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非日常の向こう側にある日常が与えてくれるもの

あんたは、本来だったら一日の時間の内で一番スキな時間帯って聞かれたらいつだって答える?

朝には朝の、昼には昼の、夜には夜の良さってのがあると思う。
それと同じに捉えようによってはどの時間もとても憂鬱な気分で迎えることもある。

例えばこんな写真。


夏のスキー場

なんことのない、芝生が延々と広がっている雪のないスキー場。
ヒトのいない場所。

それでも、その場所を維持するために草刈りを額にあせしながら進めるヒトたち。

いやね、多分この風景はそのヒトたちにとっての日常の一コマなんだと思うんだ。

その一コマを切り取って、俺は非日常を感じている。

朝がスキ。
昼がスキ。
夜がスキ。

それらの感情はおそらくはそれまでに俺たちが積み上げてきた経験から思い起こされるものなんだと思う。

そして、その積み上げてきた経験の中で頻繁に記憶の戸棚から引っ張り出されてくるもの。

それが印象的な記憶、つまり体験ってことになる。

その体験が辛いものが多かったり、楽しいことが多かったりすることで、俺たちはスキな時間帯がいつかって問に対する答えを導き出してくるってわけだ。

たださ、この体験ってのも取捨選択出来るものなのか?
例えば休日を利用して旅行に出かけたとする。

それでも、期待している様な体験が待っているとは限らない。
だから、俺たちは旅行の計画をしているときが一番楽しいなんて意見もチラホラ聞くと思うんだよな。

今回はそんな体験について考えてみる回だ。

ちっと、俺たちが「生きている」って状態にあるって意味を考えてみようぜ。


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休日の朝の喜び

休日の朝ってのは、何となく気分がいいもんだ。
特に予定を詰め込んでいない休日ってのは最高だと思う。

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