キーボードへの愛着
あんたにも毎日使う道具ってのがあると思うんだよね。
で、俺みたいなシステム屋のしごとをしていると、パソコンを触らない日ってのが無いくらいに使うわけだ。
最近の若いヒトに話を聞くと、プライベートではパソコンは持たないで、携帯かタブレットで情報を得ているって話も聞くけれど、俺の場合はどうにもあのフリック入力ってのがままならないんだよなぁ。
あの入力方法を爆速でこなしているヒトを見ると憧れに近いものを感じる。
とは言え憧れていても入力デバイスとしてフリック入力を使いこなせない現実は変わらないので、使い慣れたパソコンのキーボード入力に走るわけだ。
今回はこのキーボード入力の癖について考えてみる回だ。
ちっと自分の癖を振り返ってみようぜ。
自分のキーボードを眺めてみる
俺の場合、自他ともに認めるキータッチ強打者だ。
バチコンバチコンと音を鳴らしてキータイプするので、きっとその意味では迷惑なやつなんだとは思うんだよね。
どのくらいキータッチが強いのかってのを客観的に表現することを試みてみよう。
キーボードを眺めると、「K」のキーに印字されている文字が削れてしまって「I」になっている感じだ。
「N」にいたってはほとんど文字が削れてしまって「^」みたいになっている。
エンターキーに至っては、真ん中の部分が若干凹んでいるようにも見えるね。
よく壊れないで保ってくれているなぁ。
あ、でも仕事で使っていたパソコンはエンターキーが割れたな。そう言えば。
エンターキーへの思い
このエンターキーを強打したいって思いは結構ニーズがあるらしい。
流石に使ってみたことは無いんだけれど、場所さえ許せば使ってみたいって思う気がする製品だよな。
しかし、この「枕にも使えます」って売り文句ってありなのかね?
俺個人の感覚としては、キーボードを叩く音ってのは、俺自身のリズムを刻んでくれている感じがしているので、結構大切な音なんだよね。
その意味では「スポンジじゃダメじゃん」って感覚もある。
そうか、俺は別にストレスを振り払うためにキーボードを強打しているわけじゃないってことだな。
学生時代のパソコン設定
このキーボードの音に対する思いってのは結構昔から持っていて、学生時代に家で使っていたパソコンでは、キーボードを打鍵するたびに「音」を鳴らす設定をしていたのを思い出した。
ホントに一文字一文字打鍵するたびに「ガタン!」って音がなって、エンターキーを押すと「ビシューン」ってレーザーを撃ったような音がなるようにしてたんだよ。
キーごとに音を別の音に設定出来てたのでエンター以外にもTABキーとかSHIFTキーとかで音を使い分けて遊んでた。
普通に文章を打ち込んでいるだけで「ガタン!ガタガタガタガタ!ビシューン!」って鳴る感じ。
友だちに「うるせー!!」って言われた気もするけれども、その音がえらく心地よかったんだよね。
その意味ではその頃からキーボードってのは俺にとって楽器だったんだよな。
在宅勤務とキーボード
とは言えだ。
仕事で共同作業しているときに「ガタガタガタガタビシューン!!」って鳴らすわけにも行かないじゃんか。
それこそみんなの作業効率を落としちまうもんな。
その意味もあって、キーボードに音を割り付けるって遊びは社会人になってからはやっていない。
でも在宅勤務で自分一人で仕事をする時間ってのが増えたことを考えると、そこはワガママになっても良いのかもしれないよな。
まあ、よりキーボードを強打する癖がついてしまって、共同作業をするときに迷惑が増えちまう気もするからしないけれどさ。
でも心地よく入力するために入力デバイスにこだわるってのは悪くはないこだわりだとも思う。
キーボードのタッチする感覚ってホント効率に直結する感じがするもんな。
今どきは俺が使うパソコンはノートパソコンがメインになっているんだけれど、ノートパソコンの場合は性能だけじゃなくて、キータイプのタッチ感覚もとても重要なので、実物を触ってみないと買えないってのが、昨今の非接触がもてはやされている環境では、ちっとめんどくさい話になってきているけどね。
なあ、あんたはどうだい?
日々、発信するためのデバイスにはどんなこだわりを持っている?
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