有馬記念最終結論

こんにちは。

いよいよ、今日は有馬記念が行われますね。この記事では、有馬記念の最終結論を書きたいと思います。

1週前の予想は、以下の記事に書いています。

1、中山競馬場の馬場状態について

先日に行われた中山競馬場の芝レースをピックアップして取り上げたいと思います。

昨日の中山大障害、オジュウチョウサン復活の大勝利、前場無事完走という非常に素晴らしいレースでしたね。最終障害を超えたあたりでは、完全に一頭だけ手応えが違いましたね。障害という舞台でここまで息の長い活躍ができるこの馬には本当に頭が下がります。

今日の有馬記念でも熱いレースを期待したいですね。

さて、ここで取り上げたいのはメインレースのグレイトフルS（3歳以上3勝クラス　芝2500M　ハンデ）です。有馬記念と同距離走コースで行われるレースだけに注目でしょう。

ハロンタイム 7.1 - 11.6 - 12.3 - 12.4 - 12.1 - 12.5 - 13.1 - 12.7 - 12.3 - 12.4 - 11.9 - 11.5 - 12.1
上り 4F 47.9 - 3F 35.5　勝ちタイム2.34.0

レースは、逃げたダノングロワールを1番人気のヴェローチェオロが番手につける形で追走、その後にサトノラディウスがつける形で淡々と流れました。

1000M通過は、1.01.8というスローペース。3コーナーまでに逃げたダノングロワールが差を広げましたが、コーナーで一気に差を詰めて、直線ではヴェローチェオロが一気に先頭にたちました。

外からサトノラディウス、内からレティキュールが差を詰めましたが、最後は実力で突き放す形で1馬身差をつけてヴェローチェオロが勝利しました。

→他の芝レースを見ても外を回すのは厳しいように思えましたね。馬場状態としては、去年ほどのパワーは必要ない形ですが、ロスなく立ち回る器用さとスピードが求められるコース形態と言えるでしょう。

3、今日の芝状態を見てのレース展開再検討

まず、枠順確定後のレース展開予想は以下の記事で書きました。

昨日のレースを見てのレース展開の予想を改めて考えたいと思います。

昨日のレースを見る限りでは、やはり先行前残りの傾向が強いので、あまりにも後ろすぎると中山の短い直線では届かない恐れがあります。そのため、各馬第3コーナーの手前で一気に仕掛ける可能性があると思います。

そして、大外を回しすぎると当然届かないので、できればロスなく馬場の真ん中から内側を通りたいところでしょう。

昨日のレースでは、横山武史騎手が5Rゴール前のヴァンガーズハートでゴール前で手綱を緩めてしまい、年明けの競馬2日間の騎乗停止処分になってしまったので、有馬記念ではその反省を踏まえて、最後まで追ってくるでしょう。

対するクロノジェネシスのルメール騎手もエフフォーリアを徹底的にマークしてくるでしょう。状態面が不安視されている中で最後のレースでどんなレースを見せるのか非常に楽しみです。

タイトルホルダーは、確実に2番手にはつけるでしょう。そして、菊花賞のように直線では先頭に立って粘り込みたいところでしょう。

ステラヴェローチェは、中団待機から、コーナーでロスせずに直線で一気の末脚を発揮したいところですね。ペースが早くなれば、この馬のスタミナが存分に発揮される展開になると思います。

妙味があるのは、武豊騎手騎乗のアリストテレス。先行してロスなく騎乗できれば面白い存在だと思います。前走は、逃げの手に出る積極的な競馬で苦しくなりましたが、この馬の競馬ができればAJCCのようなパフォーマンスが発揮できると思います。

アサマノイタズラ、アカイイトは思い切った競馬に出てくるでしょう。2頭とも終いは強烈な末脚を持っていますから、一発にかけて勝負に出るでしょう。

4、有馬記念最終結論

それでは、以上のことを踏まえて最終結論にいきたいと思います。

◉10 エフフォーリア

◉はエフフォーリアにしました。状態面としては、天皇賞・秋には及びませんが、それでも総合力は非常に高いです。クロノジェネシス陣営があそこまで弱気なコメントを出すと流石に軸にはしづらいです。

展開的にもパンサラッサが大逃げをして、最後の直線の追い比べでは、総合力勝負となるでしょう。

そうなると天皇賞・秋、皐月賞でハイパフォーマンスを見せたこの馬の◉は揺るぎないと判断しました。

有馬記念を勝利して、最優秀3歳牡馬と年度代表馬の2冠を達成して欲しいですね。

◯9 ステラヴェローチェ

相手本線はステラヴェローチェ。菊花賞こそ、タイトルホルダーに離されてしまいました。それでも今年の成績を見ると共同通信杯こそ5着に敗れましたが、そのあとは皐月賞3着、日本ダービー3着、神戸新聞杯1着、菊花賞4着と非常に安定した成績を誇っています。

地力は十分にありますし、神戸新聞杯、菊花賞でもスタミナがあるのは十分に示したと思います。

前が早くなり、早仕掛けした馬が中山の最後の急坂でバテるような展開になればチャンスは十分にあると思います。

Mデムーロ騎手も今非常に好調ですし、ステラヴェローチェとは相性が個人的にいいと思います。

▲16 タイトルホルダー

▲は、タイトルホルダーにしました。

大外に入ってしまったのは、正直痛いですが、それでも逃げるパンサラッサを見ながら競馬は非常にしやすいと思います。

大外枠からスムーズに番手につけることができればチャンスは十分にあると思います。

小回りコースは、弥生賞ディープインパクト記念、皐月賞、菊花賞でも結果を残しているので、勝利するチャンスは十分にあるでしょう。

あとは、和生騎手がこの馬の力を信じて積極的に競馬をして欲しいですね。

△5ディープボンド（この馬も春は結果を出していますし、小回りコースも非常に得意にしていると思います。状態面も非常にいいですし、チャンスは十分にあると思います。）14アサマノイタズラ（外枠に入ってしまったのは、正直痛いですが、それでも中山競馬場は非常に得意にしていますし、一発の可能性は十分にあると思います）7クロノジェネシス（状態面が気になるところですし、オッズ的にも切ることも考えましたが、やはりこれまでの実績を考えても無印はやりすぎだと思いました。これまでの成績に敬意を評して、最後のレースをしっかり走って欲しいですね）

印は以上になります。印を打たなかった馬について何頭か触れます。

ペルシアンナイト：最内枠は絶好枠ですし、Cデムーロ騎手というのも魅力です。一発の可能性は十分にあると思います。ただ、やはり今回の相手は非常に強力ですし、厳しいと見て切りました。

パンサラッサ：前走の福島記念のパフォーマンスは非常に高いものです。今回も単騎逃げが想定される中で、楽に逃げることができれば一発の可能性もあります。過去のレース結果を見ても大穴を開けたのは逃げ馬です。とはいえ、やはり相手関係が一気に強化されますし、厳しいと見ました。

ウインキートス：枠は絶好で中山競馬場も得意舞台なので非常に怖いとは思います。スムーズに運べれば馬券に絡む確率も十分にあると思います。とはいえ、相手関係的にも厳強いですし、印も周り切りませんでした。

アリストテレス：この馬も十分にチャンスはあると思いますが、枠が微妙なところに入ってしまいましたし、追い切りの動きを見ても一発穴を開けるのは厳しいと見ました。

アカイイト：この馬は、最後まで印を打つかどうか迷いました。エリザベス女王杯のパフォーマンスは非常に高いものでしたし、あのパフォーマンスを発揮できれば一発あります。とはいえ、外枠に入ってしまったのはやはり痛いです。同じ外枠であれば中山競馬場で行われたセントライト記念で高いパフォーマンスを見せたアサマノイタズラに印を回しました。

キセキ：このレースを最後に引退ということで、今まで本当に怪我もなく最後まで走り続けたこの馬の功績は非常に大きいと思います。ファンも非常に多い馬ですし、私自身も非常に好きな馬です。最後のレース応援しつつも、馬券となるとやはり厳しいと見ました。

予想は以上になります。

5、有馬記念買い目

最後に有馬記念の買い目についてです。

◉エフフォーリアの馬券内は固いと見て3連複エフフォーリア1頭軸で印各馬に強弱をつけながら買いたいと思います。

以上、買い目についてでした。

記事は以上になります。有馬記念は、今年最後のレースですから当たるにしろ外すにしろ公開のないように買いたいですね。

年末最後の大一番、楽しみましょう。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。