世代を超えて力を巡らせる
こんにちは!
私の感情が動いた出来事を、月に2度ほど書き綴っています。
今月はDUALSTORYのメンバーとの出会いについて書きたいと思います。
最初から力を倍にして返すと決めている
DUAL STORYの座談会を始めてちょうど1年が経ちました。
この節目に、私がDUALSTORYのことを考えるきっかけをくれた、有紀さんと久々に座談会を開催したことに、大きな意味があると感じています。
有紀さんが、今回の座談会で「来年から働き方を変える」と宣言したのです。あとから聞くと、座談会を通じて「こういう場所でこそ自分の力を活かしたい」という強い思いが湧いてきたのだそう。
かつて有紀さんに前進するきっかけをもらった者として、今度は私が有紀さんの一歩を後押しする存在になれたことが、とても嬉しいです。
誰かを頼ったり、力を借りたりすることは、相手に負担をかけてしまうのではと気にしがちですが、最初から「2倍、10倍にして返す」と決めていれば頼りやすくなります。
私も昔は頼りべたで一人で抱え込むタイプだったのですが、この考えになってから、頼った分倍以上に恩返ししようと始めから心に決めて、全力で頼るようにしています。その方が、頼る人も頼られる人も、お互い幸せだなと思ったんです。
こうした力の巡り合いがDUAL STORYでも生まれることを願い、身近な人だけで留まらず、世代を超えてお互いが前に進むきっかけを提供していきたと考えています!
有紀さんとの出会い
振り返ると、有紀さんとの初めての出会いは、私にとって特別なものでした。彼女は人の気持ちに寄り添い、内面からサポートをすることができる稀有な存在です。
私も初対面で、自分が気づかないうちに抱えていた、妊娠することへの精神的なハードルを打ち明け、泣きながら話していました。同時に、それを上回る自分が大切にしたい未来が明確になりました。
いろんなことを抱えて生きている。
この経験が、DUAL STORYを立ち上げる大きなきっかけとなったのです。
多くのサポートは妊娠してから提供されることが多いのですが、実際には「妊娠を選択肢として考える前の段階」にも支援が求められていると感じています。妊娠そのものにハードルを感じる人が少なくない今、まずはその実態を知るために、声を聞く場として座談会をスタートさせました。
高齢出産を経験した有紀さんも、妊娠のスタートラインに立つ人や、立つ前の人たちをサポートできることに、大きな喜びを感じてくれています。
今に至るまでのきっかけをくれたゆきさんには感謝しかありません!
このきっかけは必要としている人が周りにもいる!
だからこそ、ゆきさんと一緒にDUALSTORYを創っていきたい強く思ったのです。
当事者だからできること
社会課題に本気で取り組むためには、困っている当事者の声を届けることで、インパクトを生み出すことも不可欠だと考えています。
なので、事業をつくる側が自分ごととして関わっていくために、妊娠を考える経営者である私が先頭に立って発信しています。そのほうが私自身も、同じ想いを持つ人の気持ちを代弁して、全力で本心から発信できるからです。
会社員として働いていた有紀さんが、もっと自分の力が発揮できる場所へと進む決意を固めたことは、妊娠を考えている人たちや小さなお子さんがいるママたちに、さらにたくさんのヒントを与えてくれると思っています。
DUAL STORYでも、そんな有紀さんが輝ける場をもっともっと作らないと!と、私もうれしいプレッシャーも感じています。
私一人では解決できない問題だからこそ、DUAL STORYでは、さまざまな人と力を合わせて取り組む意義があると感じています。
子育て支援の分野ではまだ世代間の協力が十分でないという声をたくさん聞きます。
DUAL STORYは今の人たちの声、経験してきた人たちの声を積極的に拾い、世代間で力をどんどん循環させる仕組みを作り上げていきたいと思います!