「クー」と「ルー」|Day8|気持ちはウラハラ
2匹の関係は、日々めまぐるしく変化をしている。
ケージ越しの対面にもすっかり慣れてきた「クー」と「ルー」。お互い威嚇することも無く、微笑ましく見つめ合うようになってきた。
「クー」が距離を詰めても、「ルー」が怖がらなくなってきたのだ。
逆にケージから手を出して遊ぼうよと「クー」を誘うほど。しかし、あまりに積極的に来られると元来のヘタレぶりが発動してひるんでしまう「クー」。知らん顔は無いやろ〜、せっかく仲良くなれるチャンスやのに・・・。
「クー」の姿を見ていて、深夜のアメトークで見た、生きづらい芸人という企画を思い出した。
うまく先輩とコミュニケーションが取れず固まってしまうとか、褒められても言葉通り受け取れず、何か裏があるのではとネガティブに考えてしまうといった若手芸人のエピソードトークは、うちの「クー」の姿とダブる。
「クー」も生きづらいタイプの猫なのかも知れないな。とても温厚な性格なのだけれど、不器用というのか、ネガティブというのか、なかなか難しいところがある。まあ、そこがまたカワイイんだけれど・・・。
距離が縮まりそうに見えて、なかなか縮まらない。見ているこちらはヤキモキするけど、時間が解決してくれるのを待つしかないんだろうな。
ガンバレ!「クー」。