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たまの旅日記 スペインへの旅編 その2 バレンシアで被災地への旅を考える

こんにちは、猫のたまです。
今月は2024年12月に行ったスペインへの旅をお届けします。

今回のスペインへの旅へはバレンシアへ行く行程が含まれていました。バレンシアといえば、2024年10月の大雨による大洪水のニュースが記憶に新しいかと思います。

バレンシアに行けるのか、行くべきなのか、逡巡しましたが、今回のスペイン旅行は旅行会社のパッケージツアー。旅行会社が旅程の変更をせずに「行く」と判断したのなら行けると思い、そのままツアーに参加する事にしました。

本来ならバレンシア市内観光で、サンタマリア大聖堂やバレンシア市場などを見学するそうですが、やはり、市内は大洪水の爪痕がまだ痛々しく、今回のツアープログラムでは、バレンシア市内のレストランでのパエリアの夕食と旧市街からかなり離れたホテルでの宿泊だけでした。

パエリアはバレンシアが本場。12人分のパエリアをレストランの人が一人ずつ取り分けてくれます

2024年10月29日の集中豪雨は主にバレンシア州の山間の内陸部の町で起こり、鉄砲水のように海岸沿いのバレンシア市を襲ったことにより多くの死者が出たそうです。実際、郊外を走る高速道路沿いの景色を見ても、大量の水が流れた爪痕がくっきりと残り、至る所で、泥まみれで廃車になった車や横転したままの車などを見かけました。

左:流木や瓦礫が残る河川沿い 右:廃車になった車の数々

また、私たちが宿泊していたホテルには、モロッコから被災地支援のボランティアに参加しているという若者グループも宿泊していました。現地の方々から見ると、初動対応の遅れや復興に対する不満も多くあるようですが、なるべく早く、今までの日常を取り戻せるように、被災地に思いを寄せる、そして、少しでも経済に貢献するのが、旅行者としてできることなのではと考えています。

宿泊したホテルにいた子猫。庭のオリーブの木に登って遊んでいました。

たまのプロフィール
船橋にあるトラベルサロンの飼い猫で、親切な社長に拾ってもらいました。前職はヨーロッパのとある国の観光プロモーションの仕事を30年以上続けていた旅好き、鉄道好き、手芸好き猫。ブログで旅日記を掲載中。

D.T.Iツアーズホームページ
https://dti.tours/

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