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【レポート】ドバイ不動産TOP5エリアを解説|マーケットレポート部

今回は、ドバイ不動産の取引数TOP5エリアの市場をまとめたレポートを一部公開します。エリア別の過去10年の市場トレンド、それぞれの比較、相関などがまとまっています。

この記事は、こんな人に向いています。
✅ ドバイ不動産市場を理解したい
✅ ドバイに投資したい
✅ 主要エリアのどのエリアにするか迷っている

レポートの目次はこのようになっています。

  1. エグゼクティブサマリー

  2. ドバイの取引数 TOP5エリア

  3. ドバイマリーナの不動産市場

  4. エリア別 オフプランvs完成物件の価格推移

  5. オフプラン・完成物件の価格推移のエリア比較

  6. オフプランと完成物件の価格差の乖離

  7. オフプラン・完成物件の価格変化率の推移

  8. 付録 / 参考文献

ドバイ不動産TOP5エリア

2019年~2023年の取引高をランキング形式にした表です。取引高は、個人が売主となっている、つまり、セカンダリー物件の取引件数です。デベロッパーが売主となる1次販売物件は除いています。

2019-2023 TOP5 取引エリア

上表により「どのエリアが流動性が高いか」を理解できます。売却まで視野に入れた不動産投資戦略を立てる際に、流動性の高さは非常に重要です。

ドバイマリーナが、5年連続TOPです。
ビジネスベイが、4年連続で2位。3~5位は、JVCダウンタウンJLTが混戦しているという結果になります。

この5つのエリアが、ドバイ不動産投資をする上で、必ず理解するべきエリアだということがわかります。5つのエリアで、割安物件を見つけることがドバイ不動産投資で成功する一つの方法だと言えます。

エリア別 オフプランvs完成物件の価格推移

本レポートは、アパートメントに絞ってまとめています。
ドバイマリーナのオフプラン物件と完成物件の面積あたりの価格推移をグラフにしたものです。
マリーナのオフプラン物件は、下落局面でも非常に強く、上昇傾向が続いています。2023年Q3現在、1Sqftあたり3,883AED = 1㎡あたり172万円です。東京23区の新築マンションが151万円/㎡程度ですので、23区よりも高い水準になっています。

ドバイマリーナ

一方、完成物件市場はオフプランほど上昇していません。
2つのグラフから考察できることは、

  • 完成物件で流通している物件は築古物件が多い

  • 価格の高い築浅物件は売り急がないでホールドしている

  • オフプランが期待だけでバブルになっている

  • ドバイマリーナの開発用地がそろそろ無くなっているため、オフプランで割安に仕入れたい投資家が殺到している

  • 超高級物件のオフプラン開発が多い

どれもあり得るシナリオです。

個人的には、マリーナのオフプランが23区よりも高い水準というのは、少々加熱しすぎな気もしています。

オフプランの価格変化率の推移

アパートメント(オフプラン)の価格変化率の推移をエリア別にまとめたものです。ダウンタウンを除き、4エリアの価格変化スピードは加速しており、急成長しています。

エリア別オフプランアパートメントの価格変化率の比較

ドバイマリーナの価格変化率が20%超えとなり、2014年の過去10年間のピーク時とほぼ同じ水準となりました。市場全体を考慮すると、変化スピードは鈍化すると見られており、一つの節目に達しているように見えます。

2014年のドバイ不動産市場の成長率は、少し減速し、15%前後の成長という数字を出しているレポートもあります。


以上、レポートの解説と一部をご紹介しました。
本レポートは、5つの主要エリアのトレンドを知ることで、ドバイ不動産投資戦略を考える一つの武器となります。

ダウンロードは、下記のリンクから可能です。

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