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物欲について

こんにちは。

今回は、物欲について考えたいと思います。

私自身、今は物欲がほとんどありません。
毎月の変動の出費に関しては日々の食費、日用品、趣味の旅行とカラオケ等の娯楽費だけです。

そんな私も一人暮らしの大学生、社会人時代にはこれでもかとばかりに物を買っては、部屋の適当な場所に置いてました。

物を買わなくなってから感じたことは、お金が減らないことです。

そして、家がスッキリしたことで掃除や片付けの管理も楽ですし、1Kで十分なので、家賃も抑えられています(以前は一人暮らしのにも関わらず1LDKのアパートでした)。

モノは、家の中のモノに限らず、車を手放したことで毎月の維持費の負担がなくなり、非常に楽になりました。
もちろん、住む場所によっては車は必需品になるので、今車が必要ない環境で生活できているのもありがたいです。

この記事では、物欲がなくなるまでについて記事にしたいと思います。
モノが多くてストレスが溜まる、お金が貯まらないと悩んでいる方に少しでも参考になれば嬉しいです。


大学時代

とにかく自分合う服を求めてた

大学時代は地元の仙台から関東圏に上京しました。

10代の頃に私が考えたことは、
「モテて童貞を卒業したい」
という非常に浅はかな思考でした(結局大学生時代に童貞の卒業はできず)。

そのために必要なことはファッションセンスが必要と考えていました。

そして、休みの日には小田急線で町田や下北沢までいい服はないかなと探し求め、買い漁っていました。
仕送り金とバイト代の結構な金額を服に突っ込んでいた気がします。

結局、2~3回来て箪笥の肥やしになっているのがほとんどという状態でした。

積読となった本棚

本についてもびっくりするぐらい買っていました。

ただ、買っていても読んではないです😅
本屋で手に取ると読みたくなって買ってはみたものの速読の技術はないですし、時間は限られています。
結局、読まずに本棚にただ積まれるだけの本が大量発生して、棚に入れるスペースがなくなってはブックオフに売却することを繰り返していました。

大学の図書館にもたくさんの本があるのに本当に勿体無いことをしたなと反省しています。

押し入れに隠していたアダルトDVD

大学時代の性欲はお化けのようにありました。
彼女を作ってやりたいという浅はかな思考が常に頭の片隅に常にありましたが、結局叶うことがないまま時間だけが過ぎていきました。

その欲求不満の解消にアダルトDVDを見ていました。
TSUTAYAでレンタルもしていましたが、TSUTAYAに並んでいる商品では飽き足らず少しマニアックなジャンルのものをみたくなり〇〇書店のような大人の本屋(DVD屋)?に足を運んでは己の欲望のままに欲しいものを買っていました。

ただ、人間には感応度低減性(ある程度の喜びに慣れてしまうと、そのあとは少々の得では喜びを感じにくくなってしまう)という脳の性質があるため3回も見れば大体飽きるモノです。

飽きては買ってを繰り返して押し入れに大量に隠すを繰り返していました(友達に見つかるのは避けたい)。

このように大学生時代はただひたすらに己の欲望のままにモノを買い続けていました。
よく借金をしなかったなと今考えれば思います。

社会人時代

社会人時代になってもこの傾向は変わらず、ただひたすらに己の欲望に行動しました。

ストレスで何も考えずに買い物

社会人になると学生とは全く立場が異なり、責任が増えてストレスが激増します。

人間関係や残業、休日出勤もあり、ストレスで押しつぶされそうな日々でした。

貴重な休日は、家でゆっくりしようとしても仕事の嫌なことが頭の中に無意識に思い浮かんでしまいます。

そうなると、気分をリフレッシュという名目の現実逃避をで車で外出してはショッピングモールで買い物していました。

しかし、その時買ったもので今手元に残っているものはありません。
いかに不毛な買い物をしていたのかということです。

食材だらけの冷蔵庫

そして、社会人になって特に買い物の量が増えたのが食品です。

ストレス解消の一つに暴飲暴食を繰り返していたので、スーパーではその量を期限内に食べ切ることができるの?ということを考えずに買い物カゴににいれていました。

特にお酒は今とは比べ物にならない量を飲んでました。
お酒に合うものも買いたいということで惣菜やお刺身もたくさん買っていました。
料理するかも(結局、時間がなくてしないことがほとんど)と思って野菜を買っては使えずに腐らせたことも何度もあります。

酷いのは最後まで飲み切らずに50mlくらい残っている飲みかけのペットボトルのジュースやお茶も冷蔵庫に放置していました。今思うと本当に汚いです(~_~;)

お酒、食材、ペットボトルなどで冷蔵庫は常に食品でいっぱいでした。
1人暮らしで食べる量にも限度があるのにです。

このように社会人になると学生時代とは比較にならないくらいのストレスから買い物や暴飲暴食に走っていました。

モノが多いとどうなる

モノが多いと以下のようなことが起きます。

部屋にいることがストレス

仕事でストレスを溜め込んでいるのに自分の家に帰ると物に溢れて散乱している様子を目の当たりにするとそれだけでストレスが溜まります。

余計な外出が増える=出費が増える

部屋にいることがストレスになるんですから、当然出費は増えます。

仕事が終わったら、その日の夜に車のエンジンをつけてドライブという名のストレス発散消費をしていました。

また、出かけて宿泊するのはもっぱらビジネスホテルだったので、家賃以外にも宿泊費も支払っていました。

これらの出費は家の中を少しでもまともな状態にしていれば発生しない出費でした。

探し物が増える

そして、家の中にモノが多いと自分が今必要なものをどこに置いてあるかを忘れてしまいます。

毎日のように「探し物は何ですか〜?」という井上陽水さんの曲が頭によぎっていました。

単純に紛失したものの探す時間はストレスですし、時間の無駄です。
仕事で2S(整理整頓)を徹底しろと言われていましたが、最初の整理(必要なものと不要なものを分けて不要なものは捨てる)の段階からつまづいてました。

相当な時間を無駄にしていました。

実家に帰り大量のモノを廃棄

契機になったのは、実家に戻った時でした。
仕事で精神的に完全に病んでしまい仙台の実家に戻り他の部署で働くことになりました。

15畳→6畳のスペースへ

計15畳くらいの1LDKから6畳の部屋に移るわけですが、当然モノは溢れます。

引っ越すときには、業者に依頼して5万円支払い不用品を処分しました。これも今考えると完全にボラれた印象ですが、当時の私には時間的にも精神的にも余裕がありませんでした。

ただ、それでも6畳の部屋にダンボールは山積みでした。
1週間近く、不要なモノを整理して何とか生活できるスペースは確保できるようになりましたが、それまで膨大な時間とお金を使いました。

断捨離とお金についての勉強

モノを大量に捨てる苦労を思い知ってからは、余計なものは絶対に持ちたくないと思いました。

ただ、これまで通りの生活に戻ってしまっては、またモノに塗れた生活に戻るとも思いました。
仕事のストレスから衝動的にモノを買ってしまい早を埋め尽くす二の舞は避けたかったです。

その時わたしが注目したのは、ミニマリストの存在でした。
それまでミニマリストの存在は知っていましたが、モノを極限まで減らして何が楽しいんだという者に構えて見ていました。

しかし、1回苦労を味わうとモノを減らすと楽になるというのは何となくわかってきました。

また、モノを買わなくなると買ったモノを装飾するためにまた新しいモノを買う(ディドロ効果)こともなくなりました。

結果的に、実家暮らしということも相まってお金もどんどんd溜まっていきました。

お金が溜まっていくと、お金の仕組みにも興味を持ち始めて勉強も始めました。
図書館に行くとたくさんのお金に関する書籍が並んでおり、片っ端から借りては読みました。

大量のモノを処分したことが一つの契機になったと感じています。

最後に

今の時代は、本当に便利な商品をい当たるところで目にします。

IT技術の進化で商品やサービスはより便利に快適に利用できます。

ただ、今の環境でも十分快適に暮らせていると私は思います。

冷暖房、キッチン、水回り(風呂、トイレ、洗面台)が完備されていて雨風を凌ぐことができれば、住居の最低限の役割は果たしています。
そのほかに冷蔵庫、洗濯機などの生活に必要な商品があれば、生活する分には困ることはないでしょう。

そう考えると本当に必要なものはそう多くはないことに気づきます。

新生活が始まる人も多い時期ですから、部屋の家具等のモノを揃えるときには十分に考えてから揃えるのがいいと思います。

記事は以上になります。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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