良くないが11年前には2戦2勝、エルフィンSからという同ローテのレッドディザイアが2着している
前走は出遅れて後ろからとなったが新馬戦では前目につけている。レシステンシアが作るペースに対応出来るかだが今回もある程度は先行して欲しい
前走のインパクトが強いせいで正直過剰人気感はあるがウォッカ超えのコースレコードは見逃せない
松山騎手4-11-7-104

⑩フィオリキアリ→消
消去法該当馬
後方から外回して上がり上位を使えるが足りないイメージ

⑪クラヴァシュドール→B
この馬も中団〜前目につけて上がりを使える安定した脚質
チューリップ賞組では賞金ボーダー的に怪しかったので桜花賞に出走する為に好走しなければならず、休み明けだがマイナス体重での出走となり勝負度合いが高かったのは間違いない
今回デキ落ちとは言わないが上積みを見込めるかと考えたら微妙
2回ともマルターズディオサに負けているのも気がかりだがほぼ差の無い内容だったので逆転の目があってもおかしくはない
デムーロ騎手14-16-12-50

⑫インターミッション→消
消去法該当馬
ここも特に特筆すべき点無し

⑬マジックキャッスル→B
消去法該当馬
負けてきた相手を考えたら相当力はある
前走も出遅れて後方から上がり最速を使って2着
ならばミヤマザクラに逆転は可能と考える
馬格が無い事と臨戦過程は不安かつ消去法データに該当するがこの人気で買えるのならば狙ってみたい一頭
浜中騎手13-5-9-60

⑭ミヤマザクラ→B
前走はハイペースラップの中前目からそのまま押し切り。長く脚を使う展開が得意
マイラーというよりも1800から2000の馬な感じがしてキレ負けする不安はある
いい位置につけて安定感のあるタイプと言えるのだが今回外枠に入った事でどこにつけるのか
未勝利ではスローペースからの瞬発力戦で2歳コースレコードを出したように器用なタイプなのでどこからでもいけそう
元々ホープフルSを狙っていた様にどちらかというとオークスで買いたい馬
福永騎手18-17-19-63

⑮ヤマカツマーメイド→D
消去法該当馬
Fレビュー組で買うとしたら唯一この馬か
池添騎手6-12-9-70

⑯ケープコッド
消去法該当馬
前走も4番人気ながらですの行き
特に評価無し

⑰レシステンシア→A
同舞台阪神JFでは逃げて圧巻のレコード
前哨戦のチューリップ賞では陣営が控える競馬を試してみると言っていたのに前に押し出されて不本意な逃げと明らかな試走であり敗因は明確且つ想定内。
瞬発力勝負になると駄目な事がわかったので今回は阪神JFと同じ展開に持ち込むはず
凡走するとしたら
チューリップ賞のような溜め逃げ、出遅れ、逃げない、スマイルカナが必要以上に突っ掛かっていく、これらのパターン
今回の8枠は正直相当辛い
他の不安点は逃げ馬が不振なレースでもあり、鞍上が武豊となるが桜花賞の成績は意外と微妙
過去10年で9回騎乗して
平均人気5.9で平均着順7.4着
となっており馬券になったのもリスグラシュー1回のみ
武騎手8-15-8-70

⑱エーポス→消
消去法該当馬
前走は出遅れたのが功を奏して上がり最速を使って1着も今回の相手ではちょっと足りない

(=゚ω゚)ノ

阪神1600特徴
展開→ミドルからスロー寄り
枠順→中枠>外枠>内枠
脚質→先行
血統→サンデー系、キングマンボ系

今年も同じ舞台で行われた阪神JF&チューリップ賞の王道ローテ前哨戦組vs他の路線組という構図

レシステンシアが引っ張ってH寄りのミドルペース想定
後ろからいく馬は脚が貯まらずに届かないとみて前目につけて上がりが使える馬からいきたい

◎レシステンシア
武豊鞍上のこの脚質、誰が競りかけるのか
逃げてミドルペース〜ハイペースなら勝ち負け
◯マルターズディオサ
謎に人気にならない、不安は鞍上
脚質の幅も広く1番馬券内の安定感はありそう
▲サンクテュエール
ディープ、ルメ、ノーザン、藤沢、天栄
抑えないと怖い要素だらけ
△デアリングタクト
まだわからないが化け物の可能性あり
△クラヴァシュドール
前走ここに出走する為にメイチ感あり、上積みはどうかも地力はある
×マジックキャッスル
まともに負けたの◎と◯の二頭のみ
前走の負けで人気落としたならば
×ミヤマザクラ
位置取りは良さそうだが最後の直線でキレ負けしそう

悩みちぅウーマンズハート

ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

今回の桜花賞はとにかく逃げ馬のペース次第
例年であればスロー寄りになり後傾ラップの瞬発力勝負となる
重馬場を除いた近5年の3着以内の上がりの平均が33.47と上がりが使える事がほぼ絶対条件で位置取りはあまり関係無い

ただ今回の予想は
レシステンシアのミドル以上の逃げ
これを前提にしている

今回レシステンシアが8枠に入りスマイルカナが2枠となった

もしもレシステンシアが逃げずにスマイルカナが逃げたパターンならば例年通り末脚自慢達が台頭するのではないだろうか?
近走の上がり平均上位と脚質をだしていくと
①ウーマンズハート
33.7ー差し
②クラヴァシュドール
33.9ー先行〜差し
③マルターズディオサ
34.1ー先行
④チェーンオブラブ
34.1ー差し
⑤サンクテュエール
34.2ー先行
⑥マジックキャッスル
34.3ー差し〜先行
⑦デアリングタクト
34.4ー差し
⑧リアアメリア
34.4ー差し

この辺りとなる
元の予想同様に一位のウーマンズハートが坂が苦手と仮定。それでも悩むが
脚質との兼ね合いで印を打つならば下記の様になるか?
横の成績はスローペースの結果
◎マルターズディオサ3-1-0-0
2着1回は逃げた時のもので全て33秒台
◯リアアメリア2-0-0-0
アルテミスSでは先行有利の条件でサンクテュエールを降す圧巻の末脚
▲サンクテュエール1-1-0-0
両方2番手から33秒台を使えている
⭐︎クラヴァシュドール1-2-0-0
全て先行して上がり33秒台
△デアリングタクト1-0-0-0
新馬のみで参考外
△マジックキャッスル1-0-0-0
この時期の牝馬には珍しくスローペースのレースの方が経験少ない。
マルターズディオサにキレ負け
×チェーンオブラブ1-1-0-2
負けた2回は出遅れと不利があってのもだが1枚落ちる感が否めない
位置取りと上がり平均を考えたらあって3着か


レシステンシアの逃げなら後ろからになりそうなリアアメリアがですの行き
スマイルカナの逃げなら瞬発力戦で分が悪いレシステンシアがですの行き
とする

ここまで読んでくださった皆様に感謝を(*´ω`*)

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