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スポーツという娯楽

あんたもスポーツ関連のアニメとかマンガってのを楽しんでいたりするかい?

王道の野球では巨人の星に始まって、タッチやらドカベンやらアブサンやらMAJORやらと実に多くの作品が紡ぎ出され続けている。

同じ様に格闘技でもめちゃくちゃ多くの作品が作り出されているし、バスケにバレーボールにとスポーツマンガ・アニメのニーズってのはホントに尽きること無くあるもんだよな。

中でも作品の描き出す内容がめちゃくちゃ変わり続けているスポーツって言ったら、あんたはどのスポーツマンガ・アニメだと思う?

今回は俺の思う変化が激しいスポーツマンガ・アニメについて整理してみようって回だ。

ちっと、スポーツに対する俺たちの見方の変化について見直してみようぜ。

野球マンガの推移

俺の中で、野球マンガの原点はやっぱり巨人の星って事になると思う。

大リーグ養成ギプスはSpy-Familyですらオマージュが出てくるほどの影響力のあるやつだもんな。
※ドッジボール大会特訓後の機材のシーン

巨人の星では「野球って個人競技だっけ?」って思うくらいにライバル対決ってのがクローズアップされていた。

飛雄馬VS花形なんてのが代表的なやつだよな。

これがドカベンあたりになってくると色が変わってくる。
チーム戦ってのがフォーカスされてくる感じがする。

ダイヤのエースあたりになると逆に個人がフォーカスされているイメージに戻ってる感じもする。

野球というスポーツの楽しみ方ってのがヒトそれぞれなところが、こう言う多様性を持たせているってことなのかもな。

サッカーマンガの推移

そして、サッカーマンガについての変化ってのはより顕著だ。

サッカーマンガの原点って言えばキャプテン翼ってのが俺らの世代の言い分だと思う。

キャプテン翼と言えば「ゴールが見えたら打て!」という名台詞があるよな。

いや、見えっぱなしだっつーの。

キャプテン翼という作品では、本当に個人のパワーってのが一番に取り上げられていて、戦術的な要素ってのはあまり取り上げられていなかった印象が強い。

あ、でもミッドフィルダーが重要視されたって意味ではあの時点での戦略ってのが見えていたのかもしれない。

その後では塀内夏子さんのオフサイドが俺の中では印象に残っている。

あのマンガはチームを作るという意味ではあの時点での戦術を取り入れていたとは思うんだけれど、それでもやっぱり個人技ってのが作品の中心だったと思う。

ゴールキーパーが主人公ってのは当時としては実に斬新だったと思うけれどね。
※途中でフィールダーに転向するけど

で、最近のジャイアント・キリングとかアオアシとかブルーロックとかのサッカーマンガを眺めてみる。

……いやいやいや。
戦術面がストーリーに絡むシーンがめちゃくちゃ増えている。

スペースの削り合いだとか、パスに対するボールの回転だとか。
どんだけ細かいことを考えてプレーしているのかってのを表現してくれている。

サッカーってスポーツがどんだけ頭を使わないと成立しないのかってのをマンガで表現してくれている。

野球マンガが多様性を獲得したのに対して、サッカーマンガは変化を手に入れたようにみえるんだよな。

多様なスポーツマンガ

他のスポーツでも、バレーボールに柔道にバスケにテニスに卓球にボクシングに総合格闘技にと実に多様なスポーツが楽しまれるようになった。

それにともなってマンガもそれらのスポーツを追っかけるようにテーマとして取り上げている。

実際に行われているスポーツを楽しむとの同時にそれらのマンガやアニメも俺たちは楽しんでいると思う。

そして、サッカーが顕著だけれども、同じスポーツでも楽しみ方が劇的に変化している様に見えるスポーツもある。

いやぁ、スポーツってすげぇな。

何にもそのスポーツを経験したことがないヒトでもこれだけのコンテンツを巻き込んでヒトに楽しみを供給し続けているんだから。

なあ、あんたはどう思う?

あんたがスポーツから受け取っているものは「何だ」って言葉にしようと思うかい?

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