未就学児の場合(2/2 preschool以外)
〈米国オハイオ州に駐在帯同の障害児について、関連情報をまとめています。〉
1/2では主に現地校のpreschoolについて書きました。こちらでは、それ以外の選択肢を思いつく限り挙げていきます。
・daycare
・日本語幼稚園
・ESLの託児
・子育てサークル
daycareとは、託児所と訳されますが、保育園のことです。日本で保育園というと、長時間働いていないと子供を預けられないというイメージですが、セントラルオハイオでは駐在のご家族のお子さんが何人も、いくつものdaycareに通っています。おそらく全て民間の施設だと思うので、special needsのサポートがあるかどうかを確認してから申し込みをしたほうが良いと思います。
daycareの良いところは、施設の規模や空き状況にもよると思いますが、通う日数を選べるところです。
また、daycareに通いながら現地校のpreschoolに通っている子もいます。もちろん双方に申し込みが必要ですが、行きはスクールバスがdaycareまで迎えにきれくれ、preschoolが終わったらdaycareのスタッフが送迎バスで子供をピックアップしていました。親は朝と夕方、daycareに送り迎えをするだけというシステムです。
daycareで我が家が通園候補に挙げたのが、mangoという施設です。
このdaycareは、公立preschoolと同じレベルの教員体制でしかも、potty trainedかどうかを問われません。(通常は問われます。)
あまり知られていませんが、発達障害や身体発達の遅れのある子供のトイレトレーニングは、健常の子に比べて莫大な時間と労力がかかることを、この記事を読んでくださっている大半の方はご存知だと思います。それに加えて、アメリカのpotty trainingは開始時期が早く、potty treatsやおねしょアラームなどあの手この手で、幼児期に入る頃には完了している子が多いと聞きます。そんなアメリカンスタンダードの中、potty careをしてもらえるというのはとても魅力的だと思いました。
次に日本語幼稚園ですが、日本語で幼児教育や託児を行っている施設は、実はDublinにはいくつかあります。が、どの施設も人気が高くwaiting状態という噂を聞いて正直心が折れ、日本語託児についてはあまり調べなかったため、持っている情報が少ないです。
日本語の託児については、施設が公募もしているはずですが、情報がまとまっておらず、口コミで知ることの方が圧倒的に多いです。もしこれを読んでくださっている方が赴任準備の段階の方でしたら、今から前任者や現地にいるスタッフから情報収集をお願いすることをお勧めします。また、帯同家族の研修をしてもらえる企業の方は、同じ年代のお子さんがいるご家族、同じエリアに赴任するご家族と情報共有ができると、求める情報が少しでも早く見つかるのではないでしょうか。すでに渡米されて来ている方も、遅すぎると諦めずに、情報収集してみてください。ご自身では難しいと感じた方は、何人か日本人スタッフがいる会社の方なら、旦那さんから職場の同僚へ情報収集を依頼してみても情報が集まりそうです。
ちなみに我が家が選択肢にできたのは、ジャストという日本語幼稚園です。この幼稚園はspecial needsの対応もあり、入園の実績もあると聞きました。ジャストは様々な年代への日本語・英語教育を行っているので、ご兄弟や大人の方も検討してみても良いかもしれません。
駐在といえば、ESLです。Dublinではいくつかの教会がESLを無料で主催していて、なんと託児も無料のところがあります。ESLのための託児なので、その間家事をしたり個人的なことはできませんが、「子供がいるので勉強する時間がない」という悩みは、少しは軽くなります。歩けるお子さんなら託児室で、赤ちゃんならお母さんの傍らにベビーカーを置いて授業を受けることができます。special needsであれば、実際に託児の様子を見せてもらい、どんな援助が必要かを伝えてみると良いと思います。Dublinは日本人が多いので、教会ESLの生徒さんはほとんど日本人で且つグループレッスンですが、大規模なポットラックパーティや夏休みの子供向けの集まりなどもあるので、お子さんも楽しめたり、思い出作りになります。
また、個人宅や生徒宅で、現地のチューターから英会話を習うこともできます。その場合も子供同伴できるところが大半なので、お母さんから離れるのが難しい、環境の変化に対して不安が強めのお子さん、医療ケアの必要なお子さんなども安心です。我が家は現在こちらのスタイルです。
ESL、チューター情報もこのnote作成現在まとまっていないため、口コミで情報収集したり、空きができたクラスを紹介してもらったりしましょう。
ちなみにアメリカでは、ジムにも託児室があり、メンバーであれば利用することができるようです。そしてジムに限らず、母親がなにか自分のことをしようとするとき、託児サービスがあることが多いと聞きます。オハイオ州は制限がありませんが、州によっては子供だけの留守番が法律で禁止されているということもあるのでしょうか。日本とは肌感覚から違う部分ですが、活用できると世界が広がる気がしますね。
最後は、ダブリンの子育てサークルの紹介です。
このサークルは託児ではなく、大人が同伴して参加します。ある程度年齢別にクラスが構成され、子供の数だけお母さんも来るので、情報収集やおしゃべり、友達作りの場にもなります。0歳から参加できるのも魅力です。special needsの子供も参加できます、というよりspecial needsかということがほとんど問われません。親同伴ということもありますが、このことが私はとても嬉しかったです。実際、同じお教室でspecial needsのお子さんに会うこともありました。
季節をテーマにした制作や、簡単なクッキングなども行われ、子供達はいつもとても楽しそうです。
本当に思いつく限り書き出すだけになってしまいました。
連絡先など、わかる範囲でリストアップしましたので、ご活用ください。
mango(daycare): https://www.mangosplace.com/
ジャスト(日本語幼稚園): http://www.just-inst.org/0_home.html
下記は、私の紹介と言っていただいても大丈夫です。
Jennifer Joos(チューター 現在大人のみ空きあり): jjsmile18@att.net
高政マリア先生(育児サークル): mariatakamasa@gmail.com
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