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平和という俺たちがもがきながら求めているモノ

あんたにも心に残る曲ってやつがあるかい?

俺にも色々あるんだけれど、なんかこんな動画見たんだよ。

もともといい曲だと思ってたんだけれど、この曲って9.11を受けて作ったものだってんだよな。
正直知らんかった。

ヒトの命がヒトの意思やヒトの意思のそとの影響で失われていく。

日本ってさ。
災害が多いわけじゃん。
地震雷火事おやじってくらいに災害にまみれているわけだ。
※おやじはちっと別な意味を持つけれど

ただ、日本は一つだけ恵まれている事がある。
海だ。
海が自然の防壁になっているからヒトからの攻撃っていうのは少なかったってのが歴史だと思う。

でも、移動手段や攻撃手段が進化することで海という防壁が弱くなっているってのも事実ではあると思うんだ。

今回は俺たちが誰の幸せを願っているのかを考え直してみる回だ。

ちっと、俺たちに降りかかる悲劇ってやつを考え直しておこうぜ。


9.11というヒトの意思

世界。特にアメリカという国にとって「世界」という言葉の意味を変えたことだと思う。
もっと言うなら、アメリカに「自分たちが戦争の当事者なんだ」ってことを叩きつけたことだと思う。

ぶっちゃけ、あれは戦争行為以外の何物でもないと思うからね。

で、それを思って作られた楽曲。
そのひとつが「ハナミズキ」だってわけだ。

ニュースでウクライナやイスラエルの話は聞くけれど、ホントに世界中で戦争、紛争、戦闘、要するに殺し合いが起きている。

なんでヒトはそんなにも分かち合うことが出来ないんだろう。
そんなふうに考えちまうわけだ。

そこでなんとなく思ったのはさ。

もしかしたら、俺たちは「つながりすぎた」ってことなのかもしれないって思ったんだよ。

どう言うことだって?
俺たちはネットという形で「情報」だけをやり取りする世界を受け入れている。

もっと乱暴な言い方をするなら相手を理解するために「情報」で判断している。

そして、その情報の「正しさ」を証明する手段は今のところ無い。
例えば俺はよく行政がまとめたデータを根拠に自分の考えをまとめてnoteに書いていたりするけれど、その政府の情報の正しさを検証するのは俺たち国民なわけじゃん。

もう、ジレンマ?トリレンマ?もしくはそれ以上のヒトが関わって「今の俺たちは正しくないけれど、間違ってもいない」と言い聞かせているってわけだ。

もうそうなると宗教だよな。

俺たちは知らぬ間に「民主主義」という宗教にどっぷり浸かり込んでいるってわけだ。

言い換えれば俺たちは「俺たち」という神にすがって生きているとも言えるのかもしれない。

「俺たち」は万能なのか

じゃあ、俺たちがすがっている俺たちはすがるに値する存在なのか。

んなわけねーわけだ。

でも旗は必要なんだ。
どこかに向かって歩いていくには、その「どこか」ってのを見える化しないとヒトは動けない。

だって、何したら良いのかわかんないもん。

そこでヒトは「国」だとか「世界」だとか「平和」だとか、いろんな旗を作り始めた。

絶妙に皮肉なのがさ。
その旗ってのが戦争を作り上げているんだよな。

ヒトは「旗」という目標が見えていないと生きていけない。
でもその「旗」があることで命の奪い合いが現実に起きている。

そして、そのヒトの争いによって、他の生き物も犠牲になっていく。
というか、ヒトが生き延びていく以上、他の生き物の命を文字通り吸い上げながら維持していくしか無い。

いや、喰い漁ると言う方が現実に近いか。

俺たちは他の生き物や同じヒトという生き物の生き血で生き延びているわけだ。

だから俺たちは食事の前に言うだろう?
「いただきます」って。

何をいただいているのか。

命じゃん。

そんなふうに他者の命を喰らいながら俺たちは願うわけだ。

「君と好きなヒトが100年続きますように」と。

なあ、あんたはどう思う?

俺たちが願っている「平和」ってのはいったい何者なんだろうな?

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