”ことば=文化”って本当?
〜はじめに〜
本記事は、英語を現在進行形で学習中の学生が、ろくに引用元も掲示せず、ただ己の知識をひけらかす形で進めていくものになります。あらかじめご了承いただけますと幸いです。
第2回目の記事になります。続けて読んでくださってる方も、初めましての方も、お目通し頂きましたこと、とても感謝しています。
どうか楽しんでいってもらえますと有り難いです。
さて、今回は”ことば=文化”というトピックで書いていきたいと思います。
英語学習をする中で必ずとぶち当たるであろう「壁」と、
それの原因について、私なりの考え方を展開して参ります。
最後までお付き合い頂けますと幸いです。
英語学習での「壁」
みなさんは何かを学ぶ上で、「壁」を感じたことはありますか?
学習において、壁は切っても切り離せないものであり、
学習している事柄・段階問わず、誰もが経験するものです。
「壁があるからこそ、挫折する」
「壁があるからこそ、成長する」
捉え方は人それぞれかと思います。
英語学習においても同様で、発音・単語・文法など挙げればキリがない。
その中で私は「語彙」について取り上げていきたいと思います。
「語彙」の深さ
簡単なクイズを出しましょう。
Q.次の英単語の意味の違いを説明しなさい。
information / data / intelligence
どうでしょう?
これらの違いをChatGPTに伺ったところ、以下のような返事がきました
"data":ただ羅列されただけの整理されていない事実
"information":整理されまとめられた”data"
"intelligence":さらに分析された”information"
まとめるとこのような感じでしょうか。
しかし、日本語ではこれらの単語はすべて「情報」の二文字にすべて集約されてしまいます。もしくは「データ」などの語の輸入をして表現しています。
つまり、対応する表現は元来の日本語には存在しないのです。
日本人が英語を学ぶ上で出会う壁の一つに「語彙」があると思います。
細かい使い分け、ニュアンスの違い、幾度となく悩まされてきたことでしょう。
しかしそれもそのはず。所々日本語にはない表現が混ざっているのです。
なら対応する語句作ればええやん
と思うのが人間です。
「というかなんで無いん?」
とかも考えそうです。私は考えました。
この疑問対し、あるとき一筋の光が差し込む考えを知りました。
言語と文化の関係性です。
これらは密接に繋がっており、言語はその地域の文化の特色を、文化はその地域の言語の特色を強く反映しているというのです。
これを事実と仮定するならば、
先ほどの問題に関して、英語圏では「情報」に関しての関心が高く、その結果細かい使い分けが行われ、語彙もそれに呼応する様に増えたと考えられます。
そして逆のパターンも考えられます。
「木漏れ日」という単語に対応する英単語が存在するでしょうか。
「木枯らし」という単語に対応する英単語が存在するでしょうか。
答えはNo。これこそが日本語の深さとも言えるでしょう。
語彙の深さ=文化的関心度合い
言語は文化的影響を強く受けます。
もちろん、これらはほんの一例に過ぎませんが、これだけでも日本語と英語の違う部分がはっきりと確認できたと思います。
英語を学ぶ中で、ちょっとした違いにこの様な深い背景が存在すると、
少し面白く見えてきませんか?
こういったわずかな楽しみでも英語学習の支えになればと思います。
以上、今回はこれで終わります。
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