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【資産運用】ドバイで民泊を始めるメリットとその方法

今回は、世界一利用者が多いドバイ国際空港を誇る観光都市 ドバイ で民泊運用を始める方法についてまとめていきます。ドバイの不動産投資の中で魅力的な運用の一つです。

この記事はこんな人に向いています
✅ ドバイで物件を購入した人
✅ インカムゲイン型の投資をしたい人
✅ 海外での民泊に興味がある人


ドバイ民泊運用の可能性 - 需要と市場の現状

ドバイの観光産業と宿泊需要

ドバイは中東の主要な観光地として、年間を通じて多くの観光客を迎え入れています。

2024年上半期、ドバイの訪問者数は931万人に達し、前年同期の855万人を8.9%上回りました。新型コロナウイルス禍前の水準を超えるものであり、観光需要は回復したと言えます。

訪問者の出身地域は多岐にわたり、西欧が全体の20%、南アジアが17%、独立国家共同体(CIS)諸国および東欧が15%、湾岸協力会議(GCC)諸国が14%、中東・北アフリカ(MENA)地域が12%を占めています(JETRO)。ドバイが世界各地からの観光客にとって魅力的な目的地となっています。

ホテル業界の成長

観光需要の増加は、ホテル業界の成長にも見て取れます。2023年上半期のドバイのホテル平均客室稼働率は77.7%から78.7%に上昇し、客室1室あたりの収益額(RevPAR)は前年同期比6%増の439ディルハム(約1万7,560円)となりました(JETRO)。さらに、2023年3月末時点でのホテル軒数は814軒、総客室数は14万8,877室であり、前年同期比でそれぞれ6%増加しています(Travel Voice)。

民泊市場の成長と傾向

ドバイにおける民泊市場は、Airbnbなどのプラットフォームの普及に伴い、急速に拡大しています。2016年には、Airbnbとドバイ政府観光・商務局が責任ある民泊の促進に向けて覚書を締結し、合法的な民泊運用の基盤が整備されました。これにより、ドバイでの民泊物件数は増加傾向にあり、多様な宿泊ニーズに対応しています。

ドバイの民泊利用者は、多様な背景を持つ観光客やビジネス旅行者が中心です。特に、家族やグループでの滞在を希望する、キッチン付きの宿泊施設で自炊を楽しみたいといったニーズを持つ利用者が増えています。また、ホテルや旅館に比べて割安な宿泊費を求める旅行者にも民泊は人気があります。

ドバイでの民泊に関わる法律

ドバイ民泊の規制概要

ドバイで民泊を運用するためには、Dubai Tourism (DTCM: Dubai Department of Tourism and Commerce Marketing) から正式なライセンスや許可を取得する必要があります。無許可での運用は罰金の対象となるため、法的な手続きが重要です。

① 物件オーナー自身が民泊をする場合: 

  • 物件登録:DTCMのオンラインポータルを通じて物件を登録します。

  • 観光税(Tourism Dirham)の徴収と支払い:ゲストから徴収し、定められた期間内にDTCMへ納付します。

② 第三者の物件を民泊運用する場合:

  • 運用代行会社のライセンスを確認:

    • DTCMから「ホリデーホーム運営ライセンス」を取得しているか。

    • 管理会社としての資格要件を満たすか。

  • 安全基準や施設基準の遵守

    • 保険やセーフティ基準に基づく整備を行う。

  • 観光税の管理

    • オーナーの代わりに観光税を徴収・納付。

民泊営業許可の要件

民泊オーナーが営業許可を受けるためには、以下の基準を満たす必要があります。

  • アメニティの充実: ゲストが快適に滞在できる設備を備えること。

  • 安全衛生基準の遵守: 衛生管理や安全対策が適切に行われていること。

  • 保険の加入: 万が一の事故や損害に備えた保険に加入していること。

これらの基準を満たすことで、DTCMからのライセンスを取得し、合法的に民泊を運用することが可能となります。

ドバイ政府は、手続きを簡素化することで合法な民泊物件の数を増やし、旅行客の滞在体験の多様化を図るため、規制の緩和を進めています。これにより、民泊オーナーはライセンス許可を受けた管理業者を通じて許可申請をする必要がなくなり、直接申請が可能となりました。

違法運用に対する罰則

無許可での民泊運用は、ドバイの法律により厳しく取り締まられています。違法なリスティング掲載や無許可営業が発覚した場合、罰金や営業停止などの厳しい罰則が科される可能性があります。

ドバイで民泊運用に適したエリア

ドバイマリーナ

高級感あふれるエリアで、観光客に人気があります。ビーチやレストランが近く、景色が良いため、高い宿泊料金を設定できる可能性があります。

ダウンタウン・ドバイ

バージ・カリファやドバイモールなどの主要観光地に近いエリアです。観光客やビジネス客にとって便利なロケーションで、高い稼働率が期待できます。

ジュメイラ・ビーチ・レジデンス(JBR)

ビーチに近く、家族連れや長期滞在者に人気のエリアです。レストランやエンターテイメント施設も充実しています。

パーム・ジュメイラ

ラグジュアリーな島型エリアで、高級志向のゲストに適しています。高い宿泊料金が期待できる一方で、初期投資も大きくなります。

ビジネスベイ

ビジネスエリアでありながら、観光スポットにも近いエリアです。ビジネス旅行者向けの短期滞在に適しています。

ドバイで民泊を始める手順

ステップ1: 物件の選定

運用する物件を選定します。ドバイ不動産の専門家と相談し、ロケーション、広さ、アクセスの良さなどを考慮し、旅行者に魅力的な物件を選びましょう。
必ずしも物件のオーナーである必要はありません。オーナーの許可があれば、賃貸物件でも民泊運用が可能です。

ステップ2: 営業許可申請

Dubai Tourismに営業許可を申請します。オンラインで手続きが可能で、物件の詳細や所有者情報を登録します。

ステップ3: 物件の準備

物件を整備し、家具、家電、Wi-Fiなどの必要な設備を揃えます。ゲストが快適に過ごせるよう、清掃やメンテナンスも重要です。

ステップ4: リスティングとマーケティング

AirbnbやBooking.comなどのプラットフォームに掲載します。掲載する前に、DTCMの承認を得る必要があります。写真や説明文を工夫し、物件の魅力を最大限にアピールしましょう。

ステップ5: 運用と管理

ゲストの問い合わせ対応、チェックイン・チェックアウトの管理、清掃などを行います。効率化を図るために、管理会社を利用することも検討できます。


以上、ドバイで民泊運用をする方法についてまとめました。
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