不安は前に進むための力
こんにちは。
今日は、不安の感情について取り上げたいと思います。
不安と聞くと、ネガティブな印象を持っておられる方も多いと思います。人間できれば、楽したいものですし、不安という感情は人生の中でも少ないほうがいいと感がている人の方が多いでしょう。
私もその一人でした。仕事をしているときは、毎日何かミスをするのではないかという不安やプレッシャーがありましたし、この感情から早く解放されたいと感じていました。
不安というのにも2種類あると考えています。ミスしたらどうしよう、明日もきっと上司から嫌味を言われるといったネガティブな不安と、仕事の目標達成に向けての大事なプレゼンがうまくいくかという不安を乗り越えた先に目標達成という結果が見えているポジティブな意味での不安です。
しかし、今感じることは不安というのは人生をよくしていく上では必要不可欠ですし、不安があるからこそ状況を良くするために行動できるということです。なので、不安という感情からは逃げずに毎日できることをこなすことがとても大事です。
この記事では、不安を2つの不安を分けて、不安という感情と上手に付き合っていければいいと思います。
1、ネガティブな不安の対処法
まず、毎日毎日仕事で嫌なことばかりで、この仕事を乗り越えても毎日同じ仕事の繰り返しで成長を感じられない、仕事終わりに勉強したいと思っていても仕事の疲れで勉強なんて手につかないという人が大多数だと思います。
まず、仕事が嫌いで嫌いで仕方がなく、このまま毎日仕事を続けていれば自分自身が潰れてしまうと感じたら、自分の環境を変えるか、今の場所で状況を好転させるかのどちらかを考えるしかないと思います。
退職にネガティブな印象を持っている人も多いと思いますが、退職で環境を帰ることで良くなるきっかけを掴むことも大事です。そうすることで後述する、不安を毎日が辛い→今後の人生を良くするための未来への不安へと変えることができます。
ただ、転職にも当然リスクはあるので、適応障害などの病気を発症していないのであれば、今後自分はどんな働き方をしたいのかをはっきりと考えてから退職した方がいいと思います。なんとなく活動しているだけでは、転職は成功しないので。
今の環境でより良くするためには、上司や仲のいい同僚に相談するのがいいと思います。上司が原因である場合は、会社のヘルプラインや各都道府県の相談窓口があるので一度相談して自分一人で悩まないことがとても大切だと思います。
あとは、不安の取り除き方ではありませんが、毎日の仕事で改善できるところを改善していくことも大切だと思います。細かいところでいいです。仕事で特に改善できるところがなければ、家事でもいいです。一つ、完全の意識を持って行動することでモチベーションは上がっていきます。
私の場合は、朝の忙しい時間に無駄な行動をしたくないので、冷蔵庫は朝2回まで開けるというルールを課しています。2回しか開けることができないので、取り出すものをあらかじめ決めておかないと、食材を出して、余った食材を仕舞う、これだけで2回になってしまいますから、相当考えないと厳しいです。逆に考えてしまえば、全然できるので、これで冷蔵庫の扉を何度も開け閉めするという無駄な動作がなくなりました。
このように考えていくと、私たちの生活の中でも余計な行動は意外なところに潜んでいることに気づくと思います。実生活の中で気づいたことを仕事に役立たせることができればいいと思います。毎日少しづつ改善していく感覚というのは私たちのモチベーションにもなりますから。
以上、ネガティブな不安への対処法でした。
2、将来のポジティブな不安への対処法
続いて、自分の成長する上で欠かせない不安への対処法についてです。
個人的には、この不安というのは自分が成長していく上で必要不可欠なものなので、避ける必要は全くないと思います。この不安の先には、自分の叶えたい目標があるはずなので、その目標に向かって毎日少しずつできることをやっていけばいいと思います。
一番駄目なのは、不安だけを漠然と感じているだけで何も対策も打たずに日々を過ごすことです。特に完璧主義思考の傾向がある人は「やらなきゃ、やらなきゃ!!」と気持ちばかりが焦って、結果不安に押しつぶされてしまい鬱につながります。
なので、将来の不安の対処法としては、避けるのではなく受け止めることだと思います。まず、自分はどんなことに不安を抱いていて、その不安を乗り越えた先にはどんなことが待っているのか想像でもいいので紙に書き出してみるといいと思います。
書き出したら、その目標達成の障害になりそうなものを書き出します。最後にその障害を乗り越えるためにはどうするか、乗り越えられない時の代替策も考えていればいいと思います。
例えば、いい会社に転職できるかという不安があるとします。まず、転職を乗り越えた先の自分を想像します。毎日、怒られながらもスキルを活かして充実はしている日々です。
次に、そのための障害にな理想なことを書き出します。転職の面接が全く通らなく転職活動がうまくいかないなどです。最後に、この障害を乗り越えるために取り組むことを書きます。例えば、ハローワークなどで面接の通らない原因がどこにあるのか第3者の視点で見てもらうなどです。それでもダメな時は、派遣で希望の触手がないか探し、派遣社員から目標の仕事の社員へステップアップしていくなどの道筋を立てれば不安を糧に前進できると思います。
3、まとめ 不安を乗り越えて人生を良くするために
不安という感情は自然な感情で、この不安がああるからこそ人生も充実していくと思います。
ただ、私も含めて不安というものを受け入れずに酒を飲んだり、スマホでゲームをしたりして、不安から目を背けている人も多いと思います。
もちろん、不安なことばかり四六時中考えていればそれこそ病気になってしまいますから、息抜きする時間は必要です。ただ、不安を抑圧しようとするのは、歯医者の麻酔と同じでその時点では一時的に気分が落ち着いてきていますが、根本的な対策も打てていないので、アルコールが引いたらさらに不安の気持ちが強くなってしまいます。
なので、大事なことは
①自分が今抱いている不安を書き出す(現状の把握が何よりも1番大切です) ②そのための対策をWOOPの法則を利用し、書き出す ③毎日、不安への対策のための行動をする
この3点だと思います。
WOOPの法則については上記記事をご覧ください。
もちろん、不安という感情は生きている限りなくなることはありません。この不安という感情と上手に付き合うことが、生きていく上でも非常に大切だと思います。是非ともこの不安の感情と上手に付き合えるように私も含めて訓練できればいいですね。
記事は以上になります。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
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