俺たちを動かす俺たちの「意思」
自分を鼓舞する言葉。
あんたはもっているかい?
座右の銘とか支える言葉とか、言い方は色々あるけれど、なんかしらの言葉をあんたも持っていると思う。
今日は俺を支えてくれる言葉のお話だ。
大人を何十年もやっていると、いい加減「何のために生きているんだ」って思うのにも疲れちまうよな。
気力もなくなんとなく日々を過ごすことは命をドブに捨てているようなもんだ。
それはわかっている。
わかった上でどうしようもなく無気力になる瞬間ってのがある。
試したことがうまくいかない。
説明しても伝わらない。
この世の中は、俺たちからやる気を奪う出来事で満ち溢れている。
それでも俺たちは進まなきゃいけない。大人だもんな。
少しでも前に進んで子どもたちが歩ける道を作っていかにゃならん。
そんなとき、俺を支えてくれる言葉。
「竜はただのトカゲだが、火を吹かねばならぬから火を吹く。
空を飛ばねばならぬから空を飛ぶ。
負けられないから最強なのだ」
知る人ぞ知る傑作ゲーム「高機動幻想ガンパレード・マーチ」の中のセリフだ。
強いもの。
この言葉との出会いで、俺の中の「強さ」の意味が180度変わった。
強さを手に入れるために必要なこと。それは強さが必要になること。そして、その強さが必要とされる状況に自分を追い込むこと。
それまでの俺にとっては強さは憧れみたいなものだったが、この言葉によって強さは義務となった。自分の好き勝手で背負う義務だ。
家族の幸せのために働こう。
クライアントの幸せのために働こう。
そして、俺が強さを手に入れるために働こう。
自分の好き勝手な思いで世の中を救おう。
そのためには俺たちは強くならないといけない。
なあ、あんたも俺も世界を救っている。誰に頼まれるでもない、自分の意思でだ。
そう思った時、あんたの中には何が生まれる?
何があんたを突き動かしている?