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未経験のIT業界に転職するまで

こんにちは。

前回の記事で仙台から香川に引っ越すまでの経緯について記事にしました。

この記事では、33歳で未経験の業界に転職するまでの経緯について書きたいと思います。

未経験の職種に転職したいけどもう30代だし未経験の職種に挑戦するのは無理だと思っている人にとって参考の記事になればと思います。

退職に至るまで

今の職種の前は、食品関係の工場に転職しました。

ただ、職場の雰囲気もあまり良くなく、休日出勤(土曜日稼働の日も)や社員強制参加の多く、肉体的にも精神的にも限界に達してしまいました。

仕事の日の朝はベッドから起き上がることができなくなってしまい、会社に連絡を入れて休む日も多くなりました。

最終的には前の会社を逃げるように退職しました。

退職後は、こんな会社にずっと勤めるなら死んだほうがいいと思うくらい思っていた会社から解放された気持ちがありました。一方で、何も考えずに退職してしまったので、将来どうしようという思いも抱えていました。

退職後の生活

退職後は、生活習慣、睡眠リズムを守って生活していました。

この時期に気を付けていたことは、とにかく生活リズムに気を付けて心身を整えることでした。

決まった時間に寝て、起きて、食事をとって、運動もできるだけ行うという生活を1ヶ月間続けたと思います。この時期には時間もあったので、たくさんの本を読んで自分自身を守るための知識も身につけたと思います。

大事なことは、焦ってすぐに転職するのではなく、まず自分自身を整えることだと退職して間もなく2年経過しようとしている今思うことです。

日本には失業保険という制度もありますから自己都合退職でも3ヶ月後の猶予期間を経ると給付されます。
私の場合は、心療内科の先生に診断書を書いてもらったので、その診断書をハローワークの相談員の方に見せたら、すぐに失業給付を受給することができました

履歴書に空白期間ができたとしても、その期間に自分自身が行ったことを説明できれば大きなマイナスにはならないでしょう。

実際に私自身、履歴書に2ヶ月近く空白期間がありますが、その期間について特に何か面接で問われるということはありませんでした。

未経験の職種に転職するまで

職業訓練校

ただ、退職直後は、日本の転職市場において、退職から日数が経つと不利になると思っていましたし、このまま自分の価値は落ちていくのではという思いを抱えていました。

もう食品の工場には戻りたくないという思いがありました。とはいえ、未経験の職種に挑戦するようなスキルは何も持ち合わせていないと思っていました。

そんな時にふと目に留まったのは、職業訓練校のパンフレットでした。30代で何も能力を身につけていない中で未経験の職種に転職するのは、無理だと思っていましたし、単純に興味を持ったので、ハローワークの受付で職業訓練について話を聞きたいと申し出ました。

ハローワークの職員の方は、非常に職業訓練校について詳しく教えてくださいました。前の職場が嫌で退職したけど、全職種には戻りたくない。でも、将来何がしたいのかもよくわからないけど以前の職種には戻りたくないという人はハローワークの方に相談して職業訓練校の話を聞いてみるというのも一つの手だと思います。

職業訓練校には入所前に説明会を開いているところも多いですから、一度説明会を聞きに足を運んでみることが大事だと思います。私も説明会には参加しました。※職業訓練校の入所試験を受験するための応募書類には説明会に参加したかどうかを記入する欄があるので、訓練を受けたければ説明会に行くのはMUSTだと思います。

その後、試験(筆記と面接試験)を受けて結果は合格。訓練を受講できるようになり首の皮が一枚繋がったと思いました。入所試験については下記記事を参考にしていただければと思います。

とはいえ、訓練校も全くの初心者からの受講だったのでついていくのがやっとという状態でした。

職業訓練校の入所期間は6ヶ月。

職業訓練校に入所後すぐに履歴書や職務経歴書の作成、添削といった準備が始まります。私は、この提出書類だけで何回も何回もダメ出しされました😅※提出書類は入社前にも会社を回るものとなりますし、本当に大事なものだと思います。

転職活動は入所後3ヶ月経過してから本格的に始まることとなります。

転職活動開始〜転職まで

転職活動と言っても未経験の職種への転職です。

最初は求人票の見方すらイマイチよくわからない状態でした。ITの求人票の見方は独特のものがありますから、また違った見方が必要だと感じました。

大切なことは、わからないことを素直に認めわかっている人に聞くことだと思います。

1番危険なことはわかったつもりになって転職活動に入ることです。私自身もなんとなくわかったつもりになって履歴書と職務経歴書を書いて面接や書類選考に挑みましたが、撃沈しました。

今は、ハローワークやジョブカフェなどの就職転職の支援施設がありますし、職業訓練校に通われている方であれば、職業訓練校内に就職支援課などの相談する場所も設けていますから気兼ねなく利用することが大切だと思います。

私自身、自力だけで転職活動したら未経験の職種に転職できなかったかもしれません。

確認したことは以下のことです。

  • 志望しているITの業界で自分は求人要件を満たしているか

  • IT業界でどんな人が求められているか

  • 求人票の見方(注目すべき箇所)

  • 履歴書、職務経歴書の添削

  • 面接試験の模擬練習

などなど利用する所は利用しました。

転職したいなー、いい求人ないかなーと言って求人票をただぼんやり眺めていても前に進むことができません。

応募書類、面接試験も最後は自分の力で頑張ることが求められますが、決定に至るまでには人の力を頼ることが大切になると思います。

厚生労働省のジョブカフェのリンクを下に貼りましたから、気になる人は見ていただけるといいと思います。

もちろん、何もわからないまま相談するだけでは前に進むこともできませんから事前にどんなことをしたいのかを決めてから予約して行くようにしてください。

私自身、面接が本当に苦手でした。
自分自身、アピールできることは何もない、あの憂鬱な時間を早く過ぎ去ってほしいとさえ思っていました(こんな思いで面接試験に臨んでもうまく行くわけがないですね💦忙しい中で、面接を担当されている面接官の方にも非常に失礼です。)。

私自身、過去何十回も面接試験で不採用通知をもらい、このままじゃまずいと思って面接の模擬練習を申し込みました。
面接試験の模擬練習に挑んだことで自分自身が改善の余地がある点やもっと自信を持って話していい点が客観視できました。

応募先の企業を調べることと面接の練習をジョブカフェやハローワークで面接の練習を行うことが転職というゴールへの近道だと思います。

最終的には、未経験の職種に転職することができましたし、練習の成果が出たものだと思っています。

最後に

以上、未経験の職種に転職するまでを記事にしました。

ステップとしては、

  1. 退職する(ブラック企業や精神的に参っていたら速やかに)

  2. ハローワークで失業給付の手続きを行う(退職後の生活を確保する)

  3. 心身を整える(自分の心と体は最大の資本です)

  4. 未経験の職種に転職したいのであれば、転職時にアピールできるような最低限の知識や技術は身につける(職業訓練校や民間のスクールなど利用する)

  5. 転職活動の準備を行う(自己診断、履歴書、職務経歴書の作成や求人の確認)

  6. 転職活動を行う(もちろんこの時期にも応募書類の添削や面接練習などキャリアカウンセラーに相談できることは相談することが必要です)

このステップで私自身未経験の職種に転職しました。

職業訓練校の説明会ではIT業界では若い人が求められている、35歳以上は厳しいということを聞きましたが、実際には40代の人でもIT業界に転職してプロジェクトに参加している人もいますから、安易に自分はもう30代40代だから無理と決めつけて視野を狭める必要はないと思います。

今、会社に在職していたとしても、将来はどうなるかわかりません。何が起きてたとしても、生活できるように頭の片隅に考えをまとめておくことが大切だと思います。そのためにも自分1人で考えるだけではなく、知識のある人に確認しつつ自分のできることを日々行って行くことが大切になると思います。

記事は以上になります。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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