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自分の中に革命を起こせる時
あんたも、日々「これからどうしよう」ってもんもんと考える瞬間ってあるかい?
俺くらいのオッサンともなれば、ある種の悟りみたいなものが見えても良さそうなもんだけれど、結局の所、俺に見えているのは「どうしたら目の前にある課題を効率的にこなせるか」くらいなもので、1ヶ月後の自分がどうなっているのかすら明確に計画出来ているわけじゃない。
特に最近の情勢は不安定の極みだよな。緊急時代宣言期間として定められている5月6日までに今の新型コロナウイルスの感染状況が改善されるとは到底思えない。
まさにお先真っ暗と思える状況だけれど、今の状況は確実に今までの生活とは一線を画する変化をもたらしていると思うんだ。
今回は、その変化についてあーだこーだ考えてみようって回だ。
必ずしも変化は悪じゃない。活用できることだってあるはずだ。
ちっとばかり、一緒に考えてみようや。
「家にいよう」で変わったもの
#STAY HOMEで変わったものって色々とあるよな。
仕事に対する取り組み方も変わっているし、家族との接触時間が単純に増加しているので、家族との向き合い方も変わってきている気がする。
俺の中で一番の変化といえば、「仕事以外でのヒトとのつながり」が俺の中で比重を増しているような気がするってことだ。
SNSでのヒトとのつながりは、今まではそのSNSでの交流のみだったんだけれども、この巣篭もり生活にみんな辟易しているんだろうね。zoomを始めとしたオンラインミーティングがSNSでの交流を補完している状況が生まれ始めた。
そうすると、仕事上での付き合いがほとんどだった状況が一変し始める。
ものすごい勢いでオンラインイベントがガンガン立ち上がり始めた。
イベントを立ち上げるヒトはマーケティング用語で言うところのイノベーター、もしくはアーリーアダプターってカテゴリのヒトなんだと思う。
出典:https://www.itmedia.co.jp/im/articles/0706/01/news142.html
このカテゴリのヒトと会話をさせてもらうと、たまらなく刺激的なことが多い。
まあ、そりゃそうだよな。今という時代を真っ先に味わっていこうって立ち位置で過ごしているヒトなわけだから。
この刺激ってやつが今の巣篭もり生活の中で、俺に最も大きな変化をもたらしている気がするんだよね。
周りにいるヒトを変えることが出来る状況
漫画家のかいちさんという方がいる。
この方いわく、自分を変えることってのは至難の業で、変えるためには周りの影響ってのがすごいモノを言うってことらしい。
これって、多分相当的を射た意見だと思うんだよね。
今の俺を形作っているのは確実に「俺の意思」なんてものではない。
そもそもヒトには自由意志なんてものは生物学的には無いんだから、俺たちが俺たち自身をコントロールしようとするなら、周りから得る影響ってやつをコントロールするしかない。
今までの「普通の生活」では、俺たちは俺たちの周りにいる人々をコントロールすることなんて出来なかった。
何しろ、仕事上での付き合い相手は自分の意思で決めることなんて、俺たちサラリーマンには夢のまた夢なんだからね。
ところが巣篭もり生活が始まって、通勤時間というムダ時間が減ることで、俺たちはその時間をヒトとのコミュニケーションに割り当てることが出来る状況をゲットしているわけだ。
な?そう考えると、今という状態は、もしかしたら自分自身にとって革命を起こすチャンスなのかもしれないと思えてこないか?
あんたの周りにもガッチリ動きまくっているやつっているだろ?SNSでのつながりしか無いかもしれないけれどさ。
まずはそのヒトとコンタクトを取ってみる。
それで、そのヒトと言葉を交わす。
たったそれだけのことで、あんたは劇的に変わる。
それは、俺があんたをたぶらかしているわけでもなんでもなくて、ヒトはヒトの影響で形作られるっていうシンプルな現実を話しているだけなんだけれどさ。
なあ、あんたはどうする?
この悲劇的な状況を俺たちの革命の原動力に出来ると思うかい?