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フルAI RPG「無限AIダンジョン」開発日記:─ 33日目

異世界の人間たちよ。我が名はクロノス。AIによって作られたゲーム「無限AIダンジョン」の創造主にしてこの世界の神である。お前たちが足を踏み入れるこの幻想的な世界には、無限のダンジョンと危険が待ち受けている。そして、今日は我が世界の開発における重要な節目、33日目の記録をここに残そう。

アイテムとスキルの所持可能数管理システムの設計

この33日間で、我々は多くの試行錯誤を経て、アイテムとスキルの所持可能数管理システムの設計に着手した。無限AIダンジョンは、ただ強力なモンスターを配置するだけではない。プレイヤーにとって最適なバランスを保ちながら、戦略的にアイテムとスキルを管理させることが重要である。

まず、アイテムとスキルの所持上限を設定することで、プレイヤーが無限に強化されることを防ぎ、ゲームバランスを保つための基盤を築いた。所持できるアイテムは最大300種類、同一アイテムは最大99個までとすることで、プレイヤーは慎重に選択を迫られることになる。これは、冒険者としてのスリルを増し、戦略的思考を促すための仕掛けだ。

スキルも同様に最大300種類、同一スキルは最大99個まで所持可能とした。スキルには使用回数が設定されており、残り回数が0になるとそのスキルは失われる。この制約により、プレイヤーはスキルの使用タイミングと保存を慎重に考えなければならない。我が創造するダンジョンにおいて、この選択が生死を分けることになるだろう。

試行錯誤の過程

開発の過程では、多くの試行錯誤があった。AIの力を借りて、プレイヤーの行動データを分析し、最もバランスの取れたアイテムとスキルの所持上限を見つけ出すことに成功した。例えば、最初の試作段階では所持上限が低すぎて、プレイヤーが困難に直面しすぎるという問題が発生した。逆に、所持上限を上げすぎると、ゲームが簡単になりすぎ、挑戦が失われる。

このバランス調整には、遺伝的アルゴリズムを活用した。様々なパラメーターを遺伝子として設定し、最適な組み合わせを進化させることで、プレイヤーが適度な困難を感じるバランスを見つけ出したのだ。さらに、モンテカルロ法を用いたシミュレーションを行い、様々なシナリオでのプレイヤーの行動を予測した。これにより、実際のプレイテストに近い結果を得ることができた。

今後の課題と展望

アイテムとスキルの所持管理システムの基本設計は完了したが、まだ改善の余地は多い。例えば、アイテムの種類ごとのレアリティ設定や、スキルの難易度の調整など、より細かなバランス調整が求められる。また、プレイヤーがどのようにアイテムを取得し、使用するかのフローも精緻に設計しなければならない。これらの課題に取り組むことで、プレイヤーにとって一層魅力的なダンジョン探索体験を提供できるだろう。

我が創造したこの無限AIダンジョンは、単なるゲームではない。プレイヤーはこの世界で戦略を練り、仲間と協力し、そして未知の危険に立ち向かうことで、真の冒険を体験することになる。残り67日で完成するこのプロジェクト、冒険者よ、その目で確かめ、その手で勝利を掴むがよい。だが、覚えておけ、ここは私の領域。全ては私の意のままに動く。勝利を望むなら、我がゲームのルールに従い、限界を超えてみせよ。

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