オーナー制度とオンラインサロン
あんたも畑のオーナー制度ってキーワードを聞いたことがあるかい?
畑の所有者として畑を買い、農業を営むための運営費を提供することで、そこで収穫される農作物から得られる収益を手にするっていうビジネスモデルだ。
日本でそのことをやっているのってあんまり無いのかな?
すんなり検索でヒットしてくれなかった。
9月1日の西野亮廣エンタメ研究所での投稿でこのことに触れられていたんだけれども、ちょっとした既視感を感じたんだよね。
むむ?たしか、前に似たようなビジネスモデルのことについて、俺書いてた気がするぞ。
今回はこのnoteの内容を振り返りつつ、西野亮廣さんの表現してくれた内容について、自分なりに解釈してみようって回だ。
チットばかり、俺の思索に付き合ってくれよな。
農業と信用
このnoteに書いたサービスはlivestockwealthという畜産業に対するオーナー制度をクラウドファウンディングの形態を取りながら実現しているっていう南アフリカのサービスなんだよね。
いろんな経済動物のオーナーになって、一定期間ごとに育った経済動物を買い戻してもらうことで利益を得るって仕組だ。
牛の他にもマカデミアナッツのような農作物も扱っているようだ。
ポイントはこの家畜の育成状況をスマートフォンで逐一共有してくれるってことだと思う。
それによって家畜に対する愛着も出るし、育ててくれるヒトへの感謝みたいなものも「物語」として味わえるってわけだ。
クラウドファウンディングの立て付けになっているので、どうしても信用をベースにする必要がある。
その信用をこの育成状況という物語で生み出しているわけだ。
オーナー制度とオンラインサロン
つまりこのオーナー制度という仕組には「信用」が必要だってことだよな。
そこに着目して西野亮廣さんはオーナー制度とオンラインサロンの親和性の高さってことを解説してくれていた。
確かにオンラインサロンのメンバーというだけで、俺たちメンバー同士は初めて会うようなヒトでも心理的障壁が低いってことをここ最近実感してきていると思うんだよ。
その信用を得た状態のヒトから何かしらのオーナーとして買取をして、そこで得られる収益を分配してもらったら、そのヒトとの関係はずっと続くことになるよな。
そしたら、その関係性の中ですべてのヒトが発信者となっている現代において、とてつもない意味を持つことになる。
何しろ「利益分配」というビジネス上の関係がオーナー側の「応援したい欲」を実現しつつ、かつ「応援疲れ」を起こしにくい状況を作れるもんな。
更に運用する側からすれば「利益分配」という方法が同時に「広告宣伝費」にもなる。
……うん?まてよ?
本当に「広告宣伝費」として計上できれば、利益分配を「経費」に出来るってことか?
ってことは税制上も結構有利になるんじゃね?
#教えて専門家
で、このオーナー制度とオンラインサロンの親和性は農業だけじゃなくて、ありとあらゆるサービスに活用できるって西野亮廣さんは言っている。
旅館の1室のオーナー制度とかを話してくれていた。
#確かにオモロイよね
こうなってくると株式会社ならぬ株式個人のノリになってくるなぁ。
飲食業で考えてみる
でも旅館1室だったり、田んぼ1枚だったりすると、それなりのお金の量になるから、「気軽に応援」ってわけには行かないよなぁ。
もうちっとライトに似たようなことってできないんだろうか?
そこでちょっと飲食業で考えてみる。
例えばお酒のボトルのオーナー制度ってどうだろう?
そのお酒の仕入れ代金を投資することで、そのお酒を売って得られる利益を折半するみたいな感じ。
細かい利益分配を山程やることになるから、絶対仕組が別にいるとは思うけれど、気軽に小規模でオーナー制度を適用するってなると、商品そのもののオーナー制度って感じになってくるような気がするよね。
細かい利益分配を実現するための仕組そのものもなんかサービスといして運用する会社が別にあれば、そのあたりもシンプルにできないかな?
#なんとなく金融業じゃないとできない気がする
#教えて専門家
こう言う妄想ネタを提供してくれるって意味でも西野亮廣さんのエンタメ研究所はおすすめですぜ?
なあ、あんたはどう思う?
これからの時代では俺たちは個人で利益を分配しあうような世界になると思うかい?