思ってたんと違う

理想と現実。勘違いと思い込み。あれ、この仕事思ってたのと違うな・・・と感じることって、多かれ少なかれあるんじゃないかと思います。

私は前述のA先生に憧れて司法書士を目指したわけですが、こうしてみるとあれは超ベテラン(潤沢な現預金?)の余裕からくる運営だったと言わざるを得ません。時間外は電話出ません悪しからず!とキッパリ電話の電源を落とす勇気は、なかなかない。報酬だってよくよく見ればリーズナブルでしたし。

余談ですが、数年前A先生をネットで検索したところ登録番号のあまりの若さに腰を抜かしました(おおげさ)。見た目若いのになんちゅう大御所!そういえば、A先生の事務所の方が「ボスの頃はまだそんな試験難しくなかったもん」とボソッとつぶやいていたのですが、そんな時代があったんですか。。。?

でも思い返してみても、あの優しさも、その後の案件もトラブルがまぁあったんですが(本当にごめんなさい)先生のとりなし方も対応の仕方も、私にはまだまだ到達できないところにあります。土日に連絡がつかないことが何だというのか。そもそもが全く違うステージにA先生はいらっしゃる。司法書士、奥が深い、、、!

私の場合、この仕事の理想と現実にギャップがあるとするならば、それは自分の至らなさに起因しています。勉強不足、経験不足、言い方説明の仕方の問題。これらを解決し、理想の司法書士として胸を張れる日はくるのだろうか。道のりは果てしなく遠い。

しかし、ご依頼頂く方に「よくわからないんで〜すいません、テヘ」と言うには、この仕事はあまりにも責任が重い。先生と呼ばれお金を頂く限りはその責任から逃れることはできませんし、ツラいと思うこともありますが、それを糧にできるかどうかがこの仕事を続けられる一つのキモなのだと思います。

結局のところは理想に近づくためには日々精進するしかないですね、という凡庸な締め方ですいません、テヘ。

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