Steamセールだ!小粒な傑作ゲームと、時間泥棒ローグライトの交互浴

本日(2024/12/20)からSteamウィンターセール!ということで、
サクッと数時間でクリアできる短めのゲームと、1戦数十分だけど時間が溶けるゲームを交互に遊んでいる私が、最近のオススメを紹介したいと思います!


ネタバレ厳禁系の短編アクションパズル『Leap Year』

一見、普通の横スクロールアクションと思いきや、進めていくと……?

うわ〜〜〜〜〜!!!(脳汁)

これ以上は私の口からは言えません!!

ストーリーとかホラーとかのびっくり要素では全然ないです。
純粋なギミックのアイディアに度肝を抜かれ、私は驚いたまま「おわ〜〜〜〜〜」と3時間くらいかけてクリア。
アクションゲーム慣れしていたらサクッと1〜2時間でクリアできるかと思います!
お値段もワンコインくらいでお手頃。

ぜひ情報を入れずに遊んでいただきたいです。
タイトルがヒントになっている……というほどでもないのですが、なかなか粋なタイトルが付いています。
『Leap Year』、めちゃくちゃオススメです。



時間泥棒インフレポーカー『Balatro』

トランプで役を揃えてチップを稼いでいく、ポーカーのゲームなのですが、
特殊な効果を持つ「ジョーカー」を入手し、デッキを育てて、加算と乗算の効果を上手く積み重ねると、
とんでもないスコアが出るようになります。

"スペードばっかり"とか、"Aがめちゃくちゃいっぱいある"みたいなバカのトランプデッキを作るのがなんとも気持ち良い。

シナジーのあるジョーカーを集めて、いろんな"最強デッキ"を作ってみたくなり、
あと一戦……あと一戦だけ……とやめられなくなってしまいます。
こいつぁ悪魔のゲームですね。



昭和の墨田区の世界感に浸ろう『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』

昭和後期の東京・墨田区を舞台にしたアドベンチャーゲーム。
ひと週末でサクッと遊びました(10時間くらいでクリア)、ちょうどよいボリュームで嬉しい。

個人的には怖いのがあまり得意でないため、ホラーという点で身構えていたのですが、
ミステリー×ヒューマンドラマの面白さで大満足です。

本作の特徴であろう、異能バトルやメタ要素も面白いです。
前者に関しては、もっと呪い呪われたいぜェ……(闘争心)と思いましたし、後者に関しては、ここまでやってくるとはネ……と思いました。

複数の登場人物が相互に絡み合うシステム。
Wii時代の名作サウンドノベル『428 〜封鎖された渋谷で〜』が好きだったので
それを彷彿とさせる感じで良かったです。

個人的な推しキャラは霊感少女ミヲちゃん。

あと、聖地巡礼してみたいな〜!とめちゃくちゃ思いました。
スタッフクレジットに「墨田区」や「墨田区観光協会」が入っているのも納得。

友人に聞いたところ、置いてけ堀の元ネタである錦糸堀公園はちょっと治安が……らしいです(笑)
旧安田庭園の"あの池"とかかなり行ってみたいですね。



アプデを重ねてまた面白くなったデッキビルド『バックパック・バトル』

効果テキストを読み、シナジーのあるアイテムたちを鞄に揃えていって戦うデッキビルド系のゲームです。

対人戦ですがリアルタイム対戦ではなく、たくさんたくさん長考してもいいゲームになっています。最高。

このBpB(バックパック・バトル)、発売直後にも記事を書いたのですが、その後大型アプデで「スキル」が追加されまして、
アイテムと職業とスキルの組み合わせが無限大になってしまいました。
たのしい!!!

アプデがこまめに入って、新アイテム追加もあり、随時バランス調整されてます。

前述『Balatro』と比べると、リロールのコストが安い分、狙った構築に行きやすいというのが特徴でしょうか。
私は「エッグスカリバー」(という名前のフライパンのアイテム)で周囲に置いたチーズをドカ食いする構築が好きです。



ようやくリリースされた爽快ワードパズル『LOK digital』

つい先日リリースされた、いわゆる「ペンシルパズル」的なジャンルのゲーム。

キーワードに設定されたルールに従って、タイルを全部塗りつぶしたらクリア。

シュポ!スココ!と爽快な音で塗りつぶされてくれるのが爽快ですし、アニメーションも独特で可愛く、BGMもヒーリング系でとても良いです。

序盤はコツコツ理詰めといった雰囲気ですが、終盤にはひらめきを要求してくるルールの数々。
だんだん様子がおかしくなり、解き心地が難し気持ち良い感じになっていきます。

ヒント機能も、解けた時の快感を邪魔しないのが嬉しいです!(私は軽率にヒントを使ってしまうタイプ)

最短でエンディングを見るべく、次のステージに行くための最低限の分だけを進めて、1時間ちょっとで行けました。

これでデイリー(日替わり問題、全てのルールが出てくるのでネタバレ注意)を大手を振って遊べます。超楽しみ。
そしてこれから、スキップしてきた難問たちと存分に向き合おうと思います……!


実はリリース前にもこのゲームについて書いたことがありまして、2022年からウィッシュリストに入ってました。
待ってましたマジで!!!


やみえんさんが実況していて嬉しい。

蘭たん氏も……ありがとう……。



ここからは、オータムセールで買った短めのゲームで、
まだクリアしていない状態なのですが、めちゃくちゃ良いので紹介。


ドキドキ思考実験ノベルゲーム『Inverted Angel』

家に押しかけてきたヤンデレ風の彼女とインターホンのモニター越しに会話する……という
一見、恋愛シミュレーションのような雰囲気のノベルゲーム。
このビジュアルで、思考実験を織り交ぜた会話の応酬が楽しめます。

ラノベ調の小気味良い台詞回し×哲学的なテーマのテキストで、
ログを読み返しながら会話の論理の流れ、あるいは矛盾を見い出していくのが面白いです。

そして、こちらの言動は選択肢で提示されるのではなく自由記述式になっていて、
AIが、こちらが書いたことの行間を読み取ってくれて、該当するルートに案内してくれる」という感じの新鮮なゲームシステム。

やっぱり「自分で入力する」というのはかなり没入感上がりますね。

※前述『パノラマサイト』にも自分で入力する場面があったのですが、私の察しが悪すぎたためグダグダになった苦い思い出あり。

複数のエンディングがあるのですが、1エンディング(1時間弱くらい)だけ遊んでみまして、既にめちゃくちゃ面白いです。

ルート分岐がすごい振り幅らしいので楽しみ。
トゥルーエンドみたいなものもありそうなので辿り着きたい……!

2024年7月リリースのこのゲーム、私は寡聞にして最近知ったのですが、AI周りの仕様の楽しさを含めてかなり"今遊ぶべき"ゲームだと感じます。



ワニ、かわいすぎる。『Later Alligator』

かわいいワニたちの、気合の入ったアニメーションが最高のゲームです。

街で聞き込み系のストーリーに、ミニゲームがいっぱい収録されている感じ。
言語対応は残念ながら有志の日本語パッチのみのようですが、ころころ表情を変えながら喋るキャラクターを見ているだけで楽しいです。

舞台となるアリゲーターニューヨークシティの街角もお洒落で、ジャジーな音楽も素敵。




今回のSteamウィンターセールは、年明け2025/1/3の午前3時(日本時間)まで。
どれもオススメなのでぜひ!

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