今日の重賞レース回顧と宝塚記念について
こんにちは。
今週も競馬が終わりましたね。この記事では重賞2レースの回顧を簡単に行い、来週の宝塚記念の1週前ということで出走馬と注目点についてについて書きたいと思います。
今日の重賞2レースの予想は、散々でしたが、来週は上半期グランプリ宝塚記念気持ちを切り替えて予想したいですね。
1、マーメイドS回顧
まず、牝馬のハンデGⅢマーメイドSを回顧します。
ハロンタイム 12.6 - 11.1 - 12.4 - 12.4 - 12.3 - 12.3 - 12.0 - 11.7 - 11.6 - 12.0
上り 4F 47.3 - 3F 35.3 勝ちタイム 2.00.4
逃げたのは軽ハンデを活かしたシャムロックヒルでした。1000M通過は1.00.8というスローペース。このペースは非常に楽でしたね。
このペースで逃げることができれば、勝機あり。直線でも粘りこみ、藤懸騎手は念願の重賞初勝利となりました。2着は外から一気の末脚で追い込んできた5番人気クラヴェル、3着は内をついて伸びてきた6番人気シャドウディーヴァでした。
人気馬では、アンドラステが積極的な競馬をしましたが、最後は伸びきれず4着。でも内容は悪くないですし、今回はハンデ戦。展開次第では、この後のサマー重賞では好勝負になる馬だと思います。
イズジョーノキセキ、ソフトフルートも直線で伸びきれず7着、8着。重賞ではもう一つ力をつける必要があると感じた内容でした。
2、ユニコーンS回顧
続いてはダート重賞ユニコーンSを回顧します。
ハロンタイム 12.1 - 10.6 - 11.3 - 11.9 - 12.1 - 11.8 - 12.2 - 12.4
上り 4F 48.5 - 3F 36.4 勝ちタイム 1.34.4
ユニコーンS、スタート直前で◉にしていたケイアイロページが蹄鉄を打ち替えるアクシデント。スタート後もピンクハメハメハが馬体に故障を発生し競争を中止するアクシデントが発生しました。北村騎手も心配ですし、馬の方も心配です。これは無事を祈るしかありません。
逃げたプロバーティオが作ったペースは1000M通過58.0というかなりのハイペースでした。これは、流石に逃げ先行馬には厳しい流れだと思いました。しかし、2番手追走から直線で抜け出した伏兵14番人気サヴァが直線で抜け出し、あわや勝ってしまうのではというシーンを見せました。最後は外から一気の末脚で伸びた7番人気スマッシャーが交わし重賞初勝利。勝ちタイムの1.34.4はレコード更新という非常に早い決着となりました。
勝ったスマッシャーは、ペースに恵まれた点があったとはいえ、早い時計で勝ち切った内容は非常に強いです。ただ、それ以上に驚いたのは、サヴァの粘り込みです。ペースに恵まれての2着ではないので今後も注目です。
3着はケイアイロページ。鋭い末脚を披露しましたが、3着まででした。ただ、今回のレースで重賞でも通用することを証明しましたし、3歳のダート重賞では注目する馬だと思います。
1番人気のラペルーズは直線で全く伸びず13着。ルメール騎手は最後全く追ってなかったので、馬の状態面に問題があったのでしょう。一度立て直す必要がありそうです。
以上、ユニコーンSの回顧でした。
3、宝塚記念出走馬と注目点について
では、来週行われる宝塚記念について書きたいと思います。
宝塚記念の登録馬は15頭。その中でも注目は牝馬の3頭でしょう。
その中でもクロノジェネシスは去年の宝塚記念、有馬記念も勝利しています。このレースにグランプリ3連覇がかかっています。今年はドバイシーマクラシックで世界を代表する馬ミシュリフには及ばなかったものの差のない2着と健闘しました。海外帰り初戦ということで状態面が非常に鍵になりますが、問題なく調整できれば、馬場も重馬場でさらに能力を発揮する馬なので最有力候補でしょう。
クロノジェネシスの最大のライバルになるのは大阪杯でコントレイル、グランアレグリア相手に逃げて快勝したレイパパレでしょう。新馬戦〜条件クラス、GⅢ、G1大阪杯とこれまでデビューから6連勝というものすごい成績を誇っています。この馬が注目されたのは、3勝クラスの大原Sでしょう。秋華賞直前の3勝クラスで直線で持ったまま後続を突き放し快勝。秋華賞に出走したいたら、デアリングタクト相手でも勝負になったと思うような内容でした。
そして、GⅢチャレンジC勝利後、ぶっつけで大阪杯への挑戦。ここでハイペースで逃げて後続を突き放す本当に強い内容でした。今回は宝塚記念への挑戦。ここで勝利すればデビューからGⅠ2勝を含む7連勝という記録になります。クロノジェネシスは強敵ですが、どんなレースをするのか非常に楽しみです。
懸念点とすれば、大阪杯は非常にタフなレースだったので状態面を維持できているかが非常に大事になってきますね。
3頭目の注目牝馬はカレンブーケドール。前走は天皇賞春に果敢に挑戦し、積極的な競馬で3着。なかなかスイートピーSから勝ちきれないですが、2着3着と好走しています。重馬場でも結果を残しており、当然この相手でも好勝負になるでしょう。距離が阪神の2200Mに戻るのはプラスですし、上位人気2頭の状態面次第では勝利の可能性もあると思います。
牝馬3頭が中心になりそうですが、この3頭に割って入ってくるのは、アリストレレスでしょうか。天皇賞春では4着とあと一歩伸びきれませんでしたが、2200MはAJCCで快勝した距離です。当然巻き返しの可能性はありますし、ここで一矢報いたいところでしょう。
宝塚記念については、来週ステップレース、追い切り、展開予想を記事で取り上げたいと思います。
記事は以上になります。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。