ドバイ不動産投資で知っておきたい ラシッド・ヨット&マリーナを解説
今回は、Rashid Yachts & Marinaと呼ばれる新しいエリアを解説します。ドバイでは、ウォーターフロントの住宅コミュニティは非常に人気が高く、価格上昇が期待できます。ラシッド・ヨット&マリーナは、今後どのように発展するのかをまとめみました。
この記事はこんな人に向いています
✅ ドバイ不動産投資を検討している
✅ 海沿いに住みたい
✅ 開発状況が知りたい
ラシッド・ヨット&マリーナの立地
ラシッド・ヨット&マリーナは、ドバイ国際空港(DXB)から近く、アラビア湾に突き出た港です。隣には、マリタイムシティと呼ばれる島があり、どちらもDP World社が管轄しています。
空港やダウンタウンにも近い、かつ、海沿いの住宅コミュニティということで、注目を集めているプロジェクトです。
貿易港として栄えたポート・ラシッド
ポート・ラシッド(ミナ・ラシッドとも呼ばれる)は、1972年10月5日にシェイク・ラシッド・ビン・サイード・アル・マクトゥームによって正式に開港されました。彼の名にちなんで命名されたこの港は、ドバイの海運史において重要な役割を果たし、ドバイを重要な国際貿易拠点へと変革しました。当初はドバイの急速な発展と国際貿易の統合を促進するために、様々な貨物や建設資材を取り扱っていました。
特に1970年代のオイルブーム時にドバイの経済成長の中心的存在でした。この港は、物資の主要な玄関口となり、地域のビジネスに大きな影響を与えました。1970年代初頭のオイル禁輸措置にもかかわらず、ポート・ラシッドは国際船舶に燃料を供給し続け、ドバイを重要な海運・貿易拠点として確立しました。
しかしその後、貿易拠点はJebel Ali Portに移行することが決定します。2018年までにJebel Ali Portへの完全に移転されることになりました。2008年にポート・ラシッドは、再開発計画が発表されました。
2024年現在、Emaar PropertiesとDP Worldがこの再開発を主導しており、クルーズ船と高級住宅、ヨットマリーナを中心としたライフスタイルのエリアに生まれ変わります。
ラシッド・ヨット&マリーナの開発
ラシッド・ヨット&マリーナの土地は、ドバイ政府が所有し、ドバイ港湾公社(DP World)が管理しています。街の開発をEMAARに委託する形で開発されています。
約20万人が居住する活気あふれる複合用途のウォーターフロントコミュニティを開発する予定です。
道路とインフラストラクチャー
請負会社は、Wade Adamsです。
第1フェーズの道路およびインフラ工事を担当しています。このフェーズでは、アースワーク、サービスおよびユーティリティの建設がなされます 。Wade Adamsは、Al Shindagha Corridor Improvement Projectの一環として、3つの橋を含む複数の主要なインフラプロジェクトの45%を完了しています。
浚渫工事(しゅんせつこうじ)
Nakheelが主要な契約をDredging InternationalおよびBoskalis Westminsterの共同企業体に発注し、ミナ・ラシッドの浚渫作業を行っています。
Al Shindagha Corridor Improvement Projectとは
ドバイの主要交通道路であるAl Shindagha地区の交通インフラを大幅に改善するための大規模なプロジェクトです。このプロジェクトは、シェイク・ラシッド・ロード、Al Minaストリート、Al Khaleejストリート、カイロストリートに沿った全長13キロメートルの区間を対象としています。
2024年5月時点で、プロジェクトの第4フェーズの第一契約の45%が完了しています。
現在は、単純な十字路になっていますが、立体交差点を建設し、周辺の道路・交通環境の整備を進めています。
エリアの強みと特徴
豪華な居住空間
1〜3ベッドルームのアパートメントが開発され、モダンな設備が整っています。マリーナ施設
最大100メートルのヨットを収容できる桟橋があり、430隻のヨットが停泊可能です。豊富なアメニティ
クラブハウス、ドバイ最大の500メートルのスイミングプール、レストラン、ショップなど、住民のライフスタイルを豊かにする施設が整っています。アクセスの良さ
シェイク・ザイード・ロードから10分以内、ドバイ国際空港から15分、ダウンタウンドバイやブルジュ・ハリファから20分の距離に位置しています。自然との調和
プロムナードには緑地があり、リラックスできる環境が提供されています。
まとめ
今回はラシッド・ヨット&マリーナについてまとめました。
ドバイでは、ウォーターフロントエリアが少なくなってきており、価格が上昇しやすい条件の一つです。また、中東最大手のEMAARがデザインする街づくりに魅力を感じる人が多く、ダウンタウン、ドバイヒルズ、クリークハーバーなど、ドバイの不動産セクターの成長を支えるコミュニティが多く存在します。ラシッド・ヨット&マリーナも、これらと同様に高級感のある住宅コミュニティになることが期待できます。
現在は、幹線道路が通っておらずアクセスがそこまで良いわけではないですが、ダウンタウンやDXB空港までの道路整備が進んでいます。また、隣のマリタイムシティにもさまざまなデベロッパーがアパートメントを開発中です。このように周辺環境が大きく変化することが予想されます。
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