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自分のなかの葛藤
8月26日の日曜日に妻と息子が神戸から帰ってきました。
僕が26日にワインエキスパート試験を受ける予定でしたので、一週間前の19日の日曜日から二人で帰省してくれて、勉強に集中できる環境を整えてくれた妻に感謝しています。
おかげさまで、先週1週間、仕事を終えて、帰宅してからの自由時間のほとんどを勉強にあてられました。
それでも、自己採点の結果は合格点に達しているかどうかの水準なのですから、情けないです。
そんなこんなで、26日の夜から僕の生活は日常に戻りました。
仕事を終えて、帰宅したら息子をお風呂に入れたり、ご飯を食べさせたり、寝かせたり、一緒におもちゃで遊んだり、絵本を読んだりする日々を過ごしています。
朝は、早起きの息子に背中をたたかれて、目を覚まします。
試験を終えた開放感に満たされているうちは、余裕をもって息子の遊びに付き合っていられますが、それが落ち着いて、また次の学びに邁進し始めたら、自分一人の時間を確保することに気が向いてしまうことでしょう。
長期的視点にたてば、僕が自分のことよりも、息子の育成に注力することを優先するべきなのでしょう。
なぜなら、息子の方が僕よりも長生きする可能性が高いですし、今から彼の能力を磨けば、今後それを活かせる場面に多く遭遇することが予想されるからです。
でも、僕はまだ35歳である自分自身の可能性に自分で期待していて、現在のレベルで満足して死ねないので、自分を磨く、成長させるための一人の時間を確保したいという気持ちを抑えられないのです。
ある人から見れば、それは親としてどうなの?、本当に子供のことを思いやっているの?もっと子供のために時間を費やしてあげたほうがよいんじゃない?と批判されることでしょう。
一方で、親が自分の好きなこと、やりたいことに熱中している姿は子供の成長によい影響を与えるという話を目にしたことがあります。
僕はその説を胸に秘めて、意識して一人の時間を確保し続けます。
自分自身への期待が萎んでしまうときまでは。