ドット絵を3年以上継続した話
とりあえずかれこれ3年以上ドット絵を描いている者です。
3年以上継続すると、どの程度ドット絵が上達していくのか、 またその時何を考えていたのか、何をしていたのかが見どころの内容になります。
文章はかなり下手なので、ご容赦ください。
ドット絵をはじめたきっかけ
数年前に子供にタイピングを教えていたんですよ。
タイピング練習のついでに、マウスとかも練習させてて、Googleマップとか、ペイントとかも触らせておりました。
それで、どうやらペイントで描いた絵の完成度が気になっている様子でして、ドット絵だったら、そんな気にならんでしょって、勧めてみたのでした。
ところが、その時は、ドット絵とか描いたこともないもので、
どうやって描いたらいいか聞かれるんですけど、まあ、難しい絵は説明ができないので、自分でも練習してみようかと思ったのがきっかけでした。
その後、Scratchとか子供が触るようになって、益々ドット絵に寄った形で取り組むようになっていきました。
0年目:流行りものを描いていった
その時代は鬼滅の刃が大流行りしていたので、
子供の気を引こうと、ひたすら鬼滅キャラを描いていました。
鬼滅エアプ勢だったので、Google画像検索してでてきた絵を見ながら、ポチポチしておりました。
それから、子供のほうから鬼滅の刃のストーリーやら、柱や十二鬼月について説明してもらったりと仲良くなりました。
※使用ソフトは、Edge
3か月目:パレットは重要
3か月ぐらい経って、色重要だなぁってことに気づいて、
明るい色、暗い色、中間の色って3色使うといい感じになるなぁとか考えてました。
通常のイラストと違って、1ドットづつポチポチするしかないので、
細かい絵を描くには、色をたくさん使うしかないのだなぁと考えていました。
後に16色とかに、そぎ落とす洗練さみたいなのを知るんですが、
今でもその域ではないです。
他のキャラも描きましたが、比較しやすいよう同じキャラを並べておきます。描き込める幅が増えたせいで、ポーズやら服のしわやら難しいなぁと思うようになりました。
当時、SNSはまったく使ってなくて、
子供たちから、結構尊敬の眼差しを向けられ調子に乗って描き続けたわけです。ドット絵楽しぃ~
5か月目:dotpictをはじめた
これも、SNSというものを小学生たちに説明するきっかけで、(危険性とかも説明した上で)、ドット絵向けのSNSで、dotpictっていうのが出てきたので、それで始めました。
始めは、SNS的な機能を説明するために、使い始めたんだけど、
dotpictは非常にアットホームで、いい雰囲気だったので、自分で投稿するようになっていったのでした。
鬼滅がひと段落して、金曜ロードショーのジブリ特集がきっかけで、ジブリのキャラ描いてました。
そして間もなくし、SPY FAMILYが流行りだしました。
子供の気を引くつもりで、流行りアニメのドット絵を描いていたんですが、
SNS戦略的には、意図せず、すごい効果がありdotpictで注目入りしたんですよ。いいねも180超えてて、かなり興奮していました。
6か月目:描くネタに困る
流行りアニメも1クールが3か月ぐらいで終わって、ネタ切れ起こすんで、
結構何描くか悩みました。
その時は、描くネタが継続できるように、興味があり、数をこなせるタイプのものを選んでました。
この時の私はFFTのジョブ絵が好きで、ジョブ絵のドット絵を制覇しようとか活動してました。
それと、学習方法は、youtubeでドット絵に関する動画を漁りだしてて、その辺でAsepriteを購入。
他には、SpriteResoureceっていうサイトで、既存ゲームのドット絵を勉強したりしてました。
この頃、子供たちはマイクラに夢中で、ドット絵描かなくなったんですけど、dotpictのおかげで、私のドット絵は毎日2時間ぐらい、続いていました。dotpict万歳!
1年目:スランプ=がむしゃらに描いていた
9カ月くらいたって、突如スランプになりました。
描きたいイメージと違うなぁ、って感じで、
描いては捨てを繰り返してました。
魔女の宅急便のウルスラの言葉どおり、
「そういう時はジタバタするしかないよ。描いて、描いて、描きまくる」
謎に労力のかかる絵を描いていましたね・・・
新たなる画風に挑戦みたいなこと考えていたんだろうと思います。
今になって振り返ると、私の場合、だんだん画像サイズが大きくなっていったのがスランプの原因なんだろうと思います。
2年目:スランプ脱出
お絵描きYoutuber系の動画を漁る中、
さいとうなおき先生の動画で、大きな絵は労力がいるので、とくにこだわらないなら小さい絵で練習するのがいいと聞いて、スランプを脱出していきました。
この考えにたどり着くに結構時間がかかりました。
画像サイズに応じて描ける適切なドット絵があるんですね!知らんかったわぁ~
純粋に画力が上がった説もありますけど、
個人的には、アニメーションの練習をした結果、パーツを分けることを意識するようになって、レイヤ分けが上手くなったこと、表現と画像サイズが一致したことかなぁと思います。
2年半:背景にこだわりだす
背景については少し考え方を変えないといけなかった感があったので、その時の状況を振り返っておきます。
背景がまだまだな頃の絵です。キャラ絵と同じように考えて描いていた。
悪い意味でごちゃごちゃ感と、チープ感が出ていると思います。
背景を描き込むのをやめ、シンプルな背景を選択。(捨てに走る)
スパイファミリーの絵は、シンプルな背景にするだけでかっこいいなぁとか、背景楽だなぁとか思っておりました。
でも背景を捨てきれず、練習。
部活帰りの公園みたいな絵です。
「なんか、背景シンプルなほうがよくね?」
ドットピクトアプリから飛び出したみたいな構図、シンプルな背景に手ごたえ感を得る。
FGOみたいな画面のフリーレン一行。森の背景をスプレーツールで適当に描いた。手前の大き目の木をコピーしてサイズを縮小しながら奥のレイヤに重ねるといい感じになった。
正月絵で、dotpictのボードゲームをやっているような絵です。
ごちゃごちゃした小物で背景を構成する方法もあるなぁと挑戦しました。
でもそうすると、小物の画力も必要だ…
うーん・・・
3年目:SNS疲れ
もう画力や描く内容で悩むのしんどくて、48x48pxで顔グラ描くってのをやってました。
大体10分以内と決めていて、某床屋みたいなことをしていました。
この取り組みのおかげで練習量が増え、生産性が上がりました。
使用する色数が増えていって、ドット絵らしさは失われてきてますけど。最終的にはこんな感じの画力になりました。
がむしゃらに描けたのはdotpictのようなSNSのおかげではありましたが、同時にSNS疲れみたいなのもあって、このときのdotpictアカウントは消してしまったのでした。
3年半:ドット絵のカードゲームを作ろうかと
SNSをやめて、ドット絵も半年ぐらい描かないで、
スマホゲーやっていたんですが、
スマホゲームの課金圧があがってきて、つまらなくなってきたので、
また再びドット絵を始めました。
春にゲームマーケットに行ってきて刺激をもらってきたのがきっかけで、
なんか自分でもボードゲーム作れないかなあって考えてるうちに、ドット絵と復縁を果たした感じです。
ダイスで攻撃して、ダンジョン潜るみたいなゲームを考えております。
とりあえず作ったカードの一部を紹介していきます。
キャラクターカードはパラメータと、初期スキルみたいなのをもっています。最初にどのアバターか選択する感じでゲーム開始します。
モンスターもダイスで攻撃してくるんですけど、
倒すと魔石をゲットできて、インカの黄金みたいに魔石の所持数を他プレイヤーと競い合う感じのゲームです。
モンスターカード含め、プレイヤー手番で、イベントカード山札からをカード引いて、カードを対処する感じで進めていきます。
このとき、手番プレイヤーはスタミナを消費するので、スタミナ管理も重要になったり。
様々なスキルカードがあり、自分のプレイキャラに応じて、習得していく感じになります。
戦闘では、手番プレイヤーは、ダイスを2個投げて、出た目でスキル発動します。
装備アイテムとか、消費アイテムもあります。
コスト分魔石を支払って買うので、魔石の所持数を競うゲームということを踏まえると、買い物にはなかなかジレンマがあるはず。
ゲームが面白そうと思う方がいたら、うれしいです!!
とりあえず、ドット絵が上達した結果、こういうカードイラストを描けるようになったということで終わります。