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B.LEAGUE B1 開幕戦 川崎ブレイブサンダース vs 宇都宮ブレックス プレビュー

Bリーグ4シーズン目になる、19-20シーズンの開幕戦は川崎ブレイブサンダース vs 宇都宮ブレックスになった。リーグ側が特別感を出してきましたね。
宇都宮ブレックスがBリーグ初代王者になった時の対戦相手がリーグ1位だった川崎ブレイブサンダースであり、昨シーズンのCSでもこの2チームは対戦し、更に遡ればNBLラストシーズンでも対戦している。
何かの縁だし、サクッと1時間半くらいでラジオを聴きながらプレビューを書いてみました。良かったら参考にしてください。

文字数は2000文字くらいなのでサクッと読めます。きっと。


試合概要

B1 ‘THE’ GAME 19-20シーズン開幕戦
川崎ブレイブサンダース vs 宇都宮ブレックス
会場:横浜アリーナ
2019年10月3日㈭ 19:05 TIP OFF

あくまで今回の開幕戦は川崎のホームゲーム扱いです。
▼チケットはこちら

日程が空いて2019年10月6日㈰にGAME2がとどろきアリーナであります。ですが、チケット完売のようなので、急に行きたくなってきた方はTwitterなどで探してみてください。


昨シーズンの対戦成績

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昨シーズンはレギュラーシーズン4試合、チャンピオンシップ2試合の計6試合戦いました。結果は宇都宮ブレックスの6戦全勝でした。


オフシーズンの動向まとめ

川崎ブレイブサンダース

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長年指揮してきた北HCから佐藤HCになりコーチ陣も一新した川崎。大塚と熊谷が加入し、日本人選手の厚みが増した印象です。現役ウルグアイ代表でアルゼンチンの強豪サン・ロレンソでプレーしていたカルファニと、もうひとりの外国籍選手ヒースも面白い存在になりそうです。
懸念点は代表選手や怪我人が多くて、連携面とコンディションは序盤戦心配かもしれないです。

宇都宮ブレックス

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昨シーズンとメンバーとスタッフ陣の変わらない宇都宮は、現状B1で一番完成度の高いチームと言ってもいいと思います。田臥や喜多川の怪我人も戻ってきて、更にそこからプラスαで新しいオプションなどが増えるのか楽しみです。
スランプ気味の比江島と田臥のコンディションが気になるところではありますが、後者はいつも通りな感じがしてます。


全チームのオフシーズンの詳しいまとめはこちら▼


選手情報

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出場微妙:篠山 竜青(9/7 左第1趾末節骨骨折)
                     辻 直人(4/20 左肩関節脱臼の手術)

川崎はワールドカップのアメリカ戦で骨折をした篠山の出場が微妙。一般的には全治3週間ほどの骨折みたいですが、どうなのでしょうか。辻は左肩の脱臼が続いたので昨シーズン終了後に手術を行っています。回復は見込みよりも速いようでシューティングもしているようですが、出場するかは微妙です。どちらにせよ1/60なので無理させなくても良いのかなとは思います。

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欠場確定:栗原 貴宏(インジュアリーリスト入り)
欠場濃厚:シャブリック・ランドルフ(レギュレーションの関係)

インジュアリーリスト登録されている栗原と、レギュレーションの関係でランドルフがベンチ外になることが予想できます。


気になる数字

昨シーズンとプレシーズンを見ていて気になる数字をいくつか紹介します。
とはいっても開幕戦でサンプル数が少ないので頭の片隅程度に入れておくくらいでいいかなと。

【 ターンオーバー 】
昨シーズン宇都宮と川崎はターンオーバーが少ないチームでした。宇都宮はリーグ1位の平均9.2個で川崎が6位の平均10.3個です。
ですが、CSでは川崎は宇都宮に対してGAME1で13個、GAME2で17個のターンオーバーを与えてしまいました。対する宇都宮はGAME1で5個、GAME2で6個です。
調整段階のプレシーズンではそれぞれターンオーバーは多めだったので、開幕戦でどこまで無駄なターンオーバーを減らすことができるのか注目したいです。

【 第3Qのスコア 】
昨シーズンのCSでは宇都宮が2試合ともに第3Qで圧倒して試合を決めました。GAME1で27-16、GAME2で22-6です。
川崎はプレシーズン5試合中3試合で第3Q相手に上回られているのですが、5試合全て20得点以上取れていないのが気になりました。ファジーカスがいなかったこともありますが。
対する宇都宮ですが、プレシーズンの8試合では第3Q上回ったのは半分の4試合(琉球、横浜、千葉、全州)ですが、基本的に20得点以上奪っています。奪えなかったのは外国籍選手3人+帰化選手が出てた秋田戦(15-21)と第3Qのスコアでは上回っていた琉球戦(19-18)のみ。
この試合は接戦と予想しているのでハーフタイムで修正し、後半のスタートは気になるところです。

【 3Pの本数 】
両チームとも増えていくんだろうなぁと予想している3Pの本数にも注目です。
川崎は昨シーズン平均で17.9本の3Pを打っているのですが、アーリーカップの渋谷戦では2Pよりも3Pを多くシュートしています。実に34本の3Pを打っていました。昨シーズン平均の倍ですね…カルファニというリバウンドから自らボールプッシュしてパスが捌けるビッグマンが入ったことで川崎のシューター陣の3Pの本数が増えていきそうな予感がします。
宇都宮は昨シーズン平均で21.3本の3Pを打っているのですが、プレシーズンのボックススコアを見る感じだと昨シーズン平均以上にスリーを打っています。昨シーズンと違い、怪我から復帰した喜多川やジョーンズカップで自信をつけた橋本が3Pを打つシーンが増えました。
どちらのチームもスリーを決めたら止まらないようなお祭り男たちがいるので、楽しみなポイントです。


注目選手

川崎ブレイブサンダース:熊谷 尚也
川崎の注目選手はクマを挙げたいなと思います。Bリーグ初代王者になった時のブレックスのメンバーで古巣対戦になります。昨シーズン所属していた大阪では宇都宮相手にGAME2の4Q大爆発し、3P4本を含む16得点で当時アウェイ13連勝中だった宇都宮に土をつけました。
彼は日本人で数少ないダンカーでもあるのでそちらも楽しみです。(ブレックスファンなのであまりやられたくないけど)

宇都宮ブレックス:渡邉 裕規
川崎の注目選手でクマを挙げたのなら宇都宮はナベを挙げないといけないでしょう。クマが当時から良く世話をしていたのがナベで、彼が頑なに拒んでいたSNSを始めさせたのも彼あってだと思います。
▼ナベのインスタ面白いので是非フォローしてみてください。

ナベは昨シーズン川崎戦に滅法強くて6試合中4試合で二桁得点をマーク。去年の11月アウェイの勝負所で決めたスリーは印象に残っている人も多いと思います。彼を乗せたら宇都宮の勝ちでしょう。


終わりに

いよいよ楽しみな新シーズンが始まります。来年には東京オリンピックがある中で、選手たちはどんな戦いを見せてくれるでしょうか?

最後まで読んでいただきありがとうございました!
意見や感想などありましたらTwitterにでもリプでもDMでも送って頂けたら幸いです。

おしまい。

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