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クラックビー玉づくりに挑戦

あんたはクラックビー玉って聞いたことがあるかい?

我が家の息子が学童でやり方を習ってきたらしく、やってみたいってんで挑戦してみたら、結構きれいなものが出来上がった。

俺たちはいくらオッサンになっても初めての経験を積めるってのはいいことだよな。

今回は、そんなクラックビー玉づくりをした俺と息子のドキュメントだ。

ちっと付き合ってくれよな。

なにはともあれ材料集め

で、何をするにもネットってのは便利だ。あっつー間にやり方を教えてくれるサイトを見つけることが出来る。

これによると、要するにフライパンでもオーブンでもいいからビー玉を温めて、氷水で急冷させることでビー玉の中に「ヒビ」を入れるってことらしい。

なるほど。理科の実験だね。こりゃ。

ということで、いざホームセンターにゴー!

今回のために集めた道具や材料はこんな感じ。

なにげに謎なもんが混じっているから、ちっと解説していこう。

ビー玉

まあ、これがないと始まらないよな。
今回買ったビー玉はこんな感じの色んな色がアソートで入っているやつだが、できればビー玉にありがちなマーブル模様のビー玉は避けたほうがいいらしい。

なんでかって?
そりゃ、ガラスの色が違うってことは異物が混入している率が違うから、熱膨張の率が均一じゃなくなるわけよ。

そうなると、氷水で急冷したときの収縮率に偏りが出来て、下手すると割れちまうそうだ。ほほう。

こんな感じの単色のビー玉使ってみてもオモロイかもしれない。
もともとのデザインはシンプルならシンプルなほど良さそうだよ。やってみた感じ。

フライパン

まあ、改めて買うまでもないわけだけれども、ビー玉とは言えガラスを15分程度空焚きするので、わりかしフライパンは痛むと思っておいたほうがいい。
なので、800円くらいの手頃(かね?)なフライパンを用意。

100円均一とかで手に入れられるフライパンでもいいよね。

Amazonあたりだと最安値はこのあたりらしい。ふむ。

むぅ、こっちのが安いし、テフロンとか考えないでいいし、クラックビー玉のために買うならいいかもね。

トング

買っといてなんだけど、やってみた感じでは、特に買う必要はなかったかもしれない。

子どもたち大人数で、一つづつビー玉を冷水に入れるのなら、あっても良かったが、家でいっぺんにある程度の数を冷却するなら、フライパンから氷水の入っているボウルへ直接入れたほうが簡単だった。

ちょっち失敗の巻。

レジン液

マニキュアやらネイルの強化に使われるレジン液。

クラックビー玉の保護をするために一応購入。

ただ、これはよっぽど気になる場合だけでいいかもしれない。結果としてはあんまり使わなかった。っていうか、マニキュア用のハケが無いと、まっとうに塗ることもままならない。

なに?そんなの当たり前だろ?

うん、ぐうの音も出ない。

万能接着剤

今回、出来上がったクラックビー玉にチェーンを付けて簡単なアクセサリにしてみたかったので購入。

ホント色々あるんだな。接着剤って。

脱線するけれど、接着剤ってなんでくっつくのかが科学的には証明できていないって話を聞いた記憶がある。
経験則だけで「くっつく」という事実だけを商品化しているんだと。すごくね?

一般的にガラス用の接着剤となるとエポキシ樹脂接着剤が用いられることがあると思うが、普通にガラスと金属を接着できればいいので、これをチョイス。

大手だとこんくらいの値段らしい。ふむ。

アクセサリパーツ

本当は、きちんとしたキャッチャーみたいなのが良かったんだけれども、近所のホームセンターで手に入れることが出来た一番やりやすそうなものをチョイス。

あれだね。チェーンの留め金みたいなやつね。

これにさっきの接着剤でクラックビー玉をくっつけるってわけだ。

ちなみに、凝ってみるなら、こんな感じのパーツと金のワイヤーかなんかでクラックビー玉をくっつけてみるのもいいかもしれない。

ある程度の数のクラックビー玉が出来ると思うから、これでアレンジを楽しんでみるのもいいかもな。ふむ。

ちなみにチェーンはこんな感じ。

ふむ、何の変哲もないな。このへんはお好みだな。

ピンセット

細かい作業になると思ったので、念の為購入。

さっきのアクセサリパーツをくっつけるときに重宝したね。

多分、ピンセットくらいはあると思うけれど、あんたが形から入る主義なら、こんなのもあるらしい。すげぇな。これ。

ルーペ

俺くらいのオッサンともなれば、細かいものが見えなくて当たり前だろ?

ということで、合わせて購入。
最近はサプリメントの成分表示表も見えづらいし一石二鳥だ!

いざ、加熱!

で、道具立てもなんとかなったので、いよいよビー玉を加熱してみる。

なに?IHが汚い?

いいんだよ。これが生活感ってやつだろ?

で、こんな風に躊躇なくフライパンにビー玉を投入。

なんかシュールな絵面だな。特に油とかを引くわけでもなく、普通にビー玉だけをフライパンで15分ほど加熱する。

加熱具合が均等になるように木べらでぐるぐるとかき回しながらね。

いざ、冷却!

冷却には、こんな感じで、ボウルに氷水を張っておいて、そこに15分加熱したビー玉を投入する。

最初、トングでやってみたんだけれど、トングを氷水につけてしまうと、次のビー玉を掴みに行くときに、どうしても水分がフライパンに落ちてしまい、他のビー玉が中途半端に冷却されてしまうことが発覚。

やむなくフライパンから直接氷水にビー玉を投入することにした。
なるべくこのときにビー玉に物理的な衝撃が内容に気をつけるのがポイントらしい。

※このことからもフライパンは小さめに限るね。

で、無事氷水にビー玉投入。

入れた瞬間から「パキパキ」とビー玉にヒビが入る音が聞こえ始める。
10分くらいつけっぱなしにしておくと、音が鳴らなくなった。

この時点で結構なヒビが入っているのがわかる。

クラックビー玉を入れ物に格納

で、氷水から取り出して、容器に格納。

ちなみに、一晩経ったら、更にクラックが増えていたから、氷水につけている時間でそのへんをコントロール出来るのかもしれない。

クラックビー玉にチェーンを付けてみる

こんな感じでわりかしいい感じのものになった気がする。

まあ、ペンダントトップ用のもうちっと洒落たパーツが使えたらもっといいかもしれないな。

さて、こんな風に新しいことってのは、なかなかに刺激的だ。

あんたも何かやってみるかい?

組み合わせ次第で、俺たちは無限に楽しめるらしいぞ?

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