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メンバーシップ用に立ち上げたシリーズものの序章部分です。
読みやすく目次と後鍵を含めてまとめてありますので、同じ様なシリーズを読んでっみたいヒトはぜひともご購入を!
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#余命宣告
[小説][バラッド]-序章-⑩
歌えないオッサンのバラッド
-序章-⑩
奥の席にいるタカの表情が変わった。
「動いたか?」
「ああ、でも『驚き』ってよりは『心配』に近い感じだな」
こいつばかりはタカの経験値にしか表現出来ない感覚だから仕方がない。
「何が心配なんだろうな。見た所生活に困っている感じじゃない」
「じゃあ、仕事のトラブルか何かってところか」
「まあ、ここで俺たちがノコノコ顔を出すのは得策じゃない、
『俺達も混ぜ