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リーダーとマネジャーの違いとは


自分の中では明確に答えが出ている部分なんですが、臨床検査技師として働いていると「なーんか勘違いしている人多いなー」と感じるので、一度改めて書いておこうと思います。

まず前提を揃えておきましょう。

ここでいうリーダーとは「技師長」
マネジャーとは「他の役職」
です。

その上で話を進めます。

役割の違いでしかない

まず結論から。

リーダーは「方針決めて、決断する人」
マネジャーは「情報をまとめ、判断する人」

チームというのは基本構造的にはわりとシンプルだと思っています。

リーダーがいて、マネジャーがいて、他のメンバーがいる。
この3要素から成り立っています。細分化すればもっと分けられますが、基本としてはこんな感じです。もちろん、施設規模によってマネジャーがいたりいなかったすると思いますが、基本的にはおいた方が良いでしょう。

リーダーは方針を決めて、進むべき方向を決定する人です。何をもとに決断するのかといえば、マネジャーが整えてくれた情報からです。あとはマネジャー自身の判断も参考にします。

実際に手を動かす作業量としてはマネジャーほどの量はないと思います。なので楽そうに見えますが、やるべきこととしては重いです。

反対にマネジャーは手を動かす量はリーダーより多くなります。チームにまつわる情報を整えて、リーダーに決断させる作業が重要になります。また、メンバーとのパイプ役も果たすこともあります。最後の最後はリーダーが決断するので、直接の責任は負わなくてもいいポジションでもあります。

ものすごく簡単に書いていますが、原理原則はこんな感じです。

周りも、自分自身も、この原理原則を知っていないと指示系統はもちろんのこと、働き方に不満を覚えてしまったり、相談する際にどこにどうやって話を持っていけばいいのかわからなくなります。

まあ、世の中みんながみんな「チームのため」には働いていないのが現実なので、正しいアクションを起こしてもなぜか怒られる……みたいなこともありますけどね……

ひとつ、失敗談としてお伝えできることとしてリーダーは「なんでも自分でやらない」ってことです。ある程度はメンバーに任せておきましょう。それこそ揉め事も本来は当人同士で解決できるようになった方がいいんです(もちろん「そういうことがあった」というのはリーダーとして知っておくべきことですけどね)。

臨床検査室というのは、閉鎖空間です。なので、陰湿なこともたくさんおきますし、ある種のブラックボックスになった場所です。

そのような場所だからこそ正しい認識で働くことが大切だと思っています。正しいというか、きちんとした軸というか、構築というか。ブレブレではいい仕事なんでできないですから。

ということで、「リーダーとマネジャー」の役割はくれぐれも勘違いしないようにしましょう!

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だぴてぃ
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