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たまの旅日記 北欧オーロラの旅編 その6 マイナス30度の世界とオーロラ出現

こんにちは、猫のたまです。

今月の旅は、数年前に行った、冬の北欧への旅をお届けします。

ノルウェーの北の町ナルヴィークにようやく到着した翌日、地元のガイドさんに町の案内をしてもらいました。当初は、ナルヴィークからスウェーデンの国境近くまで走るヨーロッパ北限の鉄道に乗るのが目的でもあったのですが、数年ぶりの寒波の影響で、鉄道が残念ながら運休。車で、その路線が走るスキーリゾートのエリアまで行ってみました。

写真左:ナルヴィークの駅。写真右:マイナス30度の世界では車も凍っていました

そこは、誰一人いないマイナス30度の世界。初めて、まつげが凍るという体験をしました。息をするのも苦しくなる寒さで、スキーリゾートなのに周りには誰もいません。あまりにも寒いので、この辺りのスキーシーズンは3月くらいから始まるのだそうです。

全員が鉄道オタクの猫のたまグループ。夜行列車途中下車に続いて、楽しみにしていた北限の鉄道の運休と、鉄道運がありません。そんな私たちを励ましてくださったのが、ナルヴィークのガイドさん。おうちにご招待していただき、地元に伝わる民謡を歌ってくださいました。寒いノルウェーですが、お家の中とノルウェーの人々、とにかく、温かかったです。

写真左:わざわざ民族衣装を着て民謡を歌ってくださいました。写真右:伝統的な木工品は生活に馴染んでいました

この日は、夜出港の船に乗り、さらに北のトロムソまで移動の予定。ナルヴィークをバスで出発して暫くすると、突然、オーロラが出現しました。その時期のオーロラの出現率は8割を超えるそうですが、こんなに肉眼でくっきり見えるものなのかと感動しました。遠方に町の灯りが見える場所でしたが、かなり綺麗に見ることができました。

写真:オーロラの出現に全員感動。しかし、写真に撮るのはとても難しい

オーロラの感動も冷めやらぬまま、トロムソ行きの船に乗車するためスヴォルバール港に移動。出港までの時間、アイスバーで時間を潰しました。こんな寒い地に、アイスバー?と思いましたが、多くの観光客で賑わっていました。

写真左:港に隣接するアイスバー 写真右:沿岸急行船「フッティルーテン」

Photos: Thanks to ©️Hironori Shikano

たまのプロフィール
船橋にあるトラベルサロンの飼い猫で、親切な社長に拾ってもらいました。前職はヨーロッパのとある国の観光プロモーションの仕事を30年以上続けていた旅好き猫。鉄道好き、手芸好き。ブログで旅日記を掲載中。

D.T.Iツアーズホームページ
https://dti.tours/


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