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香川に来て感じること

こんにちは。

今回は、まもなく香川に転勤してから1年近く経つので、香川に住んでみて感じることをまとめたいと思います。

これから転勤で香川に移住予定という人にとって少しでも参考になる記事になればいいと思います。

1、気候は温暖で安定している

香川県は、地図で見るとわかりますが、険しい四国山地と瀬戸内海の間にあるので、気候は1年を通して非常に安定して過ごしやすいと感じました。

雪が降らないのは言わずもがなですが、雨も非常に少ないです。私は、職場まで自転車通勤していますが、通勤でウインドブレーカーを利用したのは、10回もないと思います。

雨のことをあまり考えなくてもいいということは、自転車やバイクで通勤通学する人にとっては、ありがたいです。

しかし、雨が少ないということは水の確保が大変ということも意味します。なので、古くから溜池を作るなど水の確保には工夫をしていたようです。実際に香川のあちらこちらに溜池があります。

そして、下のサイトを見ると香川県の水の供給源は高知県と徳島県のようです。近隣の県にも感謝です。

話が少し脱線しましたが、気候が安定しているということはそれだけで十分に住みやすい場所だと思います。

2、自動車の運転マナーについて

香川に転勤して配属先の上長から1番最初に言われたことは香川県の運転マナーは全国屈指の悪さだから事故らないように気をつけるようにということでした。

確かに自転車の立場からでも危ないと感じることは多々あります。

交差点の優先道路でスピード上げてくる車が多い

1番怖いと感じるのは、交差点での運転ですね。

信号のない交差点でも優先道路であれば、おかまいなしにスピードを上げて進入してきます。

自転車や歩行者が交差点に飛び出したら死亡事故になってもおかしくないくらいのスピードです。歩行者や自転車の立場からは、車が止まらないかも、ということを念頭において移動するスキルが求められます。

2021年には、人口あたりの交通事故死亡者数が全国ワースト1になったそうですが、交差点での運転を見ると妙に納得してしまいます。

強引な右左折が多い

そして、香川の車は強引な右左折も多いと感じます。
交差点で歩行者が渡っているのに右折してきたり、左折時もなぜか歩行者や自転車が車に譲るという光景が見られます。

対向車線から車が来ているのに右折したり、右折して、歩行者が渡り切るのを待っている間に対向車線が詰まったりということも香川県では、よく見る光景です。

警察の取り締まりは厳しい

2021年に人口あたりの死亡者数が最悪なことを記録したことに対して、警察は何もしていないのかというとそんなことはないです。

実際に高松市内では、頻繁に警察車両を目撃しますし、取り締まっている光景をよく目にします。

会社の目の前では毎日のように警察が携帯使用、一時不停止、横断歩行者妨害(信号のない交差点でも横断しようとする歩行者がいる場合は、自動車は道を譲らなければならない(道路交通法第38条))の取り締まりをおこなっています。そして、毎日のように違反者が取り締まりを受けている光景を目撃します。

高松市以外の取締状況は分かりませんが、少なくとも高松市は警察の目が相当厳しいということを認識して運転する必要があるでしょう。旅行等でレンタカーや自家用車を運転することがあれば注意したいですね。

3、うどん屋が多い。本当に多い。

香川といえばうどんですが、うどん屋さんの数は本当に多いです。

一説によると香川県のうどん屋さんの数はコンビニエンスストアよりも多いと言われているそうです。真偽の程は分かりませんが、確かにうどん屋さんの数は多く、私の住んでいる半径1キロ以内にも多くのうどん屋さんがあります。コンビニエンスストアよりも確かに多いです。

追記)2019年のデータによると香川のうどん屋の数は578店、コンビニの数は450店なので、うどん屋さんの数の方が多いようです。

そして、香川のうどんは本当にやすいです。セルフのかけうどんであれば200円台で食べることができますし、ぶっかけでも300円あれば食べることができます。てんぷらや稲荷などのサイドメニューをつけても500円あれば、十分食べることができます。

地元の料理は地元の人はあまり食べないというのはよく聞く話ですが、香川の人は本当によく食べます。1週間に50%以上の人がうどんを食べると回答したそうです。
私の地元の仙台は牛タンが有名で他県の人からは、牛タンのお店が多くて羨ましいと言われます。しかし仙台の人が牛タンを食べる頻度は半年に1回程度です。アンケートでは約7割の人が3ヶ月以内に牛タンを食べたことはないと回答したそうです。

うどんは安く手軽に食べられるので、人気があると思います。香川に実際に住んでから明らかにうどんの消費量が増えました。
近くに値段が安くて美味しいうどん屋さんがありますし、冷凍うどんは買って食材がない時にはいつでも電子レンジで手軽に作ることができます。困ったらうどんという感じで手軽に食べることができるのが魅力ですね!
香川のスーパー(マルナカ、キムラなど)でもうどんのトッピング素材やだしつゆは豊富に揃えてあるので、ありがたいです。

本州に出るのが大変

四国に住んでいると本州に出るのは大変だと分かります。

鉄道で四国に渡るには岡山駅で新幹線からマリンライナーに乗り換えて1時間ほどかかります。これでも高松は四国の中では1番にアクセスしやすいです。

高松空港、変わった形をしています。

飛行機を利用すると東京(羽田空港)までは1時間半ほどで到着しますが、高松空港まで行くのも住んでいる場所によっては大変です。それでも関東以北に向かうには1番メジャーな移動手段でしょう。ことでんのリムジンバスも飛行機の発着時間に合わせてダイヤが組まれています。

淡路島内のPA。関西に向かう便は休憩があります。

高速バスは、淡路鳴門大橋、淡路島を経由することで鉄道を利用するよりも距離的には短く、安く移動することができます。しかも乗る場所次第では高速バスの方が新幹線よりも早いですし、利便性も非常に高いです。
特に淡路島に鉄道が通っていない徳島県の人にとっては関西方面に移動するためには高速バスが主要な交通手段でしょう。

舞子で撮影した明石海峡大橋

このほかには、自家用車で高速道路を抜けていく手段もあります。本州からは淡路鳴門大橋、瀬戸大橋、瀬戸内しまなみ海道の3つの橋が四国に向けて伸びています。
本州に抜けるには、それなりの高速料金もかかりますから、家族や友人など複数人数で移動する時には有効な移動手段になるでしょう。

どの手段を利用するにせよ、時間はかかりますが、それでも本州と橋で繋がっているというのは本当にありがたいですね。橋で車等でアクセスすることができるようになり関西方面とのつながりが本当に強くなりました。

私自身、関西方面に抜ける時には高速バスをよく利用しています。乗り換えなしで京阪神に抜けることができるというのは本当にありがたいです。

最後に

四国に住んで感じたことを4つにまとめて記事にしました。

全体的に非常に住みやすい場所だと思います。香川県は気候も安定していますし、うどんも気軽に食べにいくことができます。
あとは、高松市内は坂も少ないので自転車移動がしやすいというのも大きなメリットだと思います。実際に高松市内は自転車の需要が多く、私の会社でも多くの人が自転車で通勤されています。

車の運転についてもデメリットのように書きましたが、夕方のFMラジオ番組でも交通マナーの特集を組んでいるくらい県を上げて交通マナー向上に取り組んでいる印象です。将来的には、マナーも向上していけばいいですね。

あと、TV東京系列が好きな人にとっては、香川県と岡山県のTV局はTV東京も映ります。その点も非常にありがたいですね。私は、テレビを所持していませんが、テレビ東京系列がリアルタイムで見ることができるのであれば、買う価値が十分あると感じています。

以上、香川に住んで感じたことを書きました。参考にしていただけるとありがたいです。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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