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スプリンターズS&凱旋門賞回顧

こんにちは。

今日は、昨日国内外で行われたGⅠ2レースについてレース回顧をします。

日本では、中山競馬場で行われたスプリンターズS、海外ではフランスで行われた凱旋門賞です。

1、スプリンターズSレース回顧

まず、国内で行われたスプリンターズSの回顧から始めます。

馬体重は大きな増減もなく各馬順調にここまで来れていると感じました。

パドックは、ビアンフェが若干テンションが高く感じましたが、その他の馬については馬体の雰囲気、テンション共に問題なくこれは好レースが期待できると思いましたね。やはり、GⅠになると各馬の雰囲気はとてもいいですね。

メイケイエールは、パドックでは落ち着いているので、このままレースに臨むことができればいいと思いました。

人気馬2頭もパドックの雰囲気は非常によくGⅠ馬の貫禄がありますね。私の大穴の推し馬ラヴィングアンサーもパドックの雰囲気は非常によかったです。

レースは揃ったスタートから、ハナに出たのは予想通りモズスーパーフレア、2番手にビアンフェ、レシステンシア、ピクシーナイトはその直後につけました。

前半3Fは、33.3、思ったより早くなかったですね。これは、もうピクシーナイト来たなとこの時点で思いましたね。

人気のダノンスマッシュは、その後外目を追走する形でレースを進めました。

最後の直線、先行して内目をついて一気に抜け出しを図ったピクシーナイト、そのままレシステンシア以降を突き放しそのまま快勝しました。

レシステンシアを完封しての勝利ですから、これはスプリントの新王者の誕生と言っていいでしょう。本当に圧巻のレースでした。

勝ちタイムは、1.07.1。優秀な勝ちタイムだと思います。私自身は、2戦連続ピクシーナイトを無印。本当にセンスないなと痛感しています。ピクシーナイトは、まだ3歳馬。今本当に成長していますし、今後もスプリント界の代表になるでしょう。

そして、モーリス産駒初のGⅠ勝利。モーリス自身は古馬になってから急成長した馬です。それを考えると今後の成長は未知数ですし、本当に楽しみです。

今後のローテですが、マイルCSに向かうのか、それとも香港スプリントに向かうのか注目です。どの路線に進むにしても注目の馬ですし、今後の活躍に期待です。

2着のレシステンシア。道中は3,4番手の追走。これは想定通りだと思いますが、ピクシーナイトが先行したのは想定外でしたね。ピクシーナイトが内で抜けだではしたところを猛然と追い詰めますが、最後は2馬身の差をつけられてゴールでした。

今回は2着に敗れはしたものの、春秋のスプリントGⅠで2着という実績は立派ですし、2レースとも勝った馬を褒めるしかないと思います。ルメール騎手の騎乗にケチのつけようがないですし、今回は完敗ですが、GⅠ2勝目に向けて頑張ってほしいです。

3着はシヴァージ。この好走は驚きました。確かにスプリントでは力のある馬ですが、3ヶ月ぶりの実戦でいきなりの好走。吉田隼人騎手のロスなく内を回った好騎乗も光りましたが、馬自身も力をつけていると思います。スピード決着に適応できたことも収穫のあるレースだと思います。6歳ですが、まだまだ成長しています。今後の活躍に期待です。

4着はメイケイエール。今回は外目、道中少し持っていかれかけましたが、我慢しましたね。やはり池添騎手。オルフェーブルの主戦騎手だけに癖馬の騎乗は本当に上手ですね。ペースが思ったほど流れない中でもしっかり我慢して4着に好走できたのですから馬の力はやはりあります。池添騎手とのコンビが継続できるのであれば、今後も注目ですね。折り合いさえつけばマイルくらいまで十分に走れる馬だと思います。力のある牝馬なので今後のローテに注目です。

逃げたモズスーパーフレアは5着に粘り込みました。テンの3Fを抑え目に入り、競りかける馬もいないのでしっかり掲示板を確保しましたね。ただ、このペースで他の馬に先着されるのを考えると、やはりこの馬はテンの3Fで一気に行ったほうがいいかもしれませんね。

1番人気のダノンスマッシュは6着と伸びきれませんでした。外を回せれ、ペースも上がらない中で前の馬も止まらない流れとなるとあの位置を回ると厳しいですね。外枠で外外を回されるのも最後の日きれなかった原因でしょう。力はある馬なので今後の巻き返しに期待です。

ペースが緩んだことで、後ろから行った馬にとっては非常に厳しいレースとなりました。差し馬も展開一つで上位にくる馬たちばかりなので、この着順を鵜呑みにしすぎないほうがいいと思います。

逆に着順で人気が落ちるようなら次走は買いになると思います。

以上、新スプリント王者誕生のスプリンターズSでした。

2、凱旋門賞回顧

続いて凱旋門賞の回顧です。

日本からは、エルコンドルパサー、ディープインパクト、オルフェーヴル、ナカヤマフェスタが惜しい競馬をしながらもまだ勝ちきれていないレースです。日本馬のレベルは欧州でも十分に通用するレベルなので、展開や馬場一つで十分にチャンスはあると思うので2頭には本当に頑張って欲しいという気持ちになりましたね(馬券は買っていませんでしたが😅)。

凱旋門賞前の雰囲気ですが、ロンシャン競馬場の人の多さは日本で言うところの完全に密状態でしたが、これが国内と海外の違いですね。

世界中が注目するレースだけあって、メディアの数もすごいですし、やはり別格のレースの印象がありました。

海外のレースでは、パドック周回後、馬場入場後すぐに競走開始となります。これをみると、やはり日本と海外では競馬のレースまでの入り方も違いますし、この違いを見るのも海外競馬を見る面白さの一つですね。

さて、レースはスタート直後にいきなりクロノジェネシスが大外に進路をとって正直驚きましたね。その後、クロノジェネシスは先行集団の外を追走しました。

レースは一団のまま、フォルスストレートを超えて、最後の直線に入りました。最後の直線で一度は先頭に立ったのは、先行したアダイヤー。クロノジェネシスも追いすがり、見せ場は作りました。

直線では、内からタルナワが強襲し、一度は先頭に経ちました。しかし、外から伏兵のトルカータタッソと人気のハリケーンレーンが強襲しました。

最後は、トルカータタッソが抜け出し、ドイツ調教馬が凱旋門賞を勝利しました(デインドリーム以来10年ぶり)。現地の単勝オッズは43倍、日本のオッズ単勝110倍つく万馬券決着となりました。

勝ちタイムは2分37秒6という非常に時計はかかりました。もうここまで時計がかかると馬の力だけではなく、馬場への適性も問われる結果になったと思います。

勝ったトルカータタッソは正直、完全に無印でした。馬群の中でしっかり我慢して直線でしっかりとした末脚を繰り出し、タルナワ、ハリケーンレーンを完封したのですからこの勝利はフロックではないと思います。

ドイツ馬も凱旋門賞で結果を出していましたが、正直ここまで走るとは完全に想定外でした。ただ、このメンバー、馬場コンディションで勝ち切るのですから力はあると思います。凱旋門賞を勝っただけに今後は注目されると思いますが、どこまで走るか注目です。

2着タルナワは、直前の馬場入りを嫌がるシーンがあり、これは見たことがないなと思いましたが、レースになると力は出しましたね。最後はトルカータタッソの決め手に屈しましたが、力のあるところは見せましたし、ヨーロッパを代表する一流馬として今後も世界で活躍して欲しいと思います。

3着ハリケーンレーンしっかり伸び切りましたね。時計のかかるスタミナ馬場になったこともこの馬にはプラスになったと思います。ただ、馬場以外にも馬の力がないとここまでの競馬は見せることはできないと思います。タフな馬場になればこの馬の力はより活きますし、中長距離戦線では今後も注目だと思います。

4着アダイヤーは、ハリケーンレーンから3馬身離されましたが、それでもこのタフな馬場で粘り込んだのですから力はありますね。直前にニエル賞を使えなかっただけにその影響が出たのかなとも感じました。それでも先行馬最先着です。アダイヤーの場合は、良馬場のほうが間違いなく良パフォーマンスを発揮できるので、良馬場になれば巻き返してくるでしょう。今後も注目の馬です。

ディープインパクト産駒のスノーフォールは6着。最後はのびきれませんでしたね。重馬場自体もスノーフォールにとっては、苦になるような馬場ではないので、これは力負けの印象です。ただ、まだ3歳馬。これからも成長していくと思います。凱旋門賞だけが全てではないですし、今後も欧州で末永く活躍して欲しいですね。ディープインパクト産駒、今後どのようなレースを選択するか注目です。

7着は、日本馬クロノジェネシス。スタート直後、大外を走ったのは、マーフィー騎手がロスしても馬場のいいところを走らせた好騎乗だと思います。その後は、先行集団につけることができたので、これはいい雰囲気で走っているなと思いました。直線に入るまではいい雰囲気でした。ただ、最後は地元の馬に対して伸びきれませんでした。

それでも4着アダイヤーからはほとんど差のないところでゴールしていますし、日本代表馬として力は見せたと思います。日本とは勝ちタイムが10秒以上違う非常にタフな馬場で1桁着順というのは本当に立派な成績だと思います。

まず、無事の帰国して、コンディディションを整えて欲しいですね。有馬記念が次走の最有力候補だと思いますが、グランプリ4連覇に向けて頑張って欲しいですね。

心配なのは、ディープボンド。道中の走りも少しチグハグなところがありましたし、最後は力尽きたように各馬から離されてしまいました。

バルザローナ騎手や大久保調教師のコメントを聞く限りは、馬に異常はないので、まずクロノジェネシス同様に無事に帰国して、しっかりとコンディションを整えることに注力して欲しいですね。

クロノジェネシス、ディープボンドともに、このコロナ禍の中での凱旋門賞に挑戦したことには、馬や陣営含め敬意を払いたいですし、日本の競馬ファンをワクワクさせてくれたこと、これには本当に感謝したいです。

武豊騎手も凱旋門賞で欧州の一流騎手相手に果敢にブルームで騎乗しました。凱旋門賞に騎乗できるのはそれだけですごいですし、50歳を超えてもアグレッシブに凱旋門賞に挑戦する姿勢は本当に素晴らしいと思います。

クロノジェネシス、ディープボンド、2頭の関係者、武豊騎手、その他日本の競馬関係者の無事の帰国を願い。今後の競馬界での活躍を期待したいと思います。

以上、凱旋門賞の回顧でした。

3、今週の競馬について

スプリンターズS、凱旋門賞が終わった後も日本やヨーロッパの競馬は続きます。

今週は、東京競馬場で毎日王冠、京都競馬場で京都大賞典が行われます。

スプリンターズS、凱旋門賞の2レースをかけてしまったので、今週の2レースは見るだけにしますが、予想の記事はしっかり買いたいと思います。

秋競馬もどんどん本格化していくので注目ですね。

あと、麻雀が好きな人は今夜からMリーグが開幕します。平日の楽しみも増えるので、本当にワクワクします。楽しみを持ちながら日々過ごすことは本当に大切です、

暗いニュースが多い中、何か楽しみを見つけながら毎日を過ごしたいですね。

記事は以上になります。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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