見出し画像

2拠点生活のススメ|第32回|心地良い冬の過ごし方

2拠点生活はあたりまえだけど、生活に必要なモノが2軒分いることになる。特に冷暖房に関する機器は、費用も掛かるし、特に冬は乾燥問題などもあり、頭を悩ませるものですよね。

今日のnoteは、そんな冬を快適に過ごすためのノウハウについて考えてみた。

冬を快適に過ごすための物件選び

昨今、よほど涼しい地域を除き、真夏にエアコン無しでは過ごせないし、エアコンは手軽な暖房としても役に立つもの。

あとから付けるには費用も掛かるし、物件を選ぶ際には、部屋にエアコンが付いていることを確認しておくことが重要です。

また、予算を抑えるとどうしても古い物件になるので、アルミの古いサッシには要注意。古いタイプのモノは隙間が多く、冷暖房効果が下がると同時に、外の音が丸聞こえだし、虫の侵入も多い。

画像1

特にサッシ上部に、風を取り込む引き戸ガラスが付いているモノは、上記の理由で最悪なので注意が必要だ。

また、あまりカーテンをケチってペラペラのものを選ぶと、特に冬場の暖房効率が格段に悪くなるし、防音の面でも効果を発揮しないのでオススメしない。


冬を快適に過ごすための暖房機器選び

まあ、エアコンさえ有ればなんとか冬を越せるとはいえ、風を吹き出すのでホコリは舞うし、何といっても乾燥して空気がカラカラになる。

最初の物件では、ガスのコンセントがあったので、ガスストーブを冬の間だけレンタルして使っていた。温度調節が難しいというデメリットもあるが、すぐ暖まるし、乾燥も少ない、しかも燃料補給の手間が要らないので重宝した。

ガス会社が、ガスストーブ普及のために安くレンタルしていることが多いので、調べてみる価値有り、ただ灯油よりもコスパはどうしても悪くなります。

新しく引っ越した物件には、ガスのコンセントが無く、リビングにエアコンも付いていなかったので、事務所で使っていたアラジンの石油ストーブを持ち込んで、ヤカンを乗せて暖を取っていた。

画像2

風も出ないし、乾燥も防げ、部屋全体がいい感じで暖まるので快適、窓から見える青い炎に癒やされるというメリットも。しかし、灯油を入れる手間や、買いに行く面倒が付きまとう。

しかも2拠点なので、留守にすることも多く、灯油のタンクを家にずっと置いておくという不安もある。

さらに、どうしてもポリタンクに灯油が残って年越しするので、灯油が劣化し、そのまま給油するとストーブの芯にススが溜まって煙が出たり、臭くなるというデメリットもあった。

結局、リビングに続く和室の引き戸を外し、和室のエアコンを付けて、サーキュレーターでリビングに暖めた風を送り込むことにした。

リビングが広いので、充分に暖まるということはないが、元が遠いので、優しい風で、暖まり過ぎないところがかえっていいかも、乾燥もさほど気にならないので助かっている。

いきなり暖房機器を買ったりせず、まずは有るモノだけで、何とかする方法を考えてみることをオススメします。機器を買うのはその後でも遅くないし、何がどう足りないのかなど、機器選びの検討材料にもなります。


頭寒足熱の効用

暖房というと、部屋全体を暖めることを考えてしまいがちだが、川西の書斎スペースでは、足元のパネルヒーターだけで、朝も晩も問題無く過ごせている。

画像3

机の下に風の出ない遠赤のパネルヒーターを置くことで、足がパネルの傍にあっても熱くなりすぎることも無いし、机の天板が次第に温もっていき、机そのものが布団の無いコタツ状態になる。

もちろん、他に暖房が無いので、上半身は少し寒いが、厚めのフリースなど暖かい服装でいると問題無いし、頭寒足熱とは道理にかなっているもので、頭がスッキリして、考え事をするのにちょうどいい感じ。

暖かいコーヒーのありがたさを感じながら、足元を暖めて、暖かい服装や膝掛けブランケットなどと併用する。何を今更と思われるかも知れませんが、心地よい冬の過ごし方を再発見した気分です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?