【遊戯王デッキ紹介】メトログリセリン【ヴェーダ=ウパニシャッド】
毎度お世話になっております。
わたくしデュエル炒飯と申します。
今回は『ヴェーダ=ウパニシャッド』デッキのご紹介です。
本編はサムネほどふざけてないです。
代わりにデッキが面白いのでね。
華麗なコンボにご期待ください。
(ハードルあげ全一)
記事前半では「メインギミックとデッキレシピ」、
記事後半では「サブギミック」の話をします。
●デッキコンセプト
【ヴェーダ=ウパニシャッドについて】
まず「ヴェーダ=ウパニシャッド」というカードについて触れますが、端的に言えば『ターンスキップ系のロマンカード』です。
強力なだけに相応の構築難度を誇るカードですが、『一流の決闘者』なら道のりが険しいほど構築魂は燃えるもの!
まぁ私は『一流の決闘者』じゃないので、ターンスキップなんて早々に諦めましたが。
そんなわけでターンスキップは(初日に)諦めた私ですが、構築はまだ終わりません。
実は「ヴェーダ=ウパニシャッド」にはターンスキップ以上にユニークな点があるのです!それは、
というとこ。
つまり、ウパニシャッドは特殊召喚しなければ『たった1ターンでPスケールを無限にすることができる』という非常に珍しいカードなのです。
今回はこの『Pスケール∞要素』を軸にしてデッキを構築しました。
【肥えたPスケールの活用方法】
Q. そもそもPスケールを∞にすることに価値(強み)はあるのでしょうか?
A. あります。「メトロンノーム」です。
「メトロンノーム」は『左右のPスケールの数が同じとき、Pスケール×100のステータス上昇+直接攻撃能力を得る』という効果を持ちます。
つまり、ウパニシャッド×2枚のPスケールを『∞』にすることで、
メトロンは『攻撃力∞のダイレクトアタッカー』になります。
これにはオベリスクもびっくらぽんです。
【現代版 破壊ループ】
「メトロンノーム」の存在により『Pスケール∞』の価値は担保されました。
では、どのようにモンスターを無限に破壊すれば良いのか?
これについてはXに流れてきた有識者様の情報を参考にしました。
それは以下の方法です。
つまり、墓地に「ならず者傭兵部隊」などの心中モンスターがいる状態から、
①ベアトリーチェを出す
②ダブルバックを落とす
③ベアトに重ねてダーク・ナイト・ランサーを出す
④ランサーでダブルバックを拾う
⑤何らかの手段でランサーを破壊し、ダブルバック発動
⑥ランサー+心中モンスターを特殊召喚
⑦ダブルバックを再度拾ってから心中し、ダブルバック発動(⑥に戻る)
という動きが可能になります。
この無限ループでウパニシャッドのPスケールを上げ、締めにダブルバックで「メトロンノーム」を蘇生すれば、
『無限破壊ループ→無限Pスケール→無限攻撃力』のトリプル無限コンボの完成です。
【達成プラン】
具体的なロードマップを以下に示します。
また、ループコンボの着火材としてランサーを初めに破壊する役目は「忍法装具 鉄土竜」「ブラックホール」「世壊賛歌」に担ってもらいます。
以上、『ウパニシャッドを利用して無限ループから攻撃力を抽出する』という、本デッキのメインギミックの紹介でした。
●デッキレシピ
「ケンタウルミナ」を軸にした構築です。
初動札10枚で安定するのが良いです。
初動展開は遊戯王ニューロンに記載しているので、『デュエル炒飯』などで検索してご覧ください。
では、ここから後半です。
ここからはデッキに採用したサブギミックを紹介していきます。
●サブギミック
無限コンボは準備に数ターン必要です。
その数ターンの間、継続的に使用可能な『循環型リソース』を駆使して戦います。
【ギミック①】獣の忍者-獏+忍法装具 鉄土竜
これは有名なギミックなので、皆さんも使用したことがあるかもしれません。
端的にいえば、鉄土竜が獏を回収し、獏が鉄土竜を回収できるので、「鉄土竜+獏」の2枚で半永久的に盤面破壊+L素材のリソースとなってくれます。
最終的に無限コンボのパーツにもなるので半ばメインギミックです。
【「S:Pリトルナイト」を用いた戦術】
次のギミックは「S:Pリトルナイト」の『モンスターを除去から守れる要素』の活用例です。
【ギミック②】S:Pリトルナイト+混沌の創世神
『リトルナイトで守り得なモンスター』1体目は「混沌の創世神」です。
特殊召喚+デッキに戻す効果が強力であり、長期戦におけるリソースの枯渇を回避してくれます。
さらに、「宣告者の神巫」「剣神官ムドラ」を交えることで、リソース枯渇対策はより盤石になります。
そして、創世神の展開力を活かして後述のリンクモンスターの展開を目指します。
【ギミック③】S:Pリトルナイト+ファイアウォール・ドラゴン
『リトルナイトで守り得なモンスター』2体目は「ファイアウォール・ドラゴン」です。
リトルナイトで場から離すことで、バウンス効果を何度も使うことができます。
墓地のモンスター回収もできるので戦況の立て直しにも有用です。
ここまで上手く回れば、『裏の切り札による勝利』を目指しても良いでしょう。
●裏の切り札
『ファイアウォール・ドラゴン・シンギュラリティ』
このデッキの『第2の切り札』です。
「イリュージョン・オブ・カオス、ケンタウルミナ、虹光の宣告者、森のメルフィーズ」などが墓地にいるので、毎ターン3~4枚のバウンスが可能という破格の性能を発揮できます。
『無限コンボ』の成立が困難なとき、もしくは、サブギミックが上手くハマりまくったときには『シンギュラリティ』を目指します。
結果として、
【『無限コンボ』か『シンギュラリティ』のどちらかが成立すれば勝てるデッキ】
に仕上がりました!
●デッキ名
由来はダイナマイトの主剤である「ニトログリセリン」の捩りです。
「メトロ」はもちろん「メトロンノーム」。
ダイナマイトの「破壊力」「制御しがたい破壊力を実用可能にした要素」をフィーチャーしています。
また、有名なあのセリフから
『無限ループ→永久機関→ノーベル賞→ダイナマイトはノーベルの発明』
という要素もネタとして含んでいます。
●さいごに
ここまで読んでくださった方には、心から感謝いたします。もし満足いただけたなら幸いです。
あわよくば高評価をして私の承認欲求も満足させてください。
では最後に、デッキビルド中に気になっていたことを述べて締めさせていただきたいと思います。
では~また~。
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