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深淵なる宇宙と想い
あんたは宇宙に思いを向ける瞬間ってのがあったりするかい?
星々や月を眺めて美しさに心を一時的に無に出来るってのもあるし、太陽系の構造、宇宙の構造とかいう想像力がいくらあっても追っつかないようなデカい要素に思いをはせることもあるじゃん。
そんな中でこんな記事を読ませてもらったんだ。
ほほう。
宇宙の膨張のからくりで新しい意見が出てきたってことなんだな。
記事のタイトルでもわかる通り、どうも宇宙は他の宇宙とくっつくことでデカくなっているんじゃないかってことらしい。
なるほど。
宇宙がビッグバンという何もないところから生じたという理屈から考えれば他の宇宙もなきゃおかしいし、それが結合することだって自然だってことなんだな。
今回は宇宙というものに対して俺たちが抱いている想像力について考えてみる回だ。
ちっと想像力の翼を広げてみようぜ。
宇宙の膨張と収縮
この記事を見て、最初に思ったのは「おおう?ならビッグチルは起きないのか?」ってことだった。
ビッグチルってのは、宇宙が膨張しまくると、そこにある物質の量に対して空間がデカくなりすぎるので、今のように恒星をはじめとした「熱」を宇宙全体で失ってしまい、生き物どころか星すらも存在しない状況になるんじゃないかって理論だ。
※あってる?
ちょっと前までは、宇宙の膨張はいつか収縮に転じて、ビッグクランチになるんじゃないかって意見が主流だったと思う。
ビッグクランチってのはビッグバンの逆で宇宙が縮まりまくって素粒子レベルまで縮んで消えていくって考え方ね。
俺的にはこのビッグクランチは「どっからその縮める力ってのが来てるんだ?」って思ったりしたんだけれど、ざっくり宇宙が自ら持つ重力で縮まるって話だったと思う。
※あってる?2
その中間で振動説みたいなのがあったかな。
膨張と収縮を繰り返すみたいな。
膨張の速さ
でも最新の天体観測の結果からの推察ではどうも宇宙は膨張し続けているとしか言いようがないってことらしい。
で、その膨張の速度が想定よりも速いっぽいなんて話も聞く。
最新の望遠鏡ではるかかなたの宇宙を眺めるとさ。
宇宙が出来たんだろうと想定されている時代の光で銀河系が観測されているなんて話も聞く。
何?言っている意味が分からんって?
望遠鏡ってのは光を観測するからくりじゃん。
で、光ってのは秒速30万kmという宇宙のスケールに比べるとめちゃくちゃ遅い速度で進むわけじゃん。
で、ものすごく遠い光を見ると、その光はその光が生じた瞬間が今よりも昔だったことになる。
太陽の光だってざっくり8分前の光だしね。
で、望遠鏡技術が進んで、宇宙誕生から7億年後の約131億年前の銀河なんてのも観測されているそうだ。
そこで、ちと疑問が出てくる。
7億年っぽっちで銀河系なんて出来るもんか?ってね。
宇宙が結合する
こっから先は俺の想像でしかないんだけれどさ。
確かに宇宙がくっついて宇宙がデカくなっているんだったら、宇宙誕生の7億年後に銀河が存在していることも筋が通る話になってくる。
なにしろ他の宇宙でも銀河が形成されてそれごとくっつくわけだし。
でも宇宙がくっつくってなると、別の意味の疑問が出てくる。
物理法則って共有できるの?ってさ。
いや、仮にね。
宇宙が別の宇宙とくっついてでっかくなっているとしてだよ。
その別の宇宙を構成していた元素が俺たちが知っている元素と同じってのは確実に違和感があるじゃん。
そもそもなんで陽子、中性子、電子何て言うからくりは宇宙に作られたのか。
宇宙がくっついたってんだったら、物理法則が全く同じ宇宙がくっついたって方がめちゃくちゃ不思議を産み出す気がするんだよな。
じゃあ、物理法則が全く違う宇宙がくっついたらどうなるのか。
例えば重力という力が全く存在しない宇宙が現状の宇宙とくっついたら何が起きるのか。
そもそも素粒子の大きさが全く異なる宇宙がくっついたら何が起きるのか。
なあ、あんたはどう思う?
この宇宙がくっつくことででかくなっているという理屈でどんな想像が出来ると思う?