「クー」と「ルー」｜Day65｜天使と悪魔が顔を出す

早いもので「ルー」が我が家にやってきて早2ヶ月が経った。

クーとルーはお互いの存在を意識しながらも、まだまだ距離があるようで、優しく見つめ合っていたかと思うと、突然唸りながら追いかけあいが始まったりと、あと少しのところなんだけど、仲良く暮らすというところまでは行っていない。

けれどルーは、もうすっかり我が家に馴染んできて、私たちにも甘えまくり。もう何年もこの家で暮らしているような雰囲気さえ醸し出している。

シャムの血が濃いせいか、わがままで、甘えたで、ヤンチャ。突然虫が湧いたかのように走り出して、絨毯をめくって潜ったり、本棚の本にちょっかいを出して落としたり、水をひっくり返したりと悪魔のような顔を出したかと思うと・・・

突然すり寄ってきて、撫でろと首を伸ばしてうっとりして見せたりといった天使の顔を見せたりもする。

カンの虫なんて症状がピッタリとくるように突然暴れ出すので、ビックリするけれど、まだまだ子どもだし、シャム独特の特性なのかも知れないな。

暴れ回って悪さをしても、ウニャンとすり寄られるとすべて許してしまう可愛さ。計算しているなら腹も立つが、何処まで行っても無邪気さのなせる技なので、笑って見守るしか無い。

妻には、「オヤジはイチコロやな」なんて言われている・・・トホホ。

けれど、日に日に馴染んでくれているのは嬉しいし、ルーのカワイイ顔を見ているとほんと癒やされて、嫌なことも忘れてしまう。

まさに我が家のアイドルなんだな