給食とパンとご飯と
あんたも子供の頃、給食を楽しみにしていたかい?
息子は今年は7月いっぱい1学期の授業が続けられていたんだけれども、毎日の給食は楽しみにしているみたいだったんだよね。
俺ら親にとっても給食ってのは非常に助かる仕組だ。
毎日お弁当を作んなきゃとか、どんだけの労力がかかるのか想像もできない。
その意味では、中学のころは給食じゃなくなっていた俺に毎日お弁当をもたせてくれた母親には感謝しかないよな。
しかも、その給食のメニューがやたらにオシャレになっているっぽい。
今回は学校給食について考えてみる回だ。
子供たちはどんなふうに給食を楽しんでいるんだろうな?
子供の給食の献立をチェックしてみる
我が家の息子の学校では今月の給食の献立みたいなプリントが配られるんだよね。
そいつをちっと覗いてみる。なになに?
・ガーリックトースト
・ビーンズシチュー
・プロセスチーズ
何そのおしゃれなやつ。他の日も覗いてみる。
・ゆかりご飯
・魚の七味揚げ
・白菜のおひたし
なかなかに渋い。
そんな感じでわりかしバリエーションに富んだ給食を満喫しているっぽいね。
昔は給食でどんだけお代わり出来るか競争するように食べてたもんだけれど、今のご時世はお代わりは感染リスクを高めるってんで、最初に盛り付けるときに、量を申告するんだそうだ。
なるほどね~。
子供たちに人気のメニュー
子供たちに人気のメニューってなんなんだろう?
そう思って調べてみたらピッタリの情報をまとめてくれるサイトがあった。
出典:上記サイト
女子も男子も小学生の人気ナンバーワンメニューはカレーライスらしいね。
このあたりはなんかホッとする情報だよな。
子供がカレーを嫌いだって言う世の中は何かが歪んでいるような気がするもんな。
注目は女子の第2位、男子の第3位に食い込んでいるメニューだ。
そう、「パン」なんだと。
コレは俺にとってかなり意外だった。
っていうか主食がスキってどゆこと?
同じサイトにそのパンの中でのスキな順位ってグラフもあった。
出典:上記サイト
はは~ん揚げパンね。昔からそれは人気のメニューだよな。
でも2位が普通パンって、いやいやどんだけパンがスキなんだよって話だよな。
小学生がパン好きになった理由
俺たちの頃は給食はパンだけでご飯が出なかったのでスキもへったくれもなかったわけだけれども、なんでこんなにパンが好かれているのか?
ちっと気になったので調べてみたんだけれど、結構な闇がそこには横たわっているらしい。
直接の原因は生まれたときからパン食が当たり前の生活だからってことらしいんだけれど、そもそもパン食の食事が当たり前になった理由ってやつが結構おっかない。
パン食が当たり前になった理由は大きく2つ。
(1)学校給食でパン食が推奨された
(2)家族の食事がバラバラになりがちなのでパン食のほうが便利だった
(1)は一見すると特に問題じゃないでしょ?って思えるんだけれども、そもそもなんで学校給食でパン食が勧められていたのか?ってのが気にならないかい?
こいつを調べてみると、アメリカで余剰生産された小麦を日本が学校給食用に引き取ったって背景があるらしい。
要するに戦後の力関係で俺たち日本人の食生活は半ば強引に変化させられたって意見もあるんだと。
そう考えてみると、ちっと薄ら寒い感じも受けるよな。
(2)は高度成長による核家族化と共働きが当たり前になった状況が生み出したちょっとした闇だよな。
家族よりも仕事を優先せざるを得なくなった結果、子供たちはパンを好きにならざるを得なかった。
こいつもなかなかの闇だ。
米と小麦はどちらが体にいいのか
ちょっとパンの闇を感じたところで、主食として米と小麦だったらどっちが体にいいのかってのが気になったので調べてみた。
うえ!やっぱ米なの?
何でもアミノ酸スコアっていうアミノ酸のバランスが小麦より米のほうが良くて、なおかつアレルギーにもなりにくいってのがあるらしい。
そう言うの聞いちゃうと、できるだけ子供にはご飯をきちんと食べさせたくなってくるよな。
なあ、あんたはどう思う?
子供たちの食べる食べ物、どこまで親は気をつけることが出来るんだろうな?