水星の魔女のキービジュアル
あんたもガンダム水星の魔女の2ndシーズンのキービジュアルってのを見たかい?
これさ。
明らかにミオリネは「落ちていっている」じゃんか。
それと同時にガンダムも「落ちていっている」じゃんか。
その落ちていっている存在にだ。
多くのヒトが手を伸ばしていっている。
スレッタを始めとしてグエルもシャディクですらミオリネを救い出そうというように手を伸ばしている。
これがよ?
どんな意味を持つんだ?
今回はシンプルにこのキービジュアルを眺めながら、俺の妄想を語ってみる回だ。
だってさ。
楽しいじゃんか。
俺の妄想に付き合ってくれよな。
ガンダムとミオリネはどこに落ちていっているのか
普通に考えてだよ。
ミオリネが落ちていっている場所って「地球」だよな。
水星の魔女という作品において、地球ってのは「戦場」なんだよな。
その場所はスレッタにとってもミオリネにとってもグエルにとっても誰にとっても日常の外にある世界だと思うんだ。
そう、日常。
その日常から落ちていくミリオネを救い出そうとするヒトたち。
それが象徴的に描かれているって印象を受けたんだよな。
各キャラクターの振る舞い
このキービジュアルには実に多くのキャラクターが描かれている。
スレッタは実にわかりやすくミオリネを救いたいという表現がされていると思う。
地味にスレッタの手相の生命線短くね?
意外だったのがグエルの救う対象がスレッタじゃなくてミオリネだったところ。
しかも感情じゃなくて、義務として救わなければならないって表情。
そしてそのグエルを感情で救いたいという弟のラウダの表情は実に救われない感じがする。
そうじゃねぇだろ。
お前はお前が作り出す未来を考えろよ。
そう言うことを言いたくなるやつだ。
で、冷静に見てみると、実はミオリネに手を伸ばしているのってスレッタとグエルとシャディクだけなんだよな。
誰かが誰かを大切にするって思い
ミオリネ以外のヒトに対して誰が誰に手を差し伸べているのかってのも結構意味深い。
地味にティル(銀髪でちょんまげのやつ)がスレッタに手を伸ばしているんだよな。
これ、スキとかキライとか最初に言い出したのは誰なのかしらってときめきメモリアル的な話の外にある何かなんじゃないかと思っちまうんだよな。
いやだってよ。
ティルがスレッタを救いたいって動機を持つことってなんなんだって話じゃんか。
好意、同意、共感。
そんなものを持つシチュエーションがティルとスレッタに描かれてたか?
確かにティルは共感力が強めのキャラクターとして描かれていたような気もするけども、どシンプルに誰とも関わらないキャラクターとして描かれてもいたような感じだったじゃんか。
そのティルがだよ。
スレッタに手を伸ばしている。
おいおい、どういうことなんだよ。
なぜティルがスレッタを救いたいんだよ。
ミオリネは「人殺し」とスレッタに言った
ミオリネはスレッタに「人殺し」という究極の拒絶の言葉を投げかけたじゃんか。
この言葉には絶対的に他者からの救いってやつが必要になってくると思うんだよな。
だってよ。ちっと想像してみようぜ。
あんたが誰からか「完全な拒絶」ってのを体験したとするよ。
普通に考えてみてだよ。
絶対に当事者間では解決できないやつじゃんか。
だとすればだよ。
ミオリネとスレッタの間には第三者がいる必要性ってのが必ず必要になるってことじゃんか。
それがティルってことなんじゃないか?
そんなことを2ndシーズンのキービジュアルから感じたんだよな。
他のキャラクターの手の伸ばし方からも様々な関係性みたいなものを感じる取ることはでいたと思うけれどね。
なああんたはどう思う?
この水星の魔女という物語はどうやって結末を迎えることになると思う?