Magic Con Las Vegas放蕩紀
10日ほどアメリカに行ってました。
今回はいつもの堅っ苦しい解説記事ではなく、飯!ギャンブル!マジック!というただの旅行記です。
なお、この部分は今飛行機の中で書いているのですが、現在進行形で隣の肥満がスペースを侵食してきてます。手荷物重量には規制があるのに、本人に体重規制ないのはええんかこの国…ってくらい肥満が多いです。
肥満2割、超肥満2割、タトゥー4割。
当然ながら場所によりますが、ざっくりこんな印象です。
僕は3kg痩せました。
金 あり
時間 あり
英語能力 あり
そんな感じでもう少し1人で放浪しても良かったんですが、11月のEWピッツバーグに向け、追加滞在はグランドキャニオンのみとしました。
それでは無職自由人による放蕩紀、スタートです。
0日目
今回行きの便は羽田-ロス-ベガス。
水曜のフライトにつき、前日に関東入りしてシゲキ飯を頂くことに。モツ鍋で大量の野菜を摂取し、アメリカでの不摂生に備えます。
いつも相手してくれる関東レガシー勢に感謝です。
1日目
フライトは約12時間。仰向けでは眠れない性分のため、睡眠を捨ててDL済の地面師を鑑賞しつつ経由地のロスへ向かいます。
睡眠-7時間のデバフと絶好の滑り出しで、いざアメリカ旅スタートです。
ロスではFrank and Sons Collectible Showへ。
簡単に言うと巨大なオタク向け室内フリマです。程々にシングルを調達し、そのままベガスへ…といったところでトラブル発生。
はまさんが1人移動の後、停車場所を忘れるバグムーブをかまします。
プリウス、バック駐車、ナンバープレートにオレンジの写真。この3ヒントのみでアメリカサイズのクソデカ駐車場を25分練り歩きます。
何とか発見し、夜便で一途ベガスへ。
2日目
程々に起床し、昼食はWynn’s Buffetへ。
肉、野菜、海鮮、デザート。60ドルという値段に相応しく、何れもクオリティは中々。但しここはやはりアメリカ、食べ残しには容赦がありません。
大量のエビとサーモン、カニをピックしたはまさんが半分を食し、箸休めを取りに行った隙に全て下げられてしまいます。ウェイターは反SDGsの模様。
スイーツ軍の誘惑から逃れた後はカジノへ。デジタル制御のスロットには微塵も興味が湧かず、コダキンさんが勝ち続ける様子を眺めてました。
Magic Conの受付を済ませた夕食はGORDON RAMSAYのハンバーガー。味は間違いなく美味いのですが、空ききらない腹具合と$40という値段を前に心境は複雑。高いものは美味い。逆もまた真なり。それがアメリカです。
再度カジノへ繰り出した面々を見送り、リスト提出を終えてベッドへ…といったところでカジノ組が帰還。始まった生配信が面白すぎて眠気が飛んでしまい、一睡もできないまま翌朝を迎えることに。
コダキンさんとさねとみさんによる負け語り、最高なので是非。
3日目
Magic Con本番。広い。人多い。ブース凄い。月並みな感想が並ぶ中、目についたのは女性プレイヤーの多さ。体感で2割くらいでしょうか、常に視界には数名がいる感覚です。また、コスプレイヤーもそれなりにいました。白人美女のエルフコスはちょっと強すぎますね。イマーラも納得の5/7です。
さて、ここらで食事事情が狂ってきます。僕は普段の朝食がプロテインなのですが、今回は代わりにinゼリーを持参しています。
会場の適当な食事に$15を払いたくはなく、どうせ夕食は激盛です。
「これ、1日1食で良くないか…?」
という訳でこの日の夕食はカレー。大量のエビとカニに満足度は有頂天、但し問題はそれを質量でも体現してしまっていること。
ラーメン丼(大)に並々と注がれたルー、そこに米とパンが漂っています。
辛うじて完食する様に隣の客が爆笑、話しかけたらmtg勢で仲良くなりました。気分よくチップを弾んだ結果、$50を浪した以外は満足な1日です。
4日目
ここで睡眠負債が爆発。ホテルへ帰って気づくと午前11時半でした。SLDチャレンジを逃したため、この日もブースで売買に勤しむことになります。
この日の食事はカジノ隣接のハンバーガー。石附さんの漢気に感謝です。
その後のクラップスでは14連続で7を外すバカヅキ、周りの日本勢に総額$250をもたらします。僕は$20負けました。
5日目
この日の初動はUPSでの荷物回収。繁華街にあったのをこれ幸いと、観光がてらに徒歩で向かったのが大失敗。工事と迂回路の連続に、結果1時間半を要します。1人Uberは高くつくものの、帰りは流石に諦めました。$35也。
買い物も程々に、最後となる夕食はLawrysのステーキ。
空の胃袋を前に戦意は十分、"MOST POPULAR"とのLawry Cutを注文します。
……
…………
……………………
量が多いと忠告してくれたはまさん
結果的に半分以上を引き取ってくれた宮野くん
生産者の皆様
調理・給仕してくれたレストランの方々
ごめんなさい。
分かり辛いですが、日本のステーキの5倍はあります。フリーザを前にしたベジータ、ピトーのオーラに触れたノヴ、そんな感じです。無理です。
他の面々も程なくギブアップし、いざカジノでの最終決戦へ。
この日のフォーマットはそれなりに経験のあるルーレットとポーカー。
前者で難なく$50を増やし、コダキンさん、さねとみさんとテーブルへ。
$300のバイインを$50付近まで削られるものの、そこからAA、AK、A10が押し寄せる幸運で$280まで回復。しかしAKのKヒットにオールインし、AAに刈られて全損。トータル$300負けで戦いを終えることとなります。
まあ、元々カジノの予算は10万負けで組んでたんで良しとしましょう。
6日目
帰国組と別れて単身グランドキャニオンへ。バスで片道5時間かかるものの、疲労を前に気絶してたら一瞬で着きました。
文字通りの絶景で、追加で$220を払うだけの価値がある旅でした。
この日の昼食はターキーサンド。
コッペパンサイズに大量のレタスと鶏肉、チーズが挟まっています。いや、挟まりきらずにこぼれまくってるので正しい表現ではないですね。
久々の薄味を前に舌は喜ぶものの、胃袋がやはり全量を受け付けず。
さて、ここからは帰国への旅路です。
早朝発に備えて空港傍のホテルを手配するも、ツアーバスは繁華街にしか降ろしてくれません。Uberの$75をケチって再び歩くことを選ぶのですが、これも大失敗でした。俺は…学ばない……。
満身創痍で何とかホテルまで辿り着き、久々に静かな夜を過ごします。
inゼリーはプロテイン入りの赤を残してあるファインプレーでした。
…とまあ、会場含めて歩きまくった割に食べなかったのが減量の要因です。
退職から2ヵ月半、週5でジム通いしてたのが活きました。
後はまっすぐ帰宅して終了。トータル費用は約52万でした。
これをペイできればEWにも参戦する、と宣言していたのですがこれは達成の見込みです。バイヤーとしてもまだ何とかやれそうです。
それでは次回はEternal Weekend North America 2024、ピッツバーグ放蕩紀編でお会いしましょう。ご拝読ありがとうございました。
さて、ここからはボーナストラックです。本編には邪魔と判断してカットした部分と、グランドキャニオンをはじめとした本編外の写真を置いてます。ピッツバーグでの食費を恵んでくださる方は是非に~
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