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ロシアが守ろうとしている日常

あんたはロシアの現在の日常についてのニュースとか聞いたりするかい?

なんとなくニュースサイトを眺めていたらこんな記事があったんだ。

なるほど。
元々設備はあったんだから、同じ様な商品を提供し続けることは資源さえあれば出来るってことなのかな?

しかも、某世界第二位のGDPを誇る国バリのパクリっぷりは清々しさすら感じるほどのもんだと思うんだよな。

ただ、まるっきり同じってわけにはやっぱり行かないみたいで、マクドナルドもどきの店のポテトはあげすぎなときがあるし、ユニクロもどきの店では品揃えがやっぱり限定的になりがちってことなんだそうだ。

でもビッグマックもどきはロシアのほうが肉厚に見えるな。

なに?ビッグマックはあのパサパサのパティが良いんだろって?
まあ、そうかもしらん。

今回はロシアの日常生活について想像する回だ。
ちっと、あの広大な国について思いを巡らせてみようぜ。


日常を維持する意味

実際、このパクリ店舗が横行していることにはどんな意味があるんだろう?

マックにユニクロにサーティーワンアイスクリーム。なんなら丸亀製麺すらパクられている。

もちろん、雇用の問題があるから店舗を維持する必要があるっていう理屈はあると思うんだよ。

でも、それを政府が放置しているっていうか、なんなら支援している様に見えるのは何なんだろう?

上の記事にも書いてあったけれど「戦争をしていても日常は維持できますよ」ってのを肌感覚として伝えたいって意図があるってのは、なんとなく納得感があるよな。

確かにロシアには天然ガスを始めとして様々な資源が国内にある。
なので技術さえあれば模倣品を供給し続けることは実現できるってことなんだろう。

もちろん商標権を含めて黒に近いグレーなことをしているわけだから、国際的には「おま、なにしとん!」ってなるけれど、内需で経済を回せるなら国外の意見とかあんまり影響がないし、いわゆるレッドチームとされる国々とはやり取りが継続しているから、それはそれでなんとかなるわけだもんな。

だったら、国民の不満を具現化しないためにもパクリ店舗を維持しておいたほうがロシア政府にとっても都合がいいってわけだ。

ロシアという国

ただ、この日常を維持しているという演出ってさ。
ロシア全土で行われているんだろうか?

あの広大な面積をもった国がだよ。
世界で一番でっかい面積の国がだよ。
同じ生活レベルを全土に渡って実現出来ていたのかって話だ。

結果から言えば、そんなのデキッコナイスなんだよな。

あんまイメージないかもだけれど、ロシアってめちゃくちゃ多民族国家なんだよな。

ぶっちゃけ、ロシアは帝国時代から国土の獲得ってのが至上命題みたいなところがあって、その結果として東にむかって領土を確保し続けたって歴史がある。

ただ、ロシアにはウラル山脈という自然の壁があるので、そこで国民文化が分断されちまうってのはどうしても起きることだと思うんだよな。

さらには元々別々の民族が暮らしていたし、その民族を束ねるための物語として用意できたのって「恐怖」だけだったんじゃないかって想像するわけだ。

その多民族をだ。
あの広大な土地でだ。

マクドナルドもどきの店がありますぜでまとめられると思うか?

ってかウラル山脈より東にマクドナルドってどんくらいあったんだろう?

これとか見ると、ウラル山脈より東って明らかにヒトが少ないって想像できるんだよな。

ウクライナ戦争に駆り出されるヒト

で、その少ないヒトたちがだよ。

ウクライナ戦争に向けて積極的に徴兵されているなんて話も聞く。

モスクワ周辺の「日常」を演出しておいて、シベリアだとかの少数のヒトを戦地に向かわせる。

こんなわかりやすい人種差別ってあるか?

そんな差別的な扱いを受けても少数派なので、国の中で意見を具体化することは出来ない。

そもそも、報道から見た感想に過ぎないけれど、民主主義がまともに機能している様には見えないんだよな。
まあ、西側の偏向報道に過ぎないって言われたら反論することなんて出来ないんだけれどさ。

なあ、あんたはどう思う?

ロシアの「日常」が維持されることで、どんな平和が生み出されると思う?

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