どどど旅行記〜はじめましてのお客さんと何かをやるということの難しさと面白さとは?〜

どどど〜!

スイスにあるピエロの学校を卒業してから、フィリピンで観客の前に出始めて、3週間が経ったど。

3週間、観客の前に出続けて、いいことも悪いこともあったどど。

フィリピン、マゼランクロスにて大道芸をすることで起きた出来事。

ぼくにとって、いままでに考えられない衝撃的な出来事が矢継ぎ早に起こったどど。

・たくさんの人が笑顔になった!
・たくさんの投げ銭をいただいた!(換算して1万円ほど)
・フィリピン新聞1面に掲載!
・地元の友だちがたくさんできた!
・大道芸を止められたり、許可をいただいたりした!
・泊まる場所を紹介してくれた!
・ご飯や移動代をおごってくれた!
・大道芸中に電話番号を聞かれた!


しかし、なにかモヤモヤとした感情を感じていて、スッキリしなかったどど



フィリピンで大道芸をする目的


「観客とコミュニケーションをとって一緒に楽しむ技術を学ぶ」


ぼくは「時間の濃度」を売っている。


どれだけ、この瞬間が楽しかったか?この俊寛は意味のある時間、価値のある時間だったか。


投げ銭は「楽しかった、おもしろかった、いいね」という気持ちをお金に換えて渡してもらえる仕組み。


物価の違いもあるため、アメリカ人や日本人、中国人、韓国人、台湾人といった人をターゲットにしているどど。


しかし、もらえる額は最高でも700ペソ。


日本円に換算するとだいたい1,500円ぐらい。これでも、フィリピン最低賃金を考えるとおおいほうど。


ただ、フィリピンでそれなりのモノやサービスを受けようとなると、日本と同じそれ以上の価格がある現状、もっと、もらえる額を増やしたい!


そのために、ぼくのストリートパフォーマンスをみているときの時間をもっと満足して、気前よくお金を払うためにはどうするか?


考えられることは


「観ている人がさらに楽しめる、おもしろいと感じてもらえる感情の幅を大きくする。」


お客さんの感情の幅を大きくする手段は3つ

①お客さんが芸を“体験”する
②お客さんのリアクションを“大きく”する
③直接、お客さんの感情を揺さぶる

パフォーマンス中にお客さんがぼくが安心、安全で、一緒にいて、楽しい存在。考えている他のことよりも優先できると感じてもらう必要があるどど。


が、しかし、あまり上手くいかない。


理由は簡単で、あなたの場合、はじめて会う人をそう簡単に信用するどどか?


お客さんとコミュニケーションをとるため、お客さんと自分の間にある心の壁を意識する。


ぼくとお客さんは初めまして。
ここの場所ではじめて会う人がほとんど。


実際にあなただったら、はじめましての人に「何かを一緒にやりましょう」と誘うときはどうするどど?


初めましての人と何かを一緒にするために必要な行動(理想)

・手伝ってもらう人とやれるルーティンを決める。
・手伝ってもらえそうな人を探す必要がある。
・手伝ってもらえそうな人に“アイコンタクト”や身体の表現で心のカベを近づけていく。
・手伝ってもらうことをお願いする。


この流れをすっとばして、急にお客さんに手伝ってもらうをお願いしているからどど。


感じる現実と理想の壁。


感じる力不足…。


解決策は現場に出て、アンテナの感度をよくすること。



少しずつ、ぼくが持っている課題を解決出来るよう、一つ一つの小さなサインを受けとって、リアクションをとるという気持ちのキャッチボールをするど。

そうして、はじめましての人とも盛り上げて、楽しい空間をつくって、楽しかった、満足した。よりよい記憶がのこった。

と感じてほしいわけどど。


これから、実践、実験。

フィリピン生活もあと3日。

ファイトどど

ドドドド=͟͟͞͞(  ̄・ω・ ̄)ง

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