世の中に認められないのなら死ぬしかないけれど、せめて人を殺さないようにしなければ
自分には何があるのだろうかと本気で考えることもできない。中途半端に諦めていて、土俵から降りようとしているのに、最後に残った片足がその土俵から離れない。
「本当にいいのか?」
「もう満足なのか?」
「後悔しないのか?」
沢山の確認事項が脳内に降りかかってきて、それらの全てを考える時間が必要だからという理由でまだ土俵に留まっている。
多分、考えるフリをしているんだと思う。
自分のことを分かってもらえないのは確かで、別に共感してほしいとは思わないけれど、少なくとも否定されない