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自分の短所を武器にする
こんにちは。
今日は、自分の短所をいい意味で捉えて、生きる上での武器にしていきましょうということを書きたいと思います。
1、短所と聞くと
短所と聞くと、自分のコンプレックス、欠点という負の意味で考えている人も多いと思います。以前の私もそうでした。
私の短所は空気が読めない、優柔不断、打たれ弱い、あがり症、口下手、ネガティブ思考など様々な短所が思い浮かびます。実際にはもっとあると思います。
でも、長所と短所は表裏一体の関係です。空気が読めないというのは、他人やその場の雰囲気に流されないという芯の強さと言い換えることができますし、ネガティブ思考というのは、物事を敏感に察知し観察する能力があると言い換えることができます。
就職活動をしている人なら、面接であなたの長所と短所を教えてください、という定番質問があります。この質問をする意味としては、自分のことをしっかり客観視できているのかということを面接感の方は見ているのだと思います。
短所で自分の欠点ばかりに目を向けているというのは、あまりいい印象を持たれませんし、短所だって見方を変えれば長所になると思います。短所を長所にして、自分の短所は〇〇ですが、この短所は△△ともいえます。この力は、御社で働く上で非常に役に立つと考えています、と言えれば印象もアップするのではないでしょうか。
ということで短所を武器にする方法を考えていきます。
2、自分の短所を思いつくままに紙に書いてみる
まず、現状の把握が大切です。
自分がこれは欠点だなと思うこと、感じることをありのままに紙に書いてみることをおすすめします。
結構思い浮かぶのではないでしょうか。
紙やノート、メモ帳に書いてみるのがいいです。スマホにもメモ帳機能はありますが、スマホの場合は、他のSNSやゲームなどのアプリが入っているため誘惑が多いです。
3、欠点や短所を書いてみたらプラスにすることができないか考える
そして、自分の思う短所を言い換えて長所にしてください。
例えば、優柔不断、物事を決めるのに時間がかかるというのは、慎重な決断を下すことができる、決断のミスが少ないといった具合です。
他にも、他人に嫉妬してしまうならば、他人のことを観察する力があると言い換えることができます。他人のことをよく見ないと嫉妬という感情は生まれませんから、他人についてよく観察できるという長所に置き換えれらます。
4、自分自身を受け入れる
このように短所というのは見方を変えれば長所にもなります。考えかたひとつです。
ただ、仕事をしていると自分自身が欠点だと思うことを指摘したり、色々と言ってくる人もいると思います。
そういう時は、自分は駄目な奴だと気持ちが沈みがちになります。私も前職では、そうでした。仕事のミスをし、上司や同僚からさまざまなことを言われて塞ぎ込んでしまいました。
ただ、自分と同じミスを他の同僚や友人がしたら、一度のミスでアイツは駄目な奴だとは思わないでしょう。人間だし失敗もするし、同じミスだって繰り返すことがあるよ。そういう言葉をかけるのではないでしょうか。
その言葉を自分自身にもかけることができれば、いいと思います。あの人からは、こんな事を言われたが、あの人はミスに対して怒ってるのであって自分自身を否定したわけではない。同じミスを繰り返さないように仕事に取り組めば大丈夫だよ、そう思えるようになれば自己肯定感も高まりますし、うつ病にもなりづらい考え方を手に入れていると思います。
5、自己肯定感を高めるために
とはいえ、考えやものの見方というのは生きてから家族や学校、職場など様々な環境や人間関係をもとに形成されたものでそう簡単に変えることのできることではありません。
なので、他の記事でも書いていますが、変えるためにまず取り組むことは現状把握です。
今日1日の中で自分の中で思った感情を思ったままメモ帳に書き出してみましょう。もしこれが、疲れた、イライラした、眠いくらいしか思いつかなかったら、まだまだ自分の感情に気づいていないと思います。イライラしたの正体は、仕事が覚えられない自分自身への怒りか、後輩が仕事をなかなか覚えてくらない落胆か、など怒りの感情1つをとって見てもその背景には色々な感情があると思います。最低10個は書けるように自分自身の感情を観察してみるというのがいいと思います。
日本語は感情表現があまり多くないですが、それでも感情を自分の言葉で書くことがでできれば現状を把握する第1歩でしょう。
自分自身の感情を把握したらその感情が出てくる自分自身をまず受け入れることです。そして、自分自身にそういう感情も出る時があるよ人間だものという言葉をかけてしまいましょう。そうすれば、起きてしまったことにクヨクヨ悩む時間も減りますし、自分自身を受け入れて認める力がついてくると思います。
私自身も、毎日訓練校の授業についていくのが精一杯で他の受講生に置いて行かれているのではという焦りの感情が生まれることがありますが、そういう感情が出た時には、「いや待て。いろんな業種を経験している人が集まっているのだから得手不得手はある。わからなくても覚えれるところからおぼえていけばいいよ。」という言葉を常にかけてあげています。
6、まとめ
以上、短所を自分自身の武器にすることができる考え方を記事にしました。
まず、自分が思っている短所を長所に言い換えること。 そして、その短所を長所にするために、自分自身を受け入れる力を高めること。
この2つのことがとても大切だと思います。2つ目の自分を受け入れるというのはセルフコンパッションという考え方にも通づると思います。自分自身を受け入れることができないと短所もコンプレックスとしか見ることができませんし、この考え方は生きていく上でとても大事だと思います。
セルフコンパッションについては、私自身もまだまだ勉強することがたくさんありますが、この変化の多い社会を生きる上では間違いなく身につけたい考え方の一つです。
自分自身を受け入れ大切にすること、これが周りの人にもいい影響を与えます。短所やコンプレックスも変えていくのではなく、受け入れてプラスにすることがとても大切だと思います。
記事は以上になります。最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。