屋島旅行
こんにちは。
この記事では、屋島を旅行してきたので、その様子を記事にします。
1、屋島とは
屋島をご存知の人は旅行好きの人か西日本に住んでいる人が多いと思います。
関東、東北などの東日本、北日本の人にとってはあまり知らない観光地だと思います。
屋島は、平安時代に源平の合戦の舞台となった場所で、屋根の形をした溶岩台地です。
また、屋島寺が四国八十八か所霊場の第84番にも指定されており、お遍路さんもこの寺は訪れることになります。
アクセスの手段としては、JR屋島駅や琴電屋島駅から屋島山上までのバスが1日に数本出ていますし、屋島スカイラインも整備されているので、車でも容易にアクセスできます。
あとは、琴電屋島駅のひとつ手前の潟元駅からでも登山でアクセスすることができます。今回はこの手段でアクセスしたので、詳細はこの後に書きます。
屋島の見所は、前述した屋島寺の他にも屋島水族館、瀬戸内海の島々や高松市街を一望できる霊巌からの絶景が挙げられると思います。
景色は絶景なので、香川を訪れた際には絶対に外せないスポットだと思います。
では、今回屋島に行った模様を書きます。
2、屋島へのアクセス
まず、屋島へのアクセスについてです。
今回は、ことでん琴平線で瓦町まで向かい、瓦町でことでん志度線に乗り換えて向かいました。
このアクセスの方法が1番シンプルだと思います。
遠方からJRでアクセスされる人は、JR高徳線で高松駅から屋島駅に1本で向かうことができます。ただ、1時間に1~2本くらいと本数は多くはないので、時刻表はしっかり確認する必要があると思います。
JR屋島駅、琴電屋島駅からは、屋島山上へのバスが1日数本出ているので、時刻表はしっかり確認しましょう。
車でのアクセスするときは、高速道路を高松東ICで降りて、国道11号を高松市街、松山方向に出て、すぐに県道30号を北上すると屋島のT字路を右折し、すぐに左折すると屋島スカイラインに入ります。
屋島スカイラインからは、道なりに進むと屋島ドライブウェイがあるので、そこから駐車場に入れば屋島寺はすぐです。
どの方法でアクセスするにしても事前にしっかり調べれば、容易にアクセスすることができると思います。
3、屋島へのアクセス2~登山
今回は上記方法ではなく、あえて登山で屋島に向かいました。その模様を記事にします。
まず、瓦町でことでん志度線に乗り換えます。ことでん志度線は、瓦町駅が起点になります。
瓦町は、ことでんの琴平線、長尾線、志度線の3路線が交わる大ターミナル駅です。そして、高松の中心地もこの瓦町が中心になります。
さて、瓦町から乗車した志度線は、屋島駅ではなく、その一つ手前の潟元駅で下車しました。
登山口からは、この潟元駅が最寄りの駅となります。最寄りと行っても登山口には1キロ以上あるので、結構歩きます。
しかも、登山口からいきなりの勾配21%という急な坂。ここでかなりの体力を消耗します。屋島寺までの行程は、1キロ少々ですが、この1キロの距離を登り切るのには30分かかります。結構急な坂を登るので、途中で休憩しながら自分のペースで登ることが大切だと思います。
ただ、登山路自体は、舗装もされており、非常に歩きやすいコースとなっています。
登山道を歩いて30分、目的地の屋島寺に到着しました。かなり歩いて到着したので、達成感はありますね。登山の魅力はここにあると思います。
屋島寺の本堂とその隣にある鳥居と狸の石像の融合です。
屋島寺の歴史は非常に古く、奈良時代の鑑真や平安時代には空海も屋島寺の歴史には大きく関わっています。空海は、香川県の歴史を語る上で非常に重要な人物です。
この記事では、歴史については深く書きませんが、屋島寺のHPを見るとその歴史が描かれているので、興味のある人は確認してみるのもいいと思います。
さて、屋島寺まで登山した感想ですが、300Mで所要時間30分程度なので、最初は結構大丈夫だろうと感じていましたが、思った以上にきつかったです。路面も舗装されており非常に歩きやすいですが、逆にダートコースのようなクッション性もないので、足への負担は結構ありました。今回は、夜勤開けで仮眠して登山に挑戦しましたが、やはり登山する以上は、ある程度体力のある段階で行うのがいいと感じました。
以上、屋島を登山した感想でした。標高が低いからといって侮るなかれですね。
4、獅子の霊巌
屋島寺を出て、右手の参道を5分くらい歩くとれいがん茶屋が見えてきます。この先が、屋島で1番の名所である獅子の霊巌です。
ここからは、高松市街地や瀬戸内海の島々、さらに晴れていればここから30km先の瀬戸大橋まで見ることができます。
3枚目の写真の手前側にある大きな島は鬼ヶ島で知られる女木島(香川県)、奥側の小さい島が男木島(岡山県)ということで、この島の海峡がちょうど香川県と岡山県の県境になっています。
夜景を見ることができればもっと綺麗だとは思いますが、流石に今回は車はないので、16:54屋島ドライブウェイ発のバスに乗って下山する必要があったためそこまでは確認できませんでした。車で来られる際には、ドライブウェイで車を停車させて、夜まで待機するのもいいと思います(ただ、夜の屋島スカイラインは非常に暗く見通しも悪いので、運転の際には非常に気をつける必要があります)。
この日は他県からの修学旅行生がおり、この場所で集合写真を撮っていましたね。瀬戸内海をバックにした写真は非常に思い出に残りそうですね。
時間は16時過ぎですが、ちょうど高松港16時発、女木島16:20着の船を見ることができました。
瀬戸内海は、これ以外にも航行する船舶数が非常に多く、海運で非常に重要な役割を果たしていることが言えそうですね。
こちらは、女木島の手前ですれ違う船を撮影することができました。時刻表を確認すると高松⇄小豆島の船ですかね。高松16:10発と小豆島15:45発の船がちょうどすれ違ったところだと思います。フェリー同士のすれ違いなんてなかなか見ることができないので非常にいいものを見ることができました。
小豆島はオリーブオイルの重要な産地ですし、観光的にもオリーブ園やエンジェルロード(1日2回、引き潮のときにだけ現れる砂の道。このとき大切な人と手をつないで渡ると、天使が舞い降りて願いが叶うと言われる道)、映画二十四の瞳村、寒霞渓などの観光地がたくさんあるので、是非とも行ってみたい場所ですね。
獅子の霊巌から少し歩くと瀬戸内海の生い立ちについて詳しく書いた案内板がありました。古くから様々な歴史的な経緯を経て今の形に至ることが詳しく描かれています。非常に勉強になりますし、興味深いですね。
以上、獅子の霊巌についてでした。正直、ここの景色はかなりの絶景なので、景色を見るだけでもこの場所に足を運んだ甲斐があると思います。
5、屋島水族館〜屋島ドライブウェイ、琴電屋島駅まで
では、1番の目的である獅子の霊巌からの景色を見たので、下山することとします。ただ、流石に一度登山した道を下山するのは少ししんどいので、16:54屋島ドライブウェイ発のJR屋島駅ゆきのバスに乗って下山することとなります。
まず、16時半頃に獅子の霊巌を後にします。素晴らしい景色なので、ずっと黄昏ていたいですが、それはまた今度時間がある時にレンタカーでも借りて、夜景も楽しみたいですね。
獅子の霊巌を出て、すぐ右側には屋島水族館があります。山上に水族館があるというのは、中々ないのではないでしょうか。非常にレアな水族館だと思います。
さて、屋島水族館をすぎると左側にはまた絶景が広がります。この景色は何度見ても本当に素晴らしいと思います。
少し歩くと、屋島ドライブウェイに到着します。車で屋島にアクセスされる方はここから、屋島観光を開始することとなります。屋島寺までの道中には源平の合戦の詳しい登場人物が絵巻で描かれています。源義経と那須与一は知っていますが、他の人物はわからないです。もっと歴史の勉強が必要ですね。
さて、ドライブウェイ自体はもう16時過ぎて閉館していましたが、バスは16:54発の最終便があります。このバスに乗って下車することとなります。
バスは、屋島スカイラインを下山し7分程度で琴電屋島駅に到着します。潟元駅から1時間かけて屋島寺まで到着したことを考えると本当に早いですね。
途中のバスからも海側の素晴らしい景色を写真に収めることができました。自動車で運転している最中だと脇見運転になってしまい非常に危ないですが、バスからだとこんな素晴らしい景色を見ることができます。
琴電屋島駅からは琴電志度線に乗って瓦町駅に帰りました。
以上が、今回の旅行になります。
6、まとめ
屋島の景色は非常に素晴らしく四国の絶景の1つであることは間違い無いと思います。
今回は、登りを登山で帰りをバスとしましたが、車でのアクセス以外では、行きと帰りを別々の手段で行くことが個人的にはおすすめです。
バスだとドライブウェイ到着から次の出発まで20分程度しかありません。その20分を過ぎてしまうと次のバスが発車するのは1~2時間後ろなってしまいます。水族館を見るのであれば、十分な時間はあると思いますが、そうでなければ流石に2時間の滞在時間は長いと思います。であれば、行きはバスで登って帰りは、屋島寺から下山するというのも面白いと思います。
個人的には、屋島はレンタカーを借りて、霊巌からの夜景をこの目で確かめたいですね。
記事は以上になります。この記事を見て少しでも屋島や香川県に興味を持ってもらえれば幸いです。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
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