2拠点生活のススメ|第245回|なんて日だ!
緊急事態宣言下と言うことも有り、キャンセルされたサッカーワールドカップ最終予選チケットが再発売され、ラッキーなことに試合直前にオマーン戦のチケットを手に入れることができた。
親善試合ではなくガチの試合。しかも最終予選、オリンピック世代との融合で最強の日本代表を見れるのでは無いかと高鳴る思いを抑えられず、当日を迎えた。
朝起きると、あいにくの雨。なぜだか少し不安になる・・・
まさか雨になるとは、カッパを家捜しし、濡れた場合の着替えやタオルも準備して会場へ向かう。ところが攻守の要である南野、富安の名前がスターティングメンバーに無い。どうやら南野はケガ、富安はアーセナル移籍の手続きのため欠場のようだ。またまた一筋の不安を覚えた。
それでも、座席には屋根が有り濡れずに見られることが分かり一安心。
何となくという感じでピリッとした空気も感じないままに試合が始まる。オマーンは、やる気満々で必死さが伝わってくるが、日本は横綱相撲で受け流している感じ、舐めてる訳じゃ無いのだろうが、本気さは伝わってこない。
0対0で前半を折り返し、左の原口に代えて、セルティックで大活躍中の古橋を投入。思わず期待が高まるが、まだまだ連携不足、しかも左サイドでこちょこちょパス交換しても何も怖さを感じない。
ほんとにこれは最終予選なのか、緊張感をまったく感じない。
さらに堂安、久保といったタレントを投入するも、事態は変えられない。狭いところでパス交換するだけで、はいはい上手いですね〜、でもなにも恐くは無いですよと言う感じ。案の定、必死で走り、闘志をむき出しに頑張るオマーンに終了間際に得点され、万事休す。
まさか、こんなことになるなんて。
オリンピックで燃え尽きたムードをそのまま引きずっているんじゃないの???
気持ちもコンディションも、明らかに準備不足。
オマーンは最終予選を戦っていたが、日本は親善試合をこなしている感じ。まあ負けて当然の試合だった。
森保さんて良い監督だと思って支持してきたが、こんな試合をやらせる監督とは思いもしなかったな。これは言い訳できないほどの失態。
こんなために高いお金を払って、雨の中駆けつけた訳じゃ無い。元気づけてもらうつもりが、嫌になるほど落ち込む日になった。
ほんと、何が起こったというのか、誰か説明して欲しい・・・。